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からみついて
はなれ ない

わたし の

あし を
て を

はな して

そら を みつめる
あ な た

きえない ゆめ

す てられ ない

きら ....
ずみの花が咲いた
夜にかくれて ひとつ、またひとつと 
ふくらんでは夢のようにひらく優しい花よ

ずみの花が光る
風を香らせ たわわに揺れる
蜜蜂達が 遊ぶ梢に
私も腕を拡げて 飛びたい ....
あしたあさってしあさって
とんでまわってなげキッス


土曜、日曜はゆううつになる
ゆううつになるので何もしたくなくなる
寝る
寝るということをする
大いなる矛盾に気が付いたので何もし ....
真夜中にもう会えない
飛べるよぼくは
ピーターパンで
言ったろきみは
ティンカーベルさ

かなしいきもちは
ぼくのそばへ
ぼくのそばにおいて
きみは魔法を
投げておいで

結ば ....
しろい花
きいろい花
むらさきの花

白い作為
黄色い極限
紫の無意識

対象知らず
しるしなき
供花は咲きほだされて

立つ雲
しずかなる
狂歌は所在なく奏でられ
とおくで、ウシガエルが鳴いている
ヨシの生える河原に散乱する水音
街灯の明かりがまぶしすぎる
つきよ

空におぼろげに満月
雨を受けるカタチで両手のひらを空に向ける
風のない、こんな晩に ....
ひとの領分で ないものが
ふりつもる
夢のなかに めざめて
いつまでもいつまでも
砂を かき出している
放った言葉は
宇宙葬
想われた言葉は
さようなら

糸の切れた凧のように
僕は自由ですね

されど
日々は変わらず続き
空の色さえ失っていません

その普遍性に
安堵し
途 ....
汽船はゆるゆると海峡を抜け

青きに染まりやがて見えなくなった

彼女の豊かな髪は潮風にゆれているのだろうか

雲の流れからそれを思えるか…

明日の夜に着く時の雨が

俺だとした ....
あなた今噛んだでしょう
もっと優しくして頂戴
大事に磨いた
わたしの肌に触れたいなら

順番を間違えては厭
一番目の鍵を頂戴
云わせたら
承知しないわよ

挨拶のように丁寧に
白 ....
 くもの巣めぐる早朝

 空気のよどみは少なめで

 梅雨に心濡らしながら。

 夜中、俺の置いてった

 灰皿代わりの酒瓶

 寂しいから見てるよなんてメール

 

  ....
小雨の降る夜道を歩いていた。
ガラス張りの美容院の中で
シートに座る客の髪を切る女の 
背中の肌が見える短いTシャツには

「 LOVE 」 

という文字が書かれていた。 
 ....
ある晩
月の灯りをあびて
一匹のカエルが
言論の自由を主張した
そしてほんとうのことを言った

それはほんとうに
ほんとうのことだったのに
ほんとうに
ほんとうのことだったので

 ....
エメラルドの長靴
両足で小さな湖にダイブ!

見上げる階段の先
そう、あれはお母さん

足跡が小さくて
雨粒も小さくて


ルビーのミュール
片足で深い海をジャンプ!

見下 ....
ざわわと、海が鳴る事は
地球が三回転半しても
難しいことだろうけれど

すきだと、僕が声を出すことは
地球が三回転半するまでに
何万回言えることか。

ぱたりと、本が倒れることは
風 ....
#21

 毎日のように
 悪趣味な犬のイラストが描かれた
 ド派手なネクタイをしてくる男が
 あたしの勤め先にいるねん

 一昨日はブルドッグ
 昨日はポメラニアン
 今日はダック ....
ぐるぐる太陽の下、
ぼくたちは生まれて、
食べて寝て起きて、
また食べて、
生きて、
いる。

まいにちまいにち、
いつもまいにち。
食べて寝て起きて ....
 
 蝶は闇夜に飛んでも

  光つてゐる

 星のあえかな光を受けて




 光つてはゐても 

  いつも光つてゐるわけではない

 星の暗い瞬きのやうに


 ....
ぼくは詩を書きたい

繰り返される中に
新たな夢が生まれる

今日もまた

朝の散歩をしていると
海に出会いました

風に誘われ
砂浜に立ち海を眺める

潮騒の音ともに
何 ....
  窓の網目の向こう側


  揺れる緑

  ブランコの白

  減りゆく隙間から

  時間を走る

  自転車の銀


  今日の内側は

  青い空のおかげ ....
「えくぼ」


六月の風にゆれる
さくらの葉っぱ。
よく見たら
ぽつぽつ 穴があいている。
虫に食べられてしまったのだろうか?

穴は どこかの虫の命を みたして
穴は みずみずし ....
白んだ夕焼け見て
温い音を鳴らして鼓動している
眼球の裏が冷めた目で僕を見ている

揺れる揺れるチカテツは揺れる
まわるまわるチカテツがまわる

平然と踏みつけているこれは
唯一友人と ....
そびえたつ高層の夜 窓の灯がきらめく風のときめき
 シャンプーの匂い はこばれて 気づくのは、家畜の暮らし
 まやかしの自由に弄ばれて、泣いた さっきまでの記憶さえも
失う、それぞれに 無関係な ....
みずうみ、の真ん中にたち、わたしはいっぽんの樹になる。

ふいていく風、わたしの身体をつきぬけ、
 腕をのばすと、せかいのかたむきから、はなたれる。

わたしの枝いっぱいの葉たちをそよがせる ....
空は虹色に溶け
得体の知れない甘さが
いちめんに薫り立つ夏のゆうぐれだ
長い夏のゆうぐれだ
君の記憶が
水のように透明に
けれど水よりも濃い密度で滴ってきて
それは容易く
私の現在を侵 ....
ぼくは詩を書きたい

つながりというものに
明確さは必要ない

今日もまた

朝の散歩をしていると
緑道に出会いました

緑が生い茂る夏
緑が似合う夏

歩く道も
なるべく ....
曇りの幌につつまれ
ふたたび生まれ ふたたびねむる
陰に刺さり
縦にかがやき


空のろくろ
空のふいご
枝々を巻き
高く きしむ


ひかりが動き
動きがひかり ....
湿った闇に蛍ちかり
潤んだ夜に星ひかり

小指から糸を辿れば
丁度きみの背のあたり
絡んだ赤が花になる

   夏は夜

浴衣を着れば良かったと
木綿のシャツを少し恨んでみる
盆 ....
風に揺れるは夜
よせてはかえす 幽霊船
もうどこへも行きたくない

惑星帰りの顔色で
月に憑かれて踊った夜は
耳に蓋して寝てしまえ

薫るだろう?
彼女のすすり泣く声
金切り声 ....
夜は世界の焼け野原
焦げついた空の
薄靄を漂う光
巨人の左目は瞬き
夜は断続的に失われゆく時

浮かび上がる真夜中の刻印
世界の黄昏を導き
枯れ草の下でくすぶる業火と
責めたてる波の ....
石瀬琳々さんの自由詩おすすめリスト(3660)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
つた(03_05_28作)- 砂木自由詩8*06-6-16
ずみ- 紫翠自由詩3*06-6-16
あしたあさってしあさって- さいらと自由詩206-6-16
ティンカーベルに- ZUZU自由詩106-6-16
花の色_雲の影- シホ自由詩406-6-16
hotaru- 服部聖一自由詩206-6-16
そろもん(苦行の話)- みつべえ自由詩406-6-15
ネロリのこいふみ- 藤原有絵自由詩16*06-6-15
草原の草露の雨を- daisaku自由詩106-6-15
撓るまえに- 藤原有絵自由詩4*06-6-15
素直に幸せ- 自由詩206-6-15
「汚れた足」- 服部 剛自由詩21*06-6-14
言論の自由- しゃしゃ ...自由詩1006-6-14
ダイブ!- かさね自由詩306-6-14
オノマトピア- 仲本いす ...自由詩706-6-14
フラグメンツ(リプライズ)_#21〜30- 大覚アキ ...自由詩406-6-14
「_ナパパホパパ・ヘパ・ウパパヤ。_」- PULL.自由詩12*06-6-14
闇夜の蝶- 杉菜 晃自由詩3*06-6-14
ぽえむ君−望洋−- ぽえむ君自由詩4*06-6-14
『日差し色』- シュガー ...自由詩6*06-6-14
なにもないうた。- まほし自由詩48*06-6-14
まわるチカテツ- しでん自由詩3*06-6-14
街の灯- atsuchan69自由詩6*06-6-14
みずうみの樹- 光冨郁也自由詩806-6-13
夏の場所- 塔野夏子自由詩21*06-6-13
ぽえむ君−緑道−- ぽえむ君自由詩9*06-6-13
午後とめぐり- 木立 悟自由詩406-6-13
- 銀猫自由詩15*06-6-13
青白いピエロが嗤う- チェザー ...自由詩2*06-6-13
夜行性患者の夢の断片- チェザー ...自由詩4*06-6-13

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