了にもつと空筈だから
仕方なく数字の
られつでしたねローマ文字
きみとぼくと神とそうじゃない
者たちは異教徒だから
誰もが崇めるのは
なんだかんだ化学だったの
今も昔も現在も
ただ ....
宝を守ることが
幸せだったの
血みどろの凶器はクローゼットに隠して
やったのはママだからね
心配しないでね
って言わせたの
その時から凶器は宝になった
真実は幸せを壊してしま ....
そこらへんに
擬似感情は転がっている
拾って
嵌め込んで
擬態する
嬉しい人に
悲しい人に
さっきは青く
こんどは赤く
めまぐるしく舞台は
....
覚えているのは
あなたの横顔
あなたの手
忘れているのは
あなたの思い
私の思い
強い雨の日に
冬に
生まれた
その延長線上に
夏でしょうか
まくしたてる悲劇
....
女優は
お笑い
強いは
弱い
イカれは
まともなり
普通は
病んでる
私、モデルなんです
監督
監督じゃなくて上層だから
今日は
日曜日だから
月曜日です ....
明日あなたが笑顔で
笑顔であるように
明日わたしが笑顔で
笑顔であるように
疲れた夜に忘れてた
いつものお祈りを
きっと誰かが祈ってる
祈ってくれている
だから今夜はいつもの
いつも ....
いなむ
豆のかたちに
言葉が 易く裂けていく
わたしは かたくなだった
わたしは 虚ろだった
だれかの影のような 夏
別に何も言うことはない
ただ、こうして黙って
耳を澄ましていると
自然に聴こえてくる
このメロディは
実際に鳴っているのか
それともクスリと酒に酔った
俺の頭に響く幻聴か
生き ....
気づかないよ
愛がよく理解できなかった
だからなのか歳をとっても
理解できているのかわからないけど
愛の裾野は理解を超えるほどひろくて
詩とは何かを悩み続けていると
ときどき現れ ....
異国の地で
僧形の者に道を
問うた記憶
答えは
こころ
こころ
こころ
こころ、という
それで
こころ
こころ
こころ、と
三度道を曲がり
小高い丘が
小さな山のようにあっ ....
なぜ神は
凶という穴を掘ったか
そして時折
その穴の底に私を沈めるか
運命を手繰り寄せ
運命の糸を乱れに乱し
光を探したい
生よりも薄い存在
その名に自らを重ねてしまう
その ....
忘れていませんか
と自分に問う私を
失われた記憶の空は
いつまでも青く
青く広がっている
絶対的に 失われた存在は
二度とここに戻って来ない
これでいいんだ
と自分に言い聞かせる私 ....
ある意味
本物だけが
残る
残った存在を
大事にしよう
・
※ 五行歌とは、五行で書く 詩歌のことです。
気がつけば齢80才
モタモタしてるうちに八十年を過ごした
自分は年寄かどうかわからないけど
ヨボヨボな体
トロトロな動き
ワガママな言動
カアット血が上がる
....
見知らぬ友よ
涙が溢れているのだ
刮目の目に涙が
私は来た道を失い
行く道を失くしていた
夜の帳の底君に出会い
私はどうやら
薄光を見た
やがて軽やかな曙光へ
その光が変わることを願 ....
知らない風景の
絵を買おう
違う世界への入り口
絵の中で
生きるを楽しむ
たらら
たらたらた
難しく感じる
生きてゆくことを
絵の力を借りて
やわらかくしていくんだ
....
梨と宝石
夏の墓場から掘り起こした
私だけの祭壇
電柱に履き違えた靴の片方
だってトラベリングしたら恥ずかいでしょ?
鮎と見て
味噌汁を飲んで
飲み干したお椀を持って
底に雪が積もるま ....
僕は真面目に生きてきました
デター アホ もやし
ん?真面目に生きてきましたが?
何? 草生える 顔w
キレますよ?
はははは で、どした? ザーコ
もうやめとけば?可哀想 ....
葉群れの揺れる
風吹かずして
緑葉の群れ揺れ
ゆうらゆうら
ゆうらゆら
眠りながら夢見ながら
いつしか目醒めながら
意識に至り思考して
葉群れの揺れ見入りつ
思考の目の己を ....
幼いヤコブが死んだ
通りがかりの旅人が埋めた
弔いの言葉が添えられ
墓石の代わりに
ヤコブより背の低い
バス停の木が植えられた
幼い死の尊厳は守られ
旅人は旅を続けた
バス ....
どんなに断ち切られたって
生え出てくるものが在る、それっ!
過ぎゆくものの根っこを眼差す
今を生きるに全ての日々が凝縮され
全ての日々に今を生きるが凝縮され
あらわれ或る朝の
鮮や ....
世代や時代に割り振られ
多様性に翻弄されている
ニュースは同じ言葉を繰り返して
私の名前を呼ぶことはない
溶けてしまいそうな
ごく少数の部類を混ぜて
最高気温と心中しようか
バブ ....
モリモリ元気にごはんをたべてね
食べた分全部愛のパワーに変えてね
元気にガツガツ愛してね
たまにはそれもナイスじゃない
いいよね
美味しく食べれるってこと
好きとか嫌いとか好きでしょう
....
○「理想的な死」
僕の理想的な死は
ぐっすり眠って
目が覚めたら
そこは天女の舞うお花畑だった!
というのがいい
そういう死に方だってあるかもしれない
死は決して怖いものじゃないんだよ
....
朝陽もまだ、寝ぼけまなこ
弱々しいひかりが
私をそっと、包み込む
目覚めよと
静かに囁く
リズミカルは歩みに
小鳩が並び歩く
しばしの会話を楽しむ
....
儚いよ
過ぎゆく毎日
草臥れた帰り道
どこからか
ドレミファと
音が流れてきて
思わず見上げたんだ
ソラ
涙が出ていた
それは明るくこぼれてるから
小さな声で
シド
って呟くよ ....
この街から
本当の暗闇が消えて
どれほどの時間が
過ぎ去ったのだろう
街の暗闇から追われた
人ではない者達は
やがて人の内の暗闇に
棲みつくようになった
今宵
宴の余韻を ....
夏ギラギラ
屋外で仕事する
それが、いきること
倒れそうになり
太陽を憎む
何も憎みたくはないのに
友は倒れテレビ・ラジオは
暑さを今日も報じるだけ
生ぬるい人生が
今年もまた沸騰 ....
夜が暑くて眠れないんじゃなくて
ただ眠りたくないから眠らない
そして、朝から仕事に向かう
太陽は痛いくらいの熱をそそぐし
私のことなんて放っておいてくれと想う
太陽は私のいない世 ....
わたしが森でじとじとになっていたとき
ショコラウサギのおかあさんが
やさしくガーゼで顔をふいてくれた
ホームのベンチにひとり座って
走り去る夜汽車を見送っているだけでは
ありえない出来事だっ ....
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【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
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