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引越しの朝は
言い換えれば
旅立ちの朝
窓を開ければ梨畑が広がる小さな部屋であった
季節が巡れば白い花が再び咲くことだろう
春の雪のように
ほんの仮住まいといえ
思い返せば数年の愛着 ....
今日で十月もおわる
今日は楽しい日らしい
でも 災難のさなかでもあるらしい
どこかのだれかが泣いて
どこかのだれかが笑う
それでつりあいがとれるなんておもわない
どうして右と左があるの ....
「The first place」
いつも、夜が明けるころに口を噤む、僕の詩。
(囀りを見失ったまま発音記号のない文脈を游ぐ雛鳥、)
いつも、夜が明けるころに口を紡ぐ、僕の詩。
二 ....
ライオンは王なんかじゃない
だれかがつくった王冠は
きつくかぶせられてぬげることはない
王は滅びそうになりながらも王でいる
しかばねをみられぬように食いながら
雌に牛耳られ
仔にぶ ....
予定通りに終わった記憶がない夏休み
小学三年の夏休みの
スケジュール表が物語っている
「キタナイ字!」と
左隣からすっと覗き込んだつぶらな姪っ子
「わたしはもう宿題おわったよ」と
誇 ....
イナエさんの自由詩おすすめリスト
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つばめよ、つばめ
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そらの珊 ...
自由詩
17*
12-11-2
ひとくちのパン
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朧月
自由詩
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12-10-31
the_world's_langue_“Zetsugo”
-
とりかご
自由詩
1
12-10-31
団地の王様
-
朧月
自由詩
2
12-10-30
二十五歳のお盆
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komasen333
自由詩
3*
12-6-15
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