すべてのおすすめ
(産まれた時に授けられた
星の役目が決まっているとして)

四角い揺籠の中に閉じ込められて
人の幸せの為に全てを封印された
僕の出会いや進む道は操作され
自分の為に欲しがることもせず
 ....
居ると思うよ
だけれど
地球人に会いに来るとは思えない

光速を超える速度は出せない
色々なアイデアはあるけれど
進化の極みに達した生物が
わざわざ殺戮と破壊を好む人類(一部だけれど)を ....
冷たく発光する電球に
逆子の妖精が閉じ込められている
きみは彼の為に
指で十字の影絵を作って歌っている

暗闇には獣が潜んでいるからと
避ける人の本能が
彼を世界から追放したんだね
 ....
箱に投げ入れられた。
白銅と青銅とに当たったから、鈍い音を立ててしまった。

不時着。箱の向こうに。
お神楽の鈴祓いが聞こえる。

人混みで到底、届いたものではなかった。
僕のランクだと ....
フォークシンガーとして
国際交流会場でアトラクションの
依頼がきていた頃の話

ネパールと日本の
国際交流アトラクションで唄った後に
通訳を介して子連れの女性が
「是非、日本の代表的なリ ....
平成は二十七年
西暦は2015年


立てても倒れる目標もあるだろう
描いても三日で飽きる目標もあるだろう


だけど気にせず
そんなの気にせず
立てればいい、景気よく
描け ....
半導体に埋め尽くされた街角は、
青白く発光する。

イルミネーションの木立ち。

凍てついた夜空を飾る、
あの星たちが青いのもLEDなのか。

光の速さは毎秒三〇万キロ。
一秒で地球 ....
津波がこようと

今いるビルが折れようと

ゆうべの孤独や

目覚めてすぐの傷みや不安や

そんなものに襲われようと涙しようと


愛や魂を信じることが出来る

そこには陳腐 ....
皆様に「あけましておめでとうございます」と
新たな年でございますから私も進歩せねばと
だけれどもそうなのだけれど少しも変わらないと
明日には変われるかもしれないとの希望を抱き
ギラギラとめんた ....
世界がひとつの終末へ向かって集約されて往く時代
世界はひとりの詩人の透明多面性により屈折分散する

時空を超えた鳥瞰図は迷える自我を慰めても
空腹に泣く赤子ひとり救えはしない
言葉は時に力  ....
僕はとどまりませんこの場所に
常に風化してさらさらと崩れて行く足元

時間というものが上下にあるいは前後に
はたまた螺旋状にきりきりと流れるものかなんて
ぜんぜん解らないのですから

空 ....
頬をなでていった、風を
振り返った遠い背後の道で
独りの樹は嬉しそうに、葉をゆらし
無数のみどりの掌は
こちらに合図している

この足もとに伸びる人影が、口を開く
(見エナイ世界)を呟く ....
コンビニおでんに
浮かんでは沈む

さとるくん

次にきみと会えるのはいつ?
ゆいちゃんが
掬われた後かな?

ゆいちゃんが
掬われたとしても
さとるくんが救われるには
わたし ....
あたらしい自分になるたびに
古い自分は小さく丸めてゴミ箱へ捨ててきた

長年連れ添う眼鏡は鼻に重たくて
一日限りのコンタクトレンズの方が私のそばにいてくれる
世界をくっきりと映し出してくれる ....
扇風機

からだを触れる

風そよぐ

たぶん

きっと

副交感神経

がんばりすぎだよ


死ぬことが恐くない

死んだことだけ残念な

そんな人生ならいい
 ....
一つ歳を重ねる
一つおかずを作る
一膳のメシを喰う
一筆を絵に加える

一つしか出来ません
一つで良いのです
私は不器用ですし
多くを望んでいませんし

重ね重ね生きて来ました
 ....
  金魚鉢の水が
  飴色によごれていく
  たくさんの人がおもてを横ぎる
  近所じゅうの家で年の瀬の支度がはじまる
  取り返しのつかないことや
  取り返しのつきそうなことで
 ....
寒いのにご苦労様
「神の国は近づいた」らしい
罪も咎もあっさり流されて
永遠の幸せが来ると言う

盲信とは言いたくないが
実質的な行いをする方を信じます

救いの御手は神とは無縁
神 ....
ボールペンよくあるタイプの
百円程度で売られている
そうノック式
透明で
インクの残りが見える
正々堂々それがいい
そいつが相棒だ


だが考えてもご覧
この何処までも機能に徹した ....
大体心置きなく
休みを満喫出来るなんてのは
休み前に気になることを
一通り他の人間に押し付けることが
出来る奴なんで
そんなののために
押し付けられた方が
暗い思いをしなくたって良いのさ ....
まっすぐに
伸びている
君のいる街までの道
羽が生えて
スキップしたら
あっという間に君のところ

まっすぐに
目を見つめていたら
君は照れて
くしゃっと笑うから
僕もこ ....
今日さえ
取り敢えず乗り越えれば
もう休みだ
後は知るか
と思っているあなた
1月4日
ああ明日からまた仕事だ
年末やり残した仕事が
どっさりあるぞと
翌日の仕事初めを考えて
悲し ....
ねえ、知ってる?
氷河期はまだ終わっていないって

たとえば
冷凍庫の扉を
誰かが開けて
昼飯は冷凍パスタかそれともピザか
焼きおにぎりも捨てがたい
うーん、どうしようと
うっかり長 ....
暗号化されたアートなるものを
読む、観る、聴く

体の芯を震わせる信号は
アナフィラキシーによって増幅される

農夫は頭蓋骨に侵入するたび
種をまき、水をかけ、肥料をやる
育つ苗に ....
透明なスカイブルーの球体を見ている

ダンテの「神曲」を思い浮かべながらそれをみている
スエデンボルグを思い出しながらそれをみている

実に苦しみという感情から考察へ考察から無への移行
更 ....
私が誰かなんて
問いたださないで欲しい

私は私
あなたはあなた
たくさんの未知数の中の一人

名前なんか
大して重要じゃないのよ

ミステリアスな方が
時には素敵に映るもんだわ ....
等間隔で並んだハードル
一定のリズムで走り抜けながら
傍から見れば軽々と
それを飛び越えていく
到底私には太刀打ちできないと思わせる
人生が凝縮されたような
すばらしく難しい競技
もちろ ....
いつもおもってた
脱出しようかと

ちいさな小舟を手に入れたら
天候をみはからいながら
島伝いにたどって行こう

風を感じ雲の流れにのって
星が堕ちてゆくところまで

落雷のように ....
こころ決して身を投げる
あなたの瞳の奥底へ
海の深みに沈んで落ちて
胸苦しさに酔いしれて


あなたの底に潜むものが
闇に蠢く魔物なら
どうかその触手で存分に
わたしを探って下さいな ....
つきそこねた手鞠を追う様に
それは穏やかな足取りで
少女は薄闇の向こうへと
消えた
金木犀色の夕暮れは鬼が通るから
はやく帰っておいでなさいと
置き去りにした過去
思い出せば影が伸びてき ....
イナエさんの自由詩おすすめリスト(3365)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君が為に- 衣 ミコ自由詩5*15-1-5
宇宙人- ドクダミ ...自由詩315-1-4
Illumination- 衣 ミコ自由詩315-1-4
ご縁玉- とよよん自由詩5*15-1-3
通訳者が教えてくれたこと- 板谷みき ...自由詩6*15-1-2
ただダダ2015- komasen333自由詩3*15-1-2
冬の半導体- たま自由詩22*15-1-2
愛の賛歌- 吉岡ペペ ...自由詩415-1-2
さてと- ドクダミ ...自由詩315-1-1
年末年始のご挨拶に変えて- ただのみ ...自由詩18*14-12-31
2014の残骸- 梅昆布茶自由詩15*14-12-31
- 服部 剛自由詩1214-12-30
コンビニおでん- 花形新次自由詩114-12-30
かける- 木屋 亞 ...自由詩3*14-12-30
がんばりすぎだよ- 吉岡ペペ ...自由詩214-12-30
後4日- ドクダミ ...自由詩214-12-29
金魚鉢- 草野春心自由詩314-12-28
街頭にて- ドクダミ ...自由詩214-12-28
ペンとスケッチ- ただのみ ...自由詩15*14-12-27
今年最後の善行- 花形新次自由詩1*14-12-26
まっすぐに- 瑞海自由詩3*14-12-26
正月明け- 花形新次自由詩114-12-26
冷凍金魚はいつか解凍される日を待っている- そらの珊 ...自由詩16*14-12-26
凡脳- 游月 昭自由詩214-12-25
浮遊・・・- tamami自由詩714-12-24
アンノウン- 未有花自由詩10*14-12-24
十二月の疼痛- そらの珊 ...自由詩15*14-12-24
エクソダス- 梅昆布茶自由詩1214-12-24
無邪気な竪琴- ただのみ ...自由詩18*14-12-23
消えた- 北井戸 ...自由詩214-12-23

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