すべてのおすすめ
まっている
K帯の着メロが鳴るのを
まっていたくない

TVをつけて見てるふりして
CDをかけて聴いてるふりして
お湯をわかしてお茶をいれたり
ベランダの花に水をやったり

まっ ....
次女の髪を梳いた櫛に付着していた
薄茶のフケのようなもの
それが動いた!
二ミリにも満たない生物が
私に与えた衝撃
一体どこでうつされたのか?
GHQが散布した白い粉によって
やつらは絶 ....
虫歯を気合で治そうとしている 食べ終えてからおしぼりに気づいた ご先祖様のため息が聞こえた 選択肢がない街の
未来図は完成しない

更新されることが前提だから
豊かさは新しさに両替される

> 懐かしさは噛み終えたら
> 紙に包んで捨てましょう
> それ ....
詩を書くという事は

誰か見知らぬ他人に向けて

宛てのないラブレターを書き綴るのに似ている

もし、あなたがとても昔の詩人の詩にときめいたとしたら

それは何千年も前のその詩人が
 ....
黒いアイリスは
男の喪に服した女だ

ジョージア・オキーフが描いた
花の絵は
どれも女の顔に見える
花が儚く美しいという概念は
もしかしたら幻想なのではないか
もうこれ以上
対象に接 ....
新しい言葉を綴ることは
新しい土地を開墾するように
そこへ種を蒔くように描いてゆくこと

自由を描くことは難しい
だれも自由の光をみたことがないから
それでも描こうとする

愛を定義す ....
心に咲いた花が枯れた そいつは道の真ん中に転がっていた
雨の日だった
合羽を着て自転車を漕いでいたので
私の視界は悪い
遠くから黒い物体が見えた時
壊れた黒い雨傘だと思った
もっと近づくと
黒い長靴に見えた
 ....
何となくの理由を追い昼間の暖かな眠りのお陰で 覚める寝息
私は波にハンモックに揺られ時を刻んでいる

久しい事柄に息吹を乗せ 目線を添える

言葉の魔法と彩り感触

世のため人のため己 ....
あたしの両目には
瞬きできるまぶたがない
いつも涙を流している

見開いているのに
像はゆらゆら揺れる
世界はいつも揺れている

あたしの左手には
指輪をはめる指がない
いつも ....
一月も終わる
暖かな日曜日
夜になって
北西風が窓を叩く

ヘッドフォンしてなくてよかった
コブクロより君がいい
だって風よ君もずいぶん
さみしそうに聞こえる
手紙を入れて
春の小川へ流してやるのだ

壜はゆらゆら流れて行って
コルクの栓もしだいに腐り
水が浸み
河口近くに沈むだろう
それとも海へ流れ着き
波に揉まれ
誰も聞かない音をたて
 ....
静かに落ちる
柔らかな子宮壁に
着床する種のように
或いは
夜という
高濃度の詩を含んだ海へ

魂だけが
えら呼吸を忘れてはいない
無意識という
立方体の
泡を
吐く

水 ....
ぴいひょろ
ぴいひょろ
横笛吹きながらしゃがみこんでいる少女
音程なんかどうでもよくて
鳴き虫って呼ばれちゃっても
いまはただ悲しくって
ぴいひょろ
ぴいひょろ

あまのじゃくのつむ ....
   私っぽい 
   と変換しようとしたら
   綿しっぽい 
   になったので 
   採用します


夢の中で元妻が
やっぱり子供をつくればよかった
と笑いながらいうので
 ....
シャワーが出るほうへひねってしまった 子どもっておもろいな
おしあいへしあい
わざわざさむい日に

「あらてののケンカちゃうか?」

そんでもたのしそうやで

「だからたのしくケンカできるって
 子どもっておもろいやんか ....
愛の映らぬ鏡があろうか

愛無き涙も
愛無き悔いもないならば

愛の映らぬ鏡があろうか



その背がいかに重くとも
その背がいかに暗くとも
それを見据えるお前の眼だけは ....
平静を装うには
呼吸を感じられるほど近く
満足するには
体温は届かないくらい遠い


触れるか触れないか
どちらともない
じれったいくらいの距離だった。



私の知らない膨大 ....
朝 目覚めたら
鳥の巣箱の中にいた
市会議員選挙の告示のニュースが
母屋の方から聴こえてくる
体を起こし 何となく上を向いて
首を伸ばしてお口をあんぐり
母がテントウムシを口移ししてき ....
温かいご飯
温かいお風呂
温かい布団

この三つは
心まで温めてくれる

寒い冬の夜
わたしは寝る前に
下布団とシーツの間に敷いた
電気毛布のスイッチを入れておく

しばらくし ....
レンジの中で腐っていた             140123

少しずつ物価が挙がって参ります。
しずしずとおどおどと堂々と
横柄な態度を取るものも居て
警笛を鳴らしたり街宣車を走らせたり
選挙カーを走らせたりし ....
肘が腫れた
誰かに肘鉄砲を
食らわしたわけでもないのだが
発熱したのでさすがに怖くなって
病院へ行った

かなり炎症してますね

頬杖をつくのが癖なので
おそらく妄想を巡らせてい ....
魂を語り合いましょうと
いいながら
詩人は逝ったのでした

今朝
わたしはみつけた
ゴミステーションの柵に
いくつも並んだ雫
それは
ぶらさがって
落ちまいと揺れていた
冬の夜が ....
かんかん光る
かんかん踏切
かんかん降りる遮断機の
かんかん赤い光の点滅

その先線路を
飛んで行く
暗闇の中
急行電車が
飛んでゆく。

かんかん手を振る二歳の息子
電車を見 ....
熱を帯びた扁桃を
通過する
酸味をふくんだえきたいは
ほどよく冷えて
生きていることが
すみずみまで広がっていく
――体温計の中の赤いめもりが行ったり来たり
ひとふさ
ひとふさに
大 ....
イナエさんの自由詩おすすめリスト(3331)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
Waiting_for...- 藤原絵理 ...自由詩2*14-1-31
ミクロの脅威_マクロの奇跡- 夏美かを ...自由詩22*14-1-31
虫歯を気合で治そうとしている- 北大路京 ...自由詩714-1-31
食べ終えてからおしぼりに気づいた- 北大路京 ...自由詩514-1-31
ご先祖様のため息が聞こえた- 北大路京 ...自由詩414-1-31
35_41_22_N_139_41_30_E_2014- nonya自由詩15*14-1-30
詩はラブレターのように- yamadahifumi自由詩514-1-30
閉経- そらの珊 ...自由詩23+*14-1-30
新しいノート- 梅昆布茶自由詩27+14-1-30
心に咲いた花が枯れた- 北大路京 ...自由詩714-1-30
【_どこへ_いった?_】- 泡沫恋歌自由詩19*14-1-29
久しい事柄- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-1-28
ふゆげしき- 藤原絵理 ...自由詩3*14-1-27
無題- もっぷ自由詩314-1-27
- Lucy自由詩17*14-1-27
腐食- そらの珊 ...自由詩15*14-1-27
ふううふう- 乱太郎自由詩12*14-1-26
綿しっぽい- ichirou自由詩10*14-1-26
シャワーが出るほうへひねってしまった- 北大路京 ...自由詩714-1-25
おしくらまんじゅう- そらの珊 ...自由詩12*14-1-25
子守唄- 千波 一 ...自由詩314-1-24
ひみつ。- 端沢 紫 ...自由詩1*14-1-24
遠雷- 壮佑自由詩31*14-1-24
【_極楽_】- 泡沫恋歌自由詩19*14-1-24
レンジの中で腐っていた- 北大路京 ...自由詩714-1-23
話題- あおば自由詩13*14-1-23
診察- nonya自由詩22*14-1-23
- そらの珊 ...自由詩1714-1-23
踏切- ……とあ ...自由詩21*14-1-22
かんきつ- そらの珊 ...自由詩20*14-1-22

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