すべてのおすすめ
瞳の奥の天使
闇を手繰り寄せて紐解く

脱獄囚の烙印
死刑囚の歴史観
寄せ集めの笑顔で凌ぐ

論理のない戦い
爪を折られた指で
崖を登る

登攀者の緩み
大地という母の目論み
 ....
         加齢にせきたてられ
          老化にさいなまれ
      しののめの 青いひかりも
           知らず 解らず
     レム催眠に 翻弄されている
 ....
卒業式今年も告白にきた生徒ゼロ やまびこが返ってくるまで叫ぶつもり 高度経済成長期に
私鉄沿線のベッドタウン
緑道が貫き中流以上の人が住む
静か過ぎる町
老いた犬を乗せた乳母車
継ぐもの無き屋敷は更地に
時代の趨勢だと傍観する私の
心は産廃のトラックの荷 ....
忙しい。忙しい。としか言わなくなったので

ほんの少しの荷物だけを用意して

高尾山に登ってみた・・・・。

曲がりくねる坂道を登るうちに

「これは、今までの景色に似ているな・・・・ ....
ITTANMOMEN (一反木綿)


薄っぺらな奴だと蔑まれても
捉えどころがないと疎まれても
何処吹く風を自在に乗りこなして
へらへらと今をすり抜けてやる

旗のように風をくら ....
ピッチャーが2人に見える鞄からアブサン 酔うて足を探す幽霊 無数の雨達はアスファルトに、跳ね
世界を覆う
ざわめきを鼓膜に残して
私は夢から、目を覚ます。

布団から身を起こし、のびをする
朝のひと時。

夢の中で、瞬く間に
姿を消す雨達と
 ....
昨年、天寿を全うし、肉体の衣服を脱いだ
山波言太郎先生の御魂に捧ぐ手紙を綴り
我が家の神棚に、お供えした。

妻が蝋燭に、火を点けた。
少しして、じいぃ・・・と言って
火は、消えた。  
 ....
激しさを
増す
ある平面に
ある鋼鉄に
ある蜂の巣に

しわくちゃの花畑
乱雑に吹く風の

ある窓辺に
ある土手に

生気のない声量で
音符を並べる

さる河口に
さる ....
もうふりかえらない
凛々しい後ろ姿を
ずっと見送った

君はきっと
知らない
僕がこんなに
思っていること

でも それでいいんだ
だから いいんだ

君の前途に輝く
広く大 ....
お前らなあー
山がいつも大人しく
鎮座してると思ったら
大間違いだ!

俺様のハラワタは
いつだって煮え滾ってる
怒らせたら
熱いのをぶちまけるぞっ!

よーく聴け人間ども
山を ....
焼いたクッキーひとりで食べきってハロウイン終わる ふと、
目を止めたことはないだろうか
混んだ電車のなかで
誰かの鞄から覗く蠢く目を
ふと、
 ....
右折を待つ
ウインカーが
正しくその意思を刻み始めれば
心臓の鼓動と
いつか同調する

反復
同化

ト切れぬ
直進の車

既視
夕日
影法師

見送ることに
慣れて ....
夜の帳が緩やかに下りてくる頃
わたしの踏みしめたつま先から伸びた
ひかりの波は町をのみこんでゆく
「展望台」の駐車場の淵は
(世界の淵)

『ほら あの向こうのほうは』
『あの子のなみだ ....
少年時代 
今とは違う奇妙な生き物だった


そのころ家の近くには古い寺があり
髪の毛が伸びると噂される少女の人形が納められていた
人形を実際に見たことはなかったが
子どもたちが人形の存 ....
地軸のかたむきが季節をもたらすように
こころのかたむきは炎のまわりを公転し
くるくると自転し陰翳を刻みつづける

同乗したドライバー仲間と
仕事は5月と10月がいちばんいいね
あとは暑いと ....
いないのが普通
神なんて
だから黒光りする
泣いてても仕方ないから

この世のものでない
羽を広げて
偶像が立ち並ぶ
ぎざぎざの空を飛ぶ

他人の空に
飛散して
無理する無理数 ....
子供のころ
父の話を聴く時は正座をさせられた
兄弟で並んで正座した
肩こりの父親の肩をもむ時も正座していた


母方の親戚の葬儀の時
肩が凝ったと言い出した父を
正座をして身体を揉んだ ....
冴え渡る青一色のそら
家々の屋根は
くっきりと尖り

わずかに色合いの違う木の葉も
それぞれに自己主張する

一枚一枚のさようならが
鮮やかに翩る
秋の日の真昼
なんどでも振り返り
なんどでも悔やむ
選ばなかった道のこと
なりえたかもしれない自分のこと
なにひとつ定かな記憶もないのに
分かれ道の向こうの小さな光が
やけに瞬いてまぶたに刺さる

 ....
サンタクロースが

迷わないように

キャンドルを灯す

静かな街で


ジングルベルが

聞こえる今夜は

あなたと同じ

夢を見ていたい


窓の外に広がる
 ....
かぜが
ここよここよと
ささやいている

こっちだこっちだと
よんでいる

どこ?

ぼとぼと
がさがさ
どんぐりが落ちるたびに
音が
響きわたる

響きが増殖して
沢 ....
服の繊維まで
染み渡る
言い訳の
水玉模様
嘘を嘘で
塗り固めて
僕は まだ
はだかの王様
続けている
残業は満水のように人の呼吸を苦しくする
亀裂の入った脳髄は眼に映る街を遺失してしまい
人が慌てていると街の灯りは脳髄を修復してくれる
街の灯りは平等な優しさでどんな解釈も強いない
 ....
閉めきった窓が死んでいた 咳をしても超合金
イナエさんの自由詩おすすめリスト(3365)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
脱獄囚- 梅昆布茶自由詩1014-10-25
街はずれの譫言(四)- 信天翁自由詩314-10-24
卒業式今年も告白にきた生徒ゼロ- 北大路京 ...自由詩114-10-24
やまびこが返ってくるまで叫ぶつもり- 北大路京 ...自由詩614-10-24
老いた町- ドクダミ ...自由詩314-10-24
逃避行。- 梓ゆい自由詩214-10-24
百鬼繚乱_<_3_>- nonya自由詩19*14-10-23
ピッチャーが2人に見える鞄からアブサン- 北大路京 ...自由詩314-10-23
酔うて足を探す幽霊- 北大路京 ...自由詩514-10-23
雨の合唱- 服部 剛自由詩614-10-22
夜の来訪者- 服部 剛自由詩414-10-22
ある箱に- forgot umbre ...自由詩114-10-22
さよなら- 森川美咲自由詩414-10-22
【_山の神様__】- 泡沫恋歌自由詩16*14-10-22
焼いたクッキーひとりで食べきってハロウイン終わる- 北大路京 ...自由詩514-10-22
ハロウィン- あおい満 ...自由詩614-10-22
家路- そらの珊 ...自由詩18*14-10-22
夜警- 斎藤旧自由詩2*14-10-22
精通- ただのみ ...自由詩18*14-10-21
ある四季- 梅昆布茶自由詩1614-10-20
悪い虫- やまうち ...自由詩1*14-10-20
正座__/__想い出した情景- beebee自由詩2414-10-20
透明度- Lucy自由詩17*14-10-20
「きざむ」- 小夜自由詩714-10-20
- ミナト螢自由詩114-10-19
山の秋- Lucy自由詩13*14-10-19
はだかの王様- 倉持 ひ ...自由詩314-10-19
灯り- 葉leaf自由詩314-10-19
閉めきった窓が死んでいた- 北大路京 ...自由詩614-10-18
咳をしても超合金- 北大路京 ...自由詩514-10-18

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113