すべてのおすすめ
たくさんの人と
映画を観るのもいいものだ
レンタルビデオ世代の私は
ワタクシの空間で
ムキムキのヒーローや最新技術のおとぎ話
古今東西憧れて漁るように
観てきたけれど
最近映画館で観るの ....
流行が一周するまで着続けている 夏を失って途切れ途切れのバラードが千切れそう 懐かしいという言葉を話すと
鼻の奥がツンとくる。

春はまだ来ないが、
冷たい風が吹いている。

君と二人、風に乗って行けるものなら、
君の生まれ故郷のこけし橋の欄干に行きたい。

 ....
死ぬ時が来たとして
痛みを抱えているのか
苦しみを抱えているのか
その時の自分はどんな感覚なのだろうか


想像しても
想像しきれない
死ぬ時の体調、心象、環境、諸々 
読み切れ ....
『お母さん、最初から一緒に寝てほしいの』
『あのね、お母さんは忙しいの。
 後で行くから、最初は一人で寝ないとね』

今夜も娘は
テディベアを抱きしめて寝ている
その規則正しい寝息を確認し ....
己の罪の数だけ
要らぬ蕾をつけるがために
言葉と孤独を闇に吐きつつ
切ない光合成を繰り広げる

届かぬ時空に
半端な想いを投げ上げて
何もつかみ取れない握力を
夜毎くどくどしく恨み ....
失われちまったもののよこで

潮風に吹かれていた

貧しい暮らしはあたりまえのようで

ぬくもりを確かめれば

ふたりこんなの初めてだった


いちご畑で待っていな

もう触 ....
 *与ひょう(仮)

あなたのいのちの陰影を
はきだめから拾い集めた
{ルビ文字=もんじ}の墨と二枚の舌で
なぞりたいのです

顏の砕けたおつうさん
どうか一編の愚行と
淡雪のよう ....
意識朦朧として冬のウロボロス 細々と清らかな
自我を削ぎ落したような声の集合

僕らはみんな生きている
生きているから歌うんだ・・

なにかもっと
違う歌を歌えばいいのに
コミュニティセンターの廊下に
西日はさし ....
傾いた地軸
偏った陸地
青い皮膜の
かなしい星

辿りついた{ルビ宇宙=そら}の墓場で
焦げ付いた岩山
焼け落ちたジャングル
壊れた玩具のような都市の欠片
積み荷を降ろし
今はすっ ....
 数え切れない
 手に負えないくらいの
 幾千枚の白いはなびらが
 ほとんどいっせいに
 枝という枝を離れて
 舞い踊る
 まるで蝶のように
 儚げであるのだけれど
 或る意志を持って ....
     
       あの日の空は青かった
       夏が終わろうとするほんの手前
       夕暮れ迫る束の間の時刻
       受話器の声が世界の音を奪い去る
      ....
冷蔵庫にジャムや
ピーナッツクリーム
スライスチーズがあるとき
知らぬ間になくなってしまう

誰だ食べた奴は
と言ってみたところで
夜起きて
半睡状態で何かを食べたのは
私に違いない ....
 都心に雪がふると
 もう あともどりができない
 地方都市は
 いよいよ寡黙になる
 川を
 はさんで
 魚たちは遡及する
 ときおり鋭利な水性植物になって川底でひかる


 風 ....
あれはあれとして
それはそれとして
これはこれとして
受け止めて
いくしかないだろう


あっちはあっちとして
そっちはそっちとして
こっちはこっちとして
捉えて
いくしかな ....
あなたとしたいことがあった。お食事 お昼寝 お買い物

あなたと行きたい場所があった。外国、 横浜、ディズニーランド。

あなたと見たい景色があった。紅葉に 桜 に 綺麗な海も。

あ ....
【そいつのまえでは おんなのこ】



あの子にあったのは 友達三人で小旅行をしていたときだった。私には 遠距離恋愛中の彼が居て、そうそう彼には会えないので 大抵の週末は友達夫婦と過ごしてい ....
崖の上の
鱗に覆われた洞から
背には火
腹には羽
ひとりの子が空へ這い出る


冬の目
冬の耳
走る光
あらゆる指が
海に着く時


水が夜に螺旋を描き
 ....
覆面してても君だとわかった 小学生になって集団登校
その中に喋らない女の子
うちでは喋るらしいから
帽子を引っぱたり
ランドセルを押したり
ちょっかいをだすと
すごく眉をへの字にして
嫌な顔するけれど何も喋らない
 ....
よろこび
いつくしみ
むさぼり

穢土はひとのこころにすむものか
浄土もまたひとのこころにあるものか

コーヒーに
砂糖とクリームをゆっくり溶かしながら
そんなことをおもう

そ ....
窓のない部屋 
白い手首がシャッフルする
水面に触る木洩れ日の
うやむやな笑み と
瞳に乗せたアリジゴクの
匂い 夏の
あまいめまい
名を呼ばれて振り返る
捏造された記憶
朝顔によく ....
泳げない魚だじっとしている 雪に寒さしか
感じなくなったら
完全に
老いてしまったと言える
のではないか

品川駅のホームで
横須賀線を
待っている間
そう思った

まだ少しだけ
そわそわしている
自分 ....
何も考えられなくて
何も考えたくなくて

調子が悪いのに
調子が良いことばかり言って
疲れてしまう

梅酒と炭酸水
コンビニのおでんだけが
あればそれで今日はおしまい

炭酸水の ....
なけなしの五百円玉がアスファルトの割れ目 電子の雨は音がしないけれど
それはボリュームを縮めているだけ
身体はだんだんぐっしょり濡れていく

黄色い雨合羽を着た子供たちが
二列になって歩いている
どうしてこんなにちっちゃいのだろう ....
福豆持って鬼らしい人を探している
イナエさんの自由詩おすすめリスト(3366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
映画と人々- 灰泥軽茶自由詩815-2-15
流行が一周するまで着続けている- 北大路京 ...自由詩415-2-15
夏を失って途切れ途切れのバラードが千切れそう- 北大路京 ...自由詩215-2-15
思い出- ……とあ ...自由詩11*15-2-15
死を想い書き巡らす詩- komasen333自由詩5*15-2-15
テディベアと詩集とブランケット- 夏美かを ...自由詩37*15-2-15
- nonya自由詩18*15-2-15
いちご畑で待っていな- 吉岡ペペ ...自由詩315-2-15
夕鶴奇譚- ただのみ ...自由詩26*15-2-14
意識朦朧として冬のウロボロス- 北大路京 ...自由詩215-2-14
コーラスサークル- Lucy自由詩11*15-2-13
- Lucy自由詩7*15-2-13
墓所にて- そらの珊 ...自由詩2315-2-13
青い夕暮れ- 石田とわ自由詩12*15-2-13
犯人は私だ- 灰泥軽茶自由詩915-2-12
都心に雪がふると- 石川敬大自由詩515-2-12
あれはそれはこれはそうだろ- komasen333自由詩3*15-2-12
- きよ自由詩115-2-12
そいつのまえでは_おんなのこ- るるりら自由詩7*15-2-12
ひとり_歩く- 木立 悟自由詩315-2-12
覆面してても君だとわかった- 北大路京 ...自由詩415-2-12
風変わりな女の子- 灰泥軽茶自由詩615-2-11
朝のユーモレスク- 梅昆布茶自由詩1715-2-11
ぴあす- ただのみ ...自由詩14*15-2-11
泳げない魚だじっとしている- 北大路京 ...自由詩615-2-11
老いるってこと- 花形新次自由詩315-2-11
そんな夜もある- 灰泥軽茶自由詩815-2-10
なけなしの五百円玉がアスファルトの割れ目- 北大路京 ...自由詩415-2-10
電子の雨と小さな子供たち- 灰泥軽茶自由詩715-2-9
福豆持って鬼らしい人を探している- 北大路京 ...自由詩215-2-8

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