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今日は 10回言おう
さみしいって

さみしい
さみしい
さみしい

言えてるうちは
大丈夫
哀しみは
まだ
そんなに近くにはいない

私には
あなたがいる
私が
さみ ....
大蛇飲み込んだ蛙が月も食べようとしている 蛙ひいていったトラックに蟻のマーク (知人)

友人ではないが、親戚ほど疎遠ではない。

最近は特に犯罪報道でよく見かける

匿名性を条件で被害者との関わりを能弁に語る者

推理小説の真犯人ではない。

現実の世界で ....
僕は
罪のない
ハエトリグモを殺した
昨夜のことだった
酔っていて覚えていない
今朝
丸めたチラシに叩き潰されたハエトリグモを発見した

もし
ハエトリグモではなく
バッタだっ ....
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時間は無いと考えている?

でも時間はいっぱいあるのだ

日頃の所作の大半は無駄な時間潰しで
大事なものは何も無いのだ
マネキンが ....
宇宙と心中する 乗り物酔いの耳にバスガイドの唄 沸騰させた水が
マグカップの中で
常温を目指している

まだ
ひりつく
くちびるに
おそらくとても
優しく
同化していくことだろう

情熱だとか
とがりだとか
叫びだとか
 ....
他人のせいにできないから
簡単に
諦めたり
開きなおったり
すべてをしかたなく
肯定したりもできないから
君はいつも
自分に厳しい
そんな君を
素敵だと思っても
緩い自分の
誉め ....
パワーストーンの店に不幸が続いた あさきゆめのように ひとつ星  
だきすくめられ 星めぐり
ゆめのなかには 花めぐる
はなれていても
ちかくにいても なにひとつ かわらず
こころの中に 花は咲く


ゆめ ....
泣きたくても
泣けない時がある

泣けたのに
泣かなかった時もある

…心にだって雨は降る
お金払って悪口いわれている ジョウロを持って
庭先に立っていると
植木鉢の間から
ヒョイと小さな顔を覗かせる
私と目が合った瞬間に固まった

キミと出会うのは
今日で何回目だろうか
植木鉢の森の住人さん

太 ....
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サラリーマンとして
骨を埋めるところを探していた
降り積もった雪の中から
首を出す古木のように
少しの隙間を残して
雪に埋まり
冷 ....
湖で
平たい小石の水平投げ

6度跳ねて沈む石を想像して投げた
3度跳ねて沈む石
未来と今で遊んだ

3度跳ねて沈む石を思い出して投げた
2度跳ねて沈む石
過去と今で遊んだ

5 ....
コーヒーカップを持ち上げただけで走る衝撃
要はこんな時にも陰で働いていたのか?

くしゃみでもしようものなら
まるで電気ショック
要は体中に回線を這わせて
あらゆる身体活動を統率していたの ....
億年の
静かな回廊に光が満ちる

瞬間を孕んだ風が吹き渡る緑野
なにか山巓を降りてくるものを待つ

待つあいだにも自分の意志とか
わからないものに軽く触っている

風化した海図では
 ....
いやさなくて
いいよと
それはいう

かなしみは
いやされることなど
のぞんでやいないさと
筆先でなでていく

涙の成分は
瞳に必要なものだという

いわさきちひろの描く
こ ....
悲しみの深さは
ずっと後になって
分かるもの
今は感情の欠片すら
なくなった
空っぽの胸に
風に似た風が吹き抜けるだけ

もし風に表情があるのなら

微笑んだように見えたのは
あ ....
ヒッヒッフー
ヒッヒッフー
ママが呼吸法の練習をしている
ボクがスルンッ産まれるように

一緒に頑張ろうねといつも届けてくれる 優しい声

あの子がまた膀胱を頭突きする
おかげでトイレ ....
陰口をわざわざ伝えに来る女の肌が荒れている 淡い色あいと
やわらかな花の模様に惹かれ
去年の春に衝動買いしたストール

今年も私に
似合うだろうか

流れる時代の
はやりすたりと
日々変化していく自分の容貌
鏡を見ながら
 ....
花が笑うような日だから
つんのめった想いからビー玉みたいな嘘が転がっても
誰をも恨むことはないじゃないか
翼を切られた幼子も
失くした以上に強奪しながら
物足りなさに役立たずの爪を研ぎながら ....
梅雨の晴れ間に、ひときわ
紫陽花は朝陽に輝いていた、その朝

報せの電話が真夜中に鳴った
冷静と言えば、聞こえはよいが
私の応対は驚くほど事務的であった
どこかに、安堵が潜んでいた

 ....
 上手く折れない
 紙飛行機が
 放り込んだ屑籠の
 縁から顔を覗かせている

 拾い上げて
 半開きの窓に向けて
 今一度、飛ばしてみるが

 盲の鳥のように
 あさっての方向へ ....
朝露に濡れた薔薇のつぼみよ

蕾の持つ美しさ

それは未来(あした)という一瞬の輝き

過去(きのう)は蓄積され

そして、沈澱してゆく

現在(いま)は消費され

過去の薄っ ....
さあ、どうぞと皿が私に差し出される
その上にきれいに盛られている
とてもいい匂いのする料理は
食べやすいように切り分けられている
中には苦いものもあるけれど
健康でいたいでしょう?
それを ....
アスファルトに残された雨
今は水溜りと名を変えた
干上がりかけたわずかな身に
懐かしい空を映す
風の愛撫にさざなみながら

二羽のすずめが水浴びする
天と地といのちが戯れ交じり合う
明 ....
イナエさんの自由詩おすすめリスト(3366)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あなたに甘えているんだと思う- umineko自由詩9*14-6-1
大蛇飲み込んだ蛙が月も食べようとしている- 北大路京 ...自由詩5*14-6-1
蛙ひいていったトラックに蟻のマーク- 北大路京 ...自由詩3*14-6-1
何人??- ……とあ ...自由詩9*14-6-1
僕はハエトリグモを殺した- ichirou自由詩9*14-6-1
時間は無いと考えている_/_君は時間を止めている- beebee自由詩24+*14-5-31
宇宙と心中する- 北大路京 ...自由詩614-5-31
乗り物酔いの耳にバスガイドの唄- 北大路京 ...自由詩1114-5-31
常温- そらの珊 ...自由詩23*14-5-30
きみはいつも- Lucy自由詩15*14-5-29
パワーストーンの店に不幸が続いた- 北大路京 ...自由詩714-5-29
アルルカバの恋- るるりら自由詩14*14-5-28
- chiharu自由詩4*14-5-27
お金払って悪口いわれている- 北大路京 ...自由詩614-5-27
【_シッポ_】- 泡沫恋歌自由詩18*14-5-26
雪に埋れた古木のように- beebee自由詩21*14-5-26
時の不思議に負けたような遊び- ichirou自由詩10*14-5-25
私の要- 夏美かを ...自由詩32*14-5-25
億年の- 梅昆布茶自由詩16*14-5-25
水彩- そらの珊 ...自由詩22*14-5-24
マイセックスライフ- 花形新次自由詩814-5-23
37週目- 朝焼彩茜 ...自由詩16*14-5-23
陰口をわざわざ伝えに来る女の肌が荒れている- 北大路京 ...自由詩814-5-23
夏へのプロムナード- Lucy自由詩13*14-5-23
花咲く散り人- ただのみ ...自由詩16*14-5-22
紫陽花- 山部 佳自由詩1114-5-22
飛べない翼- まーつん自由詩23*14-5-22
つぼみ- ……とあ ...自由詩17*14-5-20
差し出された皿- そらの珊 ...自由詩23*14-5-20
……雨- ただのみ ...自由詩20*14-5-19

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