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じっとして
まっしろな大きな雲
空の下
流れる大きな影は生きている
山々は深く静まる
生き物たちは
じっとして
私の影は深く沈むように
そして
シャボンのような日々の私が
ふわふわ ....
私は何か失敗したり
悩みごとがあると
気持ちをくにゅくにゅさせる
細く伸ばして弾ませて
くにゅくにゅさせれば
ちょっとだけ楽になる
問題は解決しないけれど
背筋を伸ばして
首をぐるぐる ....
川沿いに座る
気持ちの良い風
どこからか
遠くだろうか近くだろうか
電話のベルが鳴っている

ちりりりりん
ちりりりりんと
よく響く黒電話の音

ベルが止む
誰かの話し声
年老 ....
今日は一日山登り
家に帰り片づけて
お風呂に入り
布団に横になる

目を閉じるとたくさんの
光が溢れてくる
身体が温かい
こぽこぽと生まれてくる
弾けて飛んでいく

私は
風に ....
古本屋をぶらぶらしていると
キーホルダーのついた
鍵が落ちていたので
拾ってレジの人に渡した

お寺の受付に行くと
年季のはいった分厚い
お財布がおいてあったので
受付の人に渡した
 ....
私を吐き出し
それを紡ぐ毎日のような
繰り返し繰り返し
季節と同じように
私もあおあおしてきて
めきめきにょきにょき
新しい私が
生えてきたらいいのに
そうはいかない
それでもじっと ....
夜中に音楽を鳴らし
ショーウインドウや
マンションのテナントに映る
自分の姿を見つめ踊る若い人たち

かっこよいはかっこわるい
かっこわるいはかっこよい

躍動する身体と一途な眼差し
 ....
私は折り畳み傘が好きだ
しゅっぽと傘を広げるとき
そうっとわくわくする

それはマジックのようで
手を広げれば花束や
白い鳩が出てきそうな予感がする

それはまた魔法のようで
手を広 ....
その道にさしかかると
いつも私は空っぽになり
ぼわんと身体が共鳴して
ふんふんふうんと
ハミングが漏れていく

震える身体はとても気持ちよくて
ふわあわとか
よいやいもやおやだとか
 ....
少しずつこそぎ落していく
へらで余分な私を
色んな好奇心がこびりついて

何をしたいのか
何が必要なのか
わからない

埋もれてしまう
忘れてしまう
本当の自分はここにいるのだから ....
木の芽噴く
柔らかい温かい
心の中でそっと噴く
もう少しで春だから
のそのそとフリースも
脱ぎ捨てて
纏う風も暖かい
新しい生命の息吹
耳元でそっと
くすぐって
春の予感が心地良い ....
古いのや新しいの
ひびだらけや穴ぼこだらけ
人の生活
車が走る
すき間から雑草が伸び花を咲かす
犬がくんくん歩いている

今日もどこかで工事している
せっせと耕して平らにするけれど
 ....
冬の寒い空
空が澄んでいて
星が輝いている

清らかな気持ちが
コポコポ湧いて
シュワシュワ
浮いて弾けて
飛んで星になる

夜空に浮かんでいる
星々は親しげで
すぐそこまで行 ....
卵と牛乳
砂糖を入れて
シュコシュコかきまぜ
食パン浸す
フライパンにマーガリンを溶かし
焼いたらシンプル出来上がり

小さな頃に初めた食べた
異国の香りは
本物ではないけれど
う ....
むしゃくしゃくしゅん
気持ちのスイッチパチンと
切り替えられたらいいのにな
どうでもいいことが
どうにもよくないからよくないね

むしゃくしゃくしゅん
花粉の前触れか
誰かが噂している ....
たくさんの人と
映画を観るのもいいものだ
レンタルビデオ世代の私は
ワタクシの空間で
ムキムキのヒーローや最新技術のおとぎ話
古今東西憧れて漁るように
観てきたけれど
最近映画館で観るの ....
冷蔵庫にジャムや
ピーナッツクリーム
スライスチーズがあるとき
知らぬ間になくなってしまう

誰だ食べた奴は
と言ってみたところで
夜起きて
半睡状態で何かを食べたのは
私に違いない ....
小学生になって集団登校
その中に喋らない女の子
うちでは喋るらしいから
帽子を引っぱたり
ランドセルを押したり
ちょっかいをだすと
すごく眉をへの字にして
嫌な顔するけれど何も喋らない
 ....
何も考えられなくて
何も考えたくなくて

調子が悪いのに
調子が良いことばかり言って
疲れてしまう

梅酒と炭酸水
コンビニのおでんだけが
あればそれで今日はおしまい

炭酸水の ....
電子の雨は音がしないけれど
それはボリュームを縮めているだけ
身体はだんだんぐっしょり濡れていく

黄色い雨合羽を着た子供たちが
二列になって歩いている
どうしてこんなにちっちゃいのだろう ....
朝日が暖かい
風は冷たいけれども
春の予感か
何か良いことが起こりそうな感覚か

昨日降った雨の水たまりも
エイッとジャンプすれば
映った綺麗な空から
まっさらの息吹が噴き出して
彼 ....
野菜を買うときは
いくつか何気なく
ひょいひょいと
持ち比べてみる
手に持ち近づけると
重さや鮮度
身が詰まっているかどうか
おぉずっしり鮮やか
今日は此奴を使って何を作ろうかなんて
 ....
時々思い出す
二段ベッドの下のうすい隙間に
うつ伏せになって潜りこんでいたこと

とても気持ちが落ち着きほっとする
目を細めると
奥の奥へその先があるような
私はぺらんぺらんになって
 ....
それは今川焼や大判焼と呼ばれるもの

その店というか屋台のような小屋
初老のおじさんとおばさんが
たこ焼きとたいこまんじゅうを売っている

一個八〇円するけれど
いつも五〇円になったり
 ....
もうこんな季節だねと
誰かが言っているうちに
時は絶えまなく流れているから

いつも気づく頃には
紅葉は枯れ
雪は解け
桜は散り
蝉は死んでいる

この瞬間は
すぐ枯れて解け散り ....
偶然昔通っていた
職場から自宅への帰り道に合流する
そこは堤防沿いの道だから
明かりもなくて真っ暗で
よく夜空を見上げながら
自転車ですいすい帰っていたのを思いだす

今も変わらず何かに ....
またたくまのすれちがいざま

運転席に乗るドライバーよりも
車の助手席に乗せられた
大きなクマのぬいぐるみは
何も話したくない
少し怒っているようで
私は立ち止まって振り返り
走り去る ....
時々スーパーで売られている

アルミでできた鍋焼きうどん

スカスカの天ぷらが入って

賞味期限もまじかだから七十円

炎にパチパチ音を立てて

グツグツ煮立ったアルミの鍋に

 ....
何も始まらない日々

何も終わらない日々

お風呂の水滴

ぽちゃりぽちゃり

吐き出す日々の空しさ

ごぼごぼごぼご

お風呂は空っぽ

玄関にはスニーカー

一足ひ ....
私はずっと犬が飼いたかったのだけれど
今でも犬の散歩などをみると
羨望の眼差しで見てしまうのだけれど
いつも家には猫が居た

だいたい野良猫がそのまま居ついて
或る日ふといなくなったり
 ....
イナエさんの灰泥軽茶さんおすすめリスト(40)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雲の影- 灰泥軽茶自由詩415-7-22
気持ちくにゅくにゅ- 灰泥軽茶自由詩515-5-21
風のいたずら- 灰泥軽茶自由詩415-5-17
山登り- 灰泥軽茶自由詩915-4-29
こつんと- 灰泥軽茶自由詩715-4-11
紡ぐ私- 灰泥軽茶自由詩1415-3-10
夜の灯りと姿見- 灰泥軽茶自由詩515-3-6
折り畳み傘- 灰泥軽茶自由詩1215-3-3
ひとつのうた- 灰泥軽茶自由詩615-2-26
へらで- 灰泥軽茶自由詩515-2-25
木の芽噴く- 灰泥軽茶自由詩415-2-23
アスファルト舗装- 灰泥軽茶自由詩615-2-22
冬の星- 灰泥軽茶自由詩615-2-20
フレンチトースト- 灰泥軽茶自由詩1015-2-18
気持ちのスイッチ- 灰泥軽茶自由詩615-2-17
映画と人々- 灰泥軽茶自由詩815-2-15
犯人は私だ- 灰泥軽茶自由詩915-2-12
風変わりな女の子- 灰泥軽茶自由詩615-2-11
そんな夜もある- 灰泥軽茶自由詩815-2-10
電子の雨と小さな子供たち- 灰泥軽茶自由詩715-2-9
水たまり- 灰泥軽茶自由詩515-2-6
手にとる野菜たち- 灰泥軽茶自由詩415-2-5
二段ベッドの下- 灰泥軽茶自由詩915-1-31
たいこまんじゅう- 灰泥軽茶自由詩915-1-30
きまぐれのみぞれ- 灰泥軽茶自由詩915-1-28
帰り道- 灰泥軽茶自由詩515-1-23
ぬいぐるみ- 灰泥軽茶自由詩1015-1-22
鍋焼きうどん- 灰泥軽茶自由詩914-9-27
スニーカーを洗う- 灰泥軽茶自由詩1214-5-18
猫のあたま- 灰泥軽茶自由詩2013-10-22

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