すべてのおすすめ
  夜が終わりかける頃に
突然迷子になったきがして
 膝を抱えた幼子が
母の帰りを待つような
  糸口のカギを持って出てきてくれる
森の中のリスを待ったようにして
 だけど現実は
 ....
地上の夜がすぎさって
ぼくはずっと散歩してた
ように思う
すべては 夜の中

さびしいひと
無理でもげんきになって
また、体を出しにいく

夜の中で
あすになるまで待ってら ....
3月に入る前のふぶき
一晩が明けてブルーの大空に変った
卒業生が丸めた証書を持って談笑しながら通り過ぎる
きょうのひを刻みこむことを照れかくすようにして


たしかめ合うには
言葉も ....
2年間ずっと寝なかった
この環境の中
嫌な臭いまみれの中
交差点だけでは何一つ解決しなかった
ハロウィンの仮装は女装
悲観的仮想して助走
長生きしないように走りぬきたい
壁一つの向こうは ....
よく知らないけど蔓延るアイドルたちが
やすっぽく人生の応援ソングを激しく踊って歌っていて
耳には残らなかったけど彼女たちも
生きるのには実際必死なので、あたまごなしには行かず

 ....
じゅみょう

よめい

さしてかわらないものなんじゃないか



(応答なし)


くるしいしっこくのうずまく
どうみゃく
越えたら

いま、とんねるだから ....
ありがとうを封印してた、
こわさに飲みこまれて
いなくなるばかり考えて

からまったトンネルに吸い込まれていく
からまったとんねるにすいこまれていく
先の細いトンネル
出口までは ....
小爆発しながらでないと
わたしの日々は動いていかない
(しらないあいだにも)


母が消えてくれたらいいのにと思った
そんな自分を恥じなかった
だけど越えられたなんて自信は
も ....
別に12月がそうさせてるわけじゃないけれど
(いや、少しは寒さも加担する感傷)
これまで歩いてきた足跡でもし、
踏まれた分だけ製造されるコインがあるならば
それをわたしは手作りの不器用にこさえ ....
 うしろ向きな熱を持った心が
乾き風に吹かれていったりきたりしている
向かい風に抗っては
涙とともに迷いの森に来ている

 し を そっと ひらいて
 し に じっと くるまれたい

 ....
ああ
今年の夏もなーんにもしなかったな
毎年それいってる
花火は欠けらだけを見たけど
ちゃんとした円ではなかった

夏らしいこともなくただ、よく降る雨で

ぐにゃりとした時計だらけ ....
何だか失恋が急に降ったようなある曜日
んん、たしか晴れてたから
顔を出した太陽からは避けられない 一日が稲妻

あれから時間は淡々と
寝息が規則正しいみたく
それを眠れない耳で聞いてる な ....
私の目はどんどん見えなくなっている
ぼんやりと、ゆっくりと、確実に
どんどん見えなくなれば
みなの姿も あの人の顔も
どんな感じなのか 憶測で考えていくだろう
できるだけいい方向へと思う ....
削いでほしいとおもう
まとわりつくものはいつもきれいな花びら
ではなく 鱗のような厄介なものだ
きらきらとしていても からだから離れればいいのにとおもう

あのまま 埠頭へとびこめば
綺麗 ....
ことしのめまいの中で
しあわせなため息をはきだせば
すぐに空へと蒸気になって
糸のついた風船、飛んではどこかへ落ちるけどしらなくなる

雨が笑顔だったらいいのにな
気持 ....
わたしと云う うつわの中に
血のほかのものが
そうめんながしのようにさらわれながら
どこかへとするする向かっている

芯のある雪の根もとで
眠っているかと思いきや
ハマグリの部屋 ....
イナエさんの唐草フウさんおすすめリスト(16)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ナイトシーズ- 唐草フウ自由詩4*16-7-14
あけて- 唐草フウ自由詩14*16-4-28
奪われぬ春- 唐草フウ自由詩6*16-3-1
僕は寝ているふりをした- 唐草フウ自由詩8*15-11-7
撫でる日々- 唐草フウ自由詩6*15-9-30
限られた場所からの窓- 唐草フウ自由詩6*15-8-31
えんでぃんぐ・すぱいらる- 唐草フウ自由詩8*15-8-21
ココロコスモ- 唐草フウ自由詩8*15-3-7
冬を彷徨ってることにしよう- 唐草フウ自由詩4*14-12-8
今は干からびる- 唐草フウ自由詩5*14-10-16
ぐねった_夏_- 唐草フウ自由詩5*14-8-30
胸の栞- 唐草フウ自由詩9*14-6-4
さよならの鎖- 唐草フウ自由詩16*14-4-24
鱗のストールを巻いて- 唐草フウ自由詩12*14-3-2
何もわかってないけど- 唐草フウ自由詩6*13-12-26
ひらり、ぽわ- 唐草フウ自由詩11*13-2-26

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する