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アルコホル
眠くなる後悔する

夜のすきまには


都電はすべて ばらけている
傘の先つたう水を
すとんと間抜けた放送を
泥に似て垂れる人を窓につぶつける雨を
ゆられてふらめく光 ....
泣いているこどもは
湯気が立っていて
かわいい匂いがする

抱き締めて
頭に鼻をくっつけて
くんくん嗅ぐよ

産まれたてのときは
わたしの内臓の匂いがした

今も少し
する
 ....
色付いた葉が落ちる音、が
聞こえるような
そんな
ある日
静けさは、遠く
連続している朝は
同じように連鎖していた

ありふれている

一杯のコーヒーを
少しだけ苦くした
新聞 ....
コウちゃんはどうも
歌うのが苦手らしいと聞いて
ギターを抱えて
コウちゃんのところに行く


行ってはみたものの
お互い知ってる曲というものが
実はないのだ
君が代、とか
それは ....
すうすうと水は目に入る
水には空に向かう手が映る
曇は過ぎてゆく
地には駆けるものがある



どこにも行けない火が
どこにも行けないことを知りながら
十月の光にはばたいてい ....
立ち並ぶビル群の幽霊
ビル風が吹き抜けると
敷かれゆく風の線路の上
滑らかに空中列車は行き交う

乗客は皆視線を落とし
日常に見つからぬ出口を
携帯電話の画面に封じ込める

 「 ....
*
目覚めると音のない世界
カーテンの隙間から灰色の光が射している
明けていくカーテン越しの光のなかで
青磁の肌が鈍く輝く

この部屋はこんなふうに朝を迎えるんだね。
僕は君を置き去りに ....
浮き足立った
夜の足音が

笑いながら僕の上を
通りすぎる時


単純な僕は
ただ

あらわな涙に
焦がれるのです
昨日は
ライオンに
食われた

一昨日は
ウサギに

肉団子にされ
ハチの幼虫に
食われたことも
あった

ニンゲン様は
俺を汚く食い散らし
ご馳走様
まで
言 ....
駅前にすべり込む黒塗りのクラウンに太陽光。降りてくる半起ちの牛若丸に「クソ暑い」と吐き捨てて夜を待てば、彼女は得意げにチャイナドレスを着て「誕生日のプレゼントだ」と言い張る。ああやりきれない。「バロッ .... ホームセンターに行ったら「台風キット(¥493-)」が売っていた。
よし、夏休みの自由研究はこれにしよう。


家に帰って早速出してみる。

*******************
■自 ....
わたしは誰でもなく
なんとでも呼ばれる
身近な人には
名前で呼ばれ
子供には
ママと呼ばれ
昔の知り合いには
旧姓で呼ばれ
離婚したことがあるので
そっちの名前で呼ばれ
再婚したの ....
まず
弱いヒトを見つける

弱いヒトは
遠巻きに見ているのですぐわかる

弱いヒトを
包み込むように
それでいて
背中を見せながら
ことばを

ことばは水のようにアナタを包む
 ....
私が逃げ込んだ穴は
こんなところか
白い清潔な壁に
静かにリスト

うとうとしてる
聴覚だけ明確
口の中がねばねば

終わらねば
この待合室
終わりたい
この待合室

コー ....
三番線に十両編成の
パフェが到着した
中から降りてくる人たちはみな
クリームまみれ

母親に手を引かれた幼い男の子が
頭にフルーツをのっけて
昨日からだよね、昨日からだよね、と
 ....
歩行者は夜9時を過ぎていく
ぼくの身勝手でやさしさを決め込んだ算数が
ドライな公園でひたすら石を数えるように
きみは月を見た

マイクに空気を
あたたかく篭ったノイズが閉じては枯れ
なぜ ....
ススキ野 原が 北に向かって揺れている
渇水した南風 けだるい西日
東から 懇願の声が聞こえる

私もそこに加わろう
この手に 白い穂を付けて

太陽の光りがいつまでも照らし続ける体(茎 ....
わたしは川を下り
骨だけの草
骨だけの景を組み立てる
雲を集める
息を集める
ひらひらとする



羽のつけ根にひろがる国
赤く透きとおるまなざしの国
からだのすべてに生 ....
コーヒーを飲めなかったあたし
コーヒーを飲めるいまのあたし
でも 砂糖とミルクはかかせないの


















***893さん ....
*************

=月に晩酌=

さらりと抜ける秋空に
思い出すはあなたの温もり

闇夜に続く寂しさは
ほろ苦い珈琲の温もりを
杯にかえることのできない痛み

 ....
おじいちゃんが双子だったの
やさしいおじいちゃんだった
あなたも双子なの?偶然ね
ねえお兄さん連れてきてよお兄さん
弟なの?まぁそんなのどっちでもいいよ
さあ、天井を眺めて、あ、空か、
こ ....
「笑わなくていいよ」と
店長が言ったので
わたしは笑わなくなった
一本調子で値段を読み上げるだけ

夜のコンビニに、エロ本を買いに来る男を
警戒するようになった
バイト終了時間の待ち伏せ ....
ゆるりところがる指のからまり
ほぐれるたびに空は変わる
ふるえからゆらぎへ
青から碧へ
変わりつづける遠くの道を
冬はたしかに歩いている



銀に洗われる世界に立ち
流れ ....
最近どうも
君の胸に鍵をさすことができない

手にした鍵を
むりに入れてもしっくりせずに
疑心暗鬼な手つきで
がちゃがちゃと
右や左にひねっては
君の表情を曇らせてばかり

だ ....
マンホールには傷がついていて、
ずっと昔から誰にも見えない程度に、
血が流れていた。

工場の排水が、
今日もマンホールの下を通り抜けると
さび付いたマンホールの血は滴り落ちていく

 ....
昨日隣街で
宇宙の人に話し掛けられた


こんにちは
と彼は言う

こんにちは
と僕も言う


どこから来たの
と彼は聞く

すぐ近くから
と僕は答える

僕もそ ....
マジックの話をしよう、と「み」はいう。
床の上に毛布を敷いただけの寝床で、腹ばいのまま、
三枚のなかから、必ずお前が選ぶコインをあててみせよう、と。
そういいながらとても愉快そうに背を波打た ....
開かれた窓が必ずしも
空ではないとゆう君が開く
歌集の背景も部屋ではないとゆう
綱渡りな瞬間が連続している

今日は一番新しい日

みんなに会いに行こうと思ったけど
道はすべて絶たれて ....
日暮れの蒼のわたしへと
空も地も金を置きに来て
今日も緑に埋められていて
流れ込む色のわたしで居る



ひとり歩いて すれちがう
醜いものも 悲しいものも
みんなみんなわた ....
ゴンザレス、生まれてこの方メキシコ人
今朝も早くからメキシコ風のシチューを
食べる
ゴンザレスを見守るゴンザレスの兄
生まれてこの方メキシコ人の兄
港の町では遠い海で漁をする季節
 ....
木葉 揺さんの自由詩おすすめリスト(1102)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アルコホル・ラ- nm6自由詩1104-10-5
かわいい匂い- チアーヌ自由詩7304-10-4
かすかに- 霜天自由詩604-10-4
泣くつばさ- umineko自由詩604-10-3
響水領- 木立 悟自由詩604-10-3
空中列車- 服部 剛自由詩25*04-10-3
ANOTHER_GREEN_WORLD- カワグチ ...自由詩51*04-10-1
帰り道- 松本 涼自由詩3*04-10-1
循環- たもつ自由詩804-10-1
病にロック(remix)- nm6自由詩12*04-10-1
台風キット★- 自由詩2*04-9-30
名前- チアーヌ自由詩904-9-29
さみしさを増幅させる2、3の方法- umineko自由詩304-9-29
ありふれたタブー- 石川和広自由詩2*04-9-29
- たもつ自由詩1604-9-29
むずかしい月光- nm6自由詩704-9-29
燃える秋、ススキ野_原で。- 千月 話 ...自由詩8*04-9-28
国の季- 木立 悟自由詩404-9-28
大人の味- 自由詩1*04-9-28
=月に晩酌=- 自由詩304-9-28
たくさんの双子- チアーヌ自由詩304-9-27
コンビニ- チアーヌ自由詩1104-9-27
朝の季- 木立 悟自由詩304-9-27
穴違い- 服部 剛自由詩8*04-9-27
マンホールアパートメント- チャオ自由詩3*04-9-27
宇宙の人- 松本 涼自由詩5*04-9-26
千里眼と、赤い花- 六一介自由詩8*04-9-26
消失点- 本木はじ ...自由詩1104-9-26
ノート(歩の季)- 木立 悟自由詩304-9-26
- たもつ自由詩1304-9-26

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