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それは私ではない誰か
窓際の花瓶の水を
新しく換えるのは
いつも気付かぬうちに


橙色の陽が差しこむ
開け放たれた窓から
手を振って身を乗り出す
あれは私ではない誰か


肌 ....
小さな小さな
記憶の粒たちが

まるで雪のように
目覚めたての
僕に降る


だけどそれは
とても暖かで

だけどそれは
確かに優しくて


「おかえりなさい」
と ....
本日はお日柄もよろしく
押入れの中は相変わらずのじめじめ模様が続きます
いつまでこの暗闇の中でかくれんぼをしなければならないのか
親方にも僕にもよくわかりません
ただ、かび臭い布団や枕 ....
それを
望んでいると
思ったばかりの
ところに
球状の
破裂しそうな
言い訳が降りてくる

透明な空には透明な線がある
らしいけど
雲に紛れて今日も見えない
東経139度北緯35 ....
路地を曲がると猫が居て
草をむしゃむしゃ食べていた

振り返る事三度目に
猫は小鳥になっていた

小鳥は小さく跳ねながら
水溜りの水を飲み
そのまま水に落ちてった


そ ....
静かな夏休みが終わった


波の音や
山の木々の葉ずれの音
動物の鳴き声
テニスボールがぶつかる音
のんびりした鈍行の行く音
渓流のせせらぎ
それからなんだっけ
釣りをしているおじ ....
倉吉病院にきちがいを連れて行くと5000円もらえる
倉吉病院の裏山には隔離施設と秘密の沼と竹林があって山を越えると
東伯郡になって梨園に出て夏になるとおいしく食べられる
竹林の奥の井戸のトタン板 ....
かなしみがとことこ
ひとりでにあるきだして

どこかとおい
うみにかえると
いいな


いとしさがふわふわ
かってにとんでいって

いつかどこかの
きみにとまれば
いいな ....
こんなはずじゃなかったんだよなあ
なんでこんなことになっちゃったのかなあ
おれ、飯が食いたくて
屋根の下で眠りたかっただけなんだよ

あーあ

えっ、ヤダヨ
おれ、撃ちたくないよ
あ ....
髪の毛が黒いからって
卑屈になることはないわよ
金色の美しい髪をなびかせて
女神がささやく
ふらふらと付いて行こうとしたら
いつのまにか小川の向こうの小径を
すたすたと歩いている
ぼ ....
チリチリと夕闇に焦がされる怠惰の うすい皮 夕闇に焦がれる ふたごころ
の隙間 巻き戻さなければ ほどけない完全犯罪


表皮の 残像の危うい目撃者 秘密の 未必の 耽溺の アリバイ


 ....
いきものがいきものでなくなるしゅんかん
世界は
小さなポケットで
ゆりかごのたわめきで

いきものがいきものでなくなるしゅんかん
そらはそらいろ
うみはうみいろ
くももたいようも
か ....
カメレオンになって秘密のいたずら
姿を隠してくすぐって
あなたの驚く顔が見たい
なんて天邪鬼
でもずっとはお断り
忘れられるのが怖いから
『みきくん、私たちの関係って一体なんなん?』



「関係に名前がなかったら、マユちゃんは人を愛することも出来へんの?」







実際あの頃はまだ若かった

幼稚園を ....
ゆびさきを、したさきを。するりと、ふれるかふれないかで、はわせるぼくら。しろいからさ。くろいからさ。いきつもどりつをくりかえして、どこかとおくへいこう。「あとじゅうねんたったら」っていって、そしていっ .... 陽も長くなって
もう無くなったと思っていた
花びらがみっつ
緑の Vivio T-top のフロントガラスで
ふわりとしていた


走り出すと
「春ですね」
って言って消えていっ ....
二時間待たされたあげく
僕はタクシーの助手席に通された
運転席の医者がちらりと僕のお腹を見ながら
おめでたですね、と言う
何か心あたりは?
そういえば確かに最近酸っぱいものの数ばかり ....
私の身体はやわらかい、
私の身体に剛い毛は生えない、
私の頬は滑らかで、
私の胸は満月の丸さ、
私の下腹には毎月ひとつの卵が生まれ、
そして死ぬ。

音もなく霜の降りる夜半、 ....
お母さんボクは東大にいきます
やりたいことがあるとか、ないとか
これからは好きなことを仕事にする時代なのだ、と
そんな黄色いハローワークで
幸せになれますか

お母さんボクは東大にいきます ....
どうすればいいか
と思ったとき
できることは
考えることではなく
ぎゅっと抱きしめること
だけが
何かを救うから

あなたを胸に抱いてぎゅっと

あなたが苦しがるまで
破壊された石仏は遠くすりきれ、たくさんのにんげんたちのふみつけた顔の裂目から、何をみる ぼくは何を見い出す そう感じた日の部屋は、暗くなく。際限のないドリルの音がぼくの隙間だらけの体から染み出して .... アジにスルメに練り羊羹
酒か肴か北海道の膝枕
あっというまにお客さん
クリオネびっくり跳ね起きて
宿題ないのか春休み

氷の割れ目に陽が射して
ケサランパサランやってきた
ふるふ ....
昔、親戚で夏休みに
「みきちゃんがおっぱいさわるのでいけん」と言われて
蚊帳で
あみあみの仏さまの絵や
あみあみの今まで死んだ歴代のおじいちゃんやおばあちゃんや赤ちゃんの写真をみて
お母さん ....
ギャっと言って
飛び跳ねた
蛇みたいな
木の棒が落ちていた

きゃっと言って
飛び退く
どうしたの
ワッフルヘアーの彼女
髪の毛に木の枝がと
のたもうた
男の子の集団がかけつ ....
君がシャワーを浴びる間に即興でできあがるパラレルワールド。

着信がメロディーで看板が歌詞でぼくらの街は音楽になる。

風景はマルチなシマシマにすりぬけるスピードのカラフルな焦燥。

街路 ....
亀を探している
けれど亀はなかなか見つからない

今日の僕は
誰よりも龍宮城へ行きたいというのに

いじめているべき子供たちもいない
九月になって
みんな風か何かになってしまった
 ....
透明に
張り詰めた
ガラス窓から
朝日が零れているよ
覗き込むと
昨日が
音も立てずに沈んでいくところで

空間
四角く区切ったそれを
大勢の息で共有しながら
積み上げられている ....
さみしさが
キラキラと
まどガラス
はりついて


まどガラス
すりぬけて
よるのまち
とんでった


さようなら
このぼくの
さみしさよ
さようなら


めを ....
愁い棚引く九月はゆらりと

恋人のくちびるを

柔らかく止める


ほんのりほてった袂を

上げて私は

そのくちびるへ駈け寄るのだ


吐き出す息がすべて

九月 ....
天根の辻で水をもらう
日の暮れるには早い刻で
このまま休みたくもあり
まだ行くかとも計り
いつまでもたばこをのむ

新開通の鉄道がここいらを
過ぎ越してさびれた土産屋
小唄の焼 ....
木葉 揺さんの自由詩おすすめリスト(1102)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
日々_(2004.9.7)- 和泉 輪自由詩1404-9-11
おかえりなさい- 松本 涼自由詩5*04-9-10
緑のT-TOP- たもつ自由詩1104-9-10
シャボン- 霜天自由詩604-9-10
路地- 松本 涼自由詩8*04-9-9
静かな夏休みが終わった- チアーヌ自由詩1204-9-9
光線- 馬野ミキ自由詩29*04-9-9
とことこ- 松本 涼自由詩10*04-9-8
なんだかなあ- 初代ドリ ...自由詩2*04-9-8
小川の小径- あおば自由詩2*04-9-8
不完全犯罪- クリ自由詩1*04-9-8
そらいろの- umineko自由詩404-9-7
カメレオン- 暗闇れも ...自由詩2*04-9-7
関係。「下敷きで光を」より- 馬野ミキ自由詩7*04-9-7
ゆびさきを、したさきを- nm6自由詩1204-9-6
春でした- AB(な ...自由詩204-9-6
今日の治療指針- たもつ自由詩1204-9-6
夜を恋する人- 佐々宝砂自由詩6*04-9-5
お母さんボクは東大にいきます- umineko自由詩2504-9-5
言葉はいらない- チアーヌ自由詩904-9-5
きざし- 石川和広自由詩5*04-9-5
透明人間- あおば自由詩3*04-9-4
りえちゃん_「下敷きで光を」より- 馬野ミキ自由詩704-9-4
ワッフルヘアー- あおば自由詩4*04-9-2
液体のルール- nm6自由詩804-9-1
九月- たもつ自由詩11*04-9-1
記憶に並んで- 霜天自由詩1104-9-1
9がつ- 松本 涼自由詩3*04-9-1
九月- 松本 涼自由詩3*04-9-1
天根の辻- 田代深子自由詩704-8-31

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