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降り始めたちいさな雨粒を
ひとつひとつ
こぶしで撃っていく

敵のいない闘い
ボクサーのロードワーク

撃ちきれない雨粒のなん粒かは
火の玉になり
眼球の中で
また、道々の砂利のす ....
水に押された風が
屋根の上を梳き
かがやきを降らせ
音を降らせる


光の羽の子と光の蜘蛛の子が
どうしたらいいかわからずに
ずっと見つめあったままでいる
風の螺旋が ....
廃田の草を刈っていると突然大雨となった
しばし、刈り払い機を雨の当たらない所に置いて
雨の中に立ったまま私は辺りを見ていた

これからのことを打ち消すように
雨は降りしきり、そしてまた
何 ....
光を求めて集まったのに
そのまま殺される虫のように
希望を求めて生きて生きて
その挙げ句に朽ち果てるとか
有り得ないことが現実になる
だって私は世界の中心じゃない

それでも運命って何か ....
なにひとつ考えられなくて
どこまでも砂浜を歩いていた
大空を飛ぶ海鳥が
風に乗って自由な午後にたゆたっていた。

そしてなにより、
照り返しが眩しくて
水平線へと続く青い空と海が揺ら ....
この道の
最果ての夜明けで
または、
赤い月の落ちる砂漠の中心で、

裁断用のハサミで
制服のスカートを切りあおう

か細い指で、ずっしりとしたハサミを持って
瑞々しい太腿を切ら ....
それは星に名前を付けただけで
宇宙の真理を解明したという
勘違いと似ていた

孤独はとてつもなく深い

何千年も
人類はその溝に落ち続けている

継続的にかかる重力が
人を盲目にす ....
落ちこぼれの僕たちは、硝子瓶の外へこぼれ落ちてしまおうぜ。
美しいだけの硝子瓶の外へ、泥臭いトレッキングブーツを履いて。
幾重もの黄昏が
共鳴する中を歩いている
自分の黄昏
知っている誰かの黄昏
あるいは知らない誰かの黄昏
数知れぬ意識の黄昏

黄昏てゆくのは今日という日
あるいはなんらかの時世
あるい ....
むらさきの
山と山のあいだに
真っ黄色の
満月がみえる
ようかん

栗羊羹

爪楊枝で刺して
爪は刺さないように食べて

妖怪のフリして眼鏡を
牛乳瓶の底みたいに
し ....
夜は錯覚してしまうな
眠りたくない気持ちを差し出して
手に入れた特別な力が
割れたコップみたいに
絶望の淵で生きている
誰かに認められる日までは
いっぱい泣いても良いんだよ
みんなが最終 ....
その蜜をかけて
わたしのすきなバニラの
エッセルスーパーカップに
全部にかけたいけれど
大きいので
内の蓋を少し開けて
半分ね


地面を舐めている
落とした自分のを
命にな ....
とある場所に
アベイガイダレデモイイ村
という村がありました
この国の悪の支配者
アベを罵って楽しく暮らす村でした

ある村人が
他の村の人から
アベ以外誰がいいのか言えないの?
と ....
氷山にあいた窓に
鳥と気球と蝶がいて
空を見たまま飛べないでいる
ひとつ 逆さのアルファベット


雨の隣には雨
その隣にも雨
雨のむこうの雨
雨のふりをした雨
 ....
憂鬱な空は
まだ残っているけど
雨は慎ましく止んだ

枝先からぽとんとひとつ雫が落ちた
顔に当たると弾けて飛んだ
ちょっと冷たいけど気持ちがいい

見上げると
沢山の雫の子供たちが
 ....
この世界に生まれた日
産声をあげた時に
空模様が晴れだったか雨だったかなんて
知らない

その時
何処かの誰かが私のへその緒を切ってくれた
その何処かの誰かの今の所在なんて知りようがない ....
たれさがりが奇麗だね
魚竜の鰭の一夜干しかと思ったよ
春のおわりを
そしてそれは夏のはじまりを
予感させる
夜の漆黒の稲光
瞬間を狂喜する視覚野
人権を守るべきか

人命を守るべきか

否 否 否

2020年の春も終わった

やはり独我論に至らなければならない

国家にころされてはならない

水たまりに気を ....
バターは素晴らしい
バターは偉大だ
バターを見ているだけで幸せな気分になれる
人類はバターの前にひれ伏すべきだ

おかしいな
ぼくはバターが好きなだけなんだ
それがどうしたことか
こん ....
今夜は雨もしとしと降っていて
もうずいぶん遅いから
誰も訪ねてはこないだろう
だから玄関に鍵をかけて
雨や風が外の空気を伝えてこないように
窓もしっかりと閉めて
ひとりで
瞑想するように ....
かれはすごい 
てんかんの発作で
鼻の骨が見えそうな傷を負っても 
支援学校の上級生に引っかかれ
ほおに血を流しても

夜、パパが家に帰り 
ドアを開くやいなや
百万ボルトにまさるほほ ....
お言葉ですが、と言った男
確かに言葉に違いない
うまく喋る
来年の言葉も昨年のように喋る
言葉は耳で聞くものではなく目で見るもの
肉体だからね、目で見る
 山下君、山下君だったね
 はい ....
全ての生命は最終的に緑になる
彼女はそれを信じているが
俺は確かめたらいけないと思う

そして最悪の見た目のパスタを
最高の笑顔で俺に差し出し
俺の瞳の中に毎回奇跡を起こそうとする

 ....
 
 
水に濡れたまま
雨にうたれている
妻が傘の下からタオルをくれる
いくら拭いても
濡れタオルだけが増えていく
妻は可愛い人
こんな時でも傘には入れてくれない
濡れタオル屋でもや ....
僕はマリオネットである
ただ、本当にマリオネットという訳ではない
まるで、マリオネットの様に動くからである

人にこれを買って来いと言われたら
すぐにでも買いに行く
人にこの仕事をお願いし ....
 
 追いかけては払い 戻され
       血の渦が逆流する
 沼地に咲く菫 六月の花瓶
   雑草をなめる一匹の小羊よ
睡る白い乳房の傍らに
  ときに割れた皿で心臓をえぐり
手相が ....
初めてのキスはコンクリートのようだった。
鉄のように冷たくなった手で
そっとあの人の頬に触れる。

身を委ねたその顔は
美しい写真のように切り取られ
魅了されてしまったのだ。

その写 ....
1

毎年この日の夜には
上原君の星が話しかけてくるはずなのに
今年は何も聞こえてこなくて

見上げても光が揺れることもなく
なあ、もう忘れちゃうよ
と、小さく嘘をついてみた ....
ぱらぱら毛布にくるまって
はらはら伝わる母の熱
雪降る街は寝静まり
時を白く染め上げて
束の間君を母とする

ぱらぱら毛布にくるまって
はらはら伝わる君の熱
雪降る街は寝静まり
時を ....
1

コミケの意味さえも知らずに、そこでは生身
のラムちゃんが見れると聞いたのもので。中
味も知らない冊子を所定の場所にドンと置く
と、待ってましたとばかりに、とは言え、一
言 ....
木葉 揺さんの自由詩おすすめリスト(1102)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ボクサーと燃えたカエル- そらの珊 ...自由詩13*20-7-4
空と虹彩- 木立 悟自由詩820-7-3
これから- 山人自由詩17*20-7-2
死への疾走- もとこ自由詩4*20-6-25
ねぇ?終わりかたがわからないんだよ。- 秋葉竹自由詩520-6-20
空を切る、斜め上からの投下- ゆるこ自由詩9*20-6-18
星に名前を付けただけで- Fufu自由詩320-6-12
落ちこぼれ- クーヘン自由詩13*20-5-29
共鳴する黄昏- 塔野夏子自由詩11*20-5-27
まごころ- 秋葉竹自由詩520-5-25
天才- ミナト ...自由詩220-5-25
グッバイ、バニラ- 唐草フウ自由詩10*20-5-25
村のオキテ- 紀ノ川つ ...自由詩1*20-5-24
水光片- 木立 悟自由詩620-5-22
しずく- 風の化身自由詩120-4-26
この世界に生まれた日に- こたきひ ...自由詩120-4-26
終雷- ナンモナ ...自由詩8*20-4-22
ケムール人はこう言った- ナンモナ ...自由詩6*20-4-17
バターのうた- 一般詩人 ...自由詩820-4-15
訪問- 岡部淳太 ...自由詩1120-4-12
電球のひと_――ダウン症児の息子に――- 服部 剛自由詩1120-4-8
明滅- たもつ自由詩1520-4-2
パスタにかけるなら優しい森だろう- 山の雫自由詩220-2-25
濡れタオル屋- たもつ自由詩13*20-2-21
マリオネット- 瀧石夢真自由詩420-2-15
母の死- アラガイ ...自由詩5*20-2-15
キスの詩- 1月の睦 ...自由詩320-2-8
Astronomy_club- AB(な ...自由詩10*20-1-27
ぱらぱら毛布- ひだかた ...自由詩320-1-27
Egg-Lab-Mates- AB(な ...自由詩9*20-1-24

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