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闘うまえの 夜は こわい
こころも からだも
ブルブルふるえて
ねむれない

ねむれないまま
夜があける

朝日をながめる
トイレにいく
レタスとチーズをたべる
ガムをかむ
流 ....
目を開く
はじめに見えた天井
目を開く
瞬きをしながら

手が動く
汚れた顔を洗って
手が動く
濡れた顔を拭いて

朝を作っていく


道を歩く
駅の階段を降りる
道 ....
雨を味方に
ずるずると決めないことを選ぶ
雨を味方に
こたえないことを選ぶ

ずるいね
この文字さえにじませるなんて

気配で抱かないで
私がほしいものを当てないで

あなたの声 ....
雨の日の地下室で
僕らはコーヒーを飲んだ
君はホットで 僕はアイス
隣の二人の会話が大きい
いまならおどろかないから
ひみつの話をしよう

たわいないひとことに
僕がもうひとこ ....
苦しくなったね
言葉がでなくて
誰のせいでもなく
死んでゆくのだ

{引用=--- ラ、ララ ララララーララ ---}
なんで おしゃれ するの
きみは かわいく ないのにね
 ....
 
 
ひとつ、またひとつ
豆腐が落ちていく
月のテーブルから


+


引継書は、深夜
透明に
積まれて


+


陽だまりに
トマトの痕跡
使わないのに ....
美容院の新人の男の子のユビが胃がすくむほど冷たくて

君のゆびの冷たさを
記憶に呼び起こされた


抱きすくめられると不安になって何も話せなくて。


ごつくてすらっと細い指がなぞる ....
昨日が楽しすぎたから
今日こんなに寂しいわけじゃない
嘘をつくのだって
ほんとうのせいじゃない
雲が浮かんでいるのではなくて
空が高いだけ
そうやって
そらをはみ出していく
そうだろ  ....
おさけもたばこも
やめられなくて

だらしないと
ひとはいうけれど

わたしとおなじ
いきかたをしてみなさい

できなければ
さりなさい
 
 
ひえいざんで
やかれたこどもも
いたのだろう

ゆうふくすぎるということは
まずしすぎると
おなじくらいつみなのだ

おかねはひとが
いきるためのどうぐ

そのちから ....
今日は夜がいつもより
地面に近いね
きっと人に用がある
そう思うんだ

夜だってひとりじゃさみしい時も
あるよね そう思って
この重いくろに耐えている

いつも気づかないことに
気 ....
つかまえれるものなら

つかまえてごらん

ほんとに すきなら

ほんとに だきたいのなら

つかまえてごらんよ

あたしという かぜ を

うちゅうがうまれる ずっとまえから ....
ここに子猫の首がある………


どうせ君には
私の言葉は
わからないだらう
朝に星の欠片をみつける
きらきらそれが太陽のこであっても

緑もひかる
風もひかる

あなたにみえる風のひかりを
あなたの目を借りて私もみたい

幼児が両手を伸ばして歩くのは
風が ....
踊るフラグメント
回るテスタメント
それでも止まないグリコーゲンの行進
いくら泥濘のグラウンドを藻掻いても

15歳の猫背の老兵
全ての記号を使って叫んでも
ボナパルトにはなれない
不 ....
こおりがとけてゆく
こおりがとけてゆくから
わたしははんしんはんぎの
ありかたをそこにながす
はんしんはんぎはうみまでながれるだろう
そしてなにか
おおきなものをみつけるだろう
そし ....
夕暮れの町に水が流れている
ぱしゃぱしゃやってる老人
水色の傘をさしている
ゆっくりと流されている
くるくると回転しながら
誰かが落とした躑躅の花
睫毛のような雌しべ
雌しべの長い女
 ....
ポタリと
命の落ちる
道の上
アスファルトから
立つかげろう

コンクリートのすきま
小さな草が生えている
地下にしみた
血を吸って
ポタリと落ちた
命を吸って

屋 ....
{引用=

おともなく
とりがおちている
水色の
ふちの欠けたバケツに
吸殻を捨てる
おわった花火が
ひたされている

夏は、ここで
行き止まりだった






 ....
もう、
なにものにも
負けませんように、
進んでいけますように、

雨あがりの空に
虹をみつけたら、わたし
いつの間にか呟いてた

誰に
言わされるでもなく
わたし、呟いてた ....
 
 
あさめざめると
あたりまえのあさが
おとずれている

しんでしまえば
えいえんにおとずれない
あさだ

べんきょうちゅうのカラスが
けさもなかない

としおいて
ぼ ....
夜がうごいた
なまぬるく
あかい月のためらい
翅をひろげる雲たち
思い思いに

駐車場わきで
黒猫がスーパーの袋かじってる
貧相でうすよごれて
でもどこか清楚
みずみずしく香るけだ ....
君の胸のドアをこじあけ
わたしが眠るスペースをつくる
何度も何度もふみならして
あなたがなにもいわないうちに
丸くなって眠る

あなたの温もりと
私の体温がとけあって
ひとつになればい ....
何のために生まれてきたかなんて
突然わかったり
わからなくなったりするのだろうね
そう木がいいました
木は私が生まれる前からそこにあったので
私が生まれた時から泣いているのが
おもしろくて ....
硝子のレコーダーから
音楽がきこえる
雨のカフェでホットチョコレートを
注文して
指先で素数を作る
未来もあまり変わりないなと
思ったりする
 
 
なぜこんなにも
ひつようのないものが
そぎおとされて

ひつようなものだけが
せかいをこうちく
してしまうのだろう

なぜこんなにも
ひつようのないものが
なきさけび
 ....
ひゃくえんしょっぷで
いのちをかう
ひゃくえんですくえる
いのちがあるとしんじて

きみのみせはたかい
だからひゃくえんしょっぷで
いのちをかう
きみのいのちはたかすぎるか ....
女教師 と 女学生

『 遠足前日 』
 

* : * : * : * : *


先生:ってことでね、おうちに帰るまでが遠足です。 なにか質問がある人ー

生徒:はーい!  ....
雨音にかき消されて
声が届かない
思いの半分も
伝えられない
それでも
きみは
苛立ちもせず
静かに
雨が止むのを
待っている

「心が透けて見えたらね」

そんなの
きみ ....
Surely beautifully shining and
Never caught in your hand
Tears are sinking in my heart

Tomorr ....
草野春心さんの自由詩おすすめリスト(1110)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ボクシングの夜- 草野大悟自由詩3*11-5-23
一日の終わりに- Seia自由詩211-5-23
雨男- 朧月自由詩211-5-23
コンクリートと靴の音- ゆうと自由詩211-5-22
プラスチックのダイヤモンド- ゆうと自由詩111-5-22
ひとつ- たもつ自由詩6*11-5-22
熱。- 自由詩411-5-22
ひるまっからそらが- たりぽん ...自由詩611-5-22
無人島- 小川 葉自由詩211-5-22
比叡山焼き討ち- 小川 葉自由詩311-5-22
あいにきた夜- 朧月自由詩511-5-21
かぜのひと- 草野大悟自由詩2*11-5-21
片思ひ- 三州生桑自由詩211-5-21
あのこの目は風をみつけた- 朧月自由詩211-5-21
首吊り縄の向こうに- ピッピ自由詩311-5-21
あつくなるなつのはんしんはんぎ- ホロウ・ ...自由詩4*11-5-21
水の流れるだから- アキヨシ自由詩311-5-21
落下- シホ.N自由詩5*11-5-20
うたたね- mugi自由詩20*11-5-20
虹を願う- 千波 一 ...自由詩4*11-5-20
あたりまえの朝- 小川 葉自由詩411-5-19
ぬるい夜- 橘あまね自由詩1411-5-19
君の中で眠りたい- 朧月自由詩4*11-5-19
木から生まれた娘- 朧月自由詩3*11-5-19
木曜日- mizunomadoka自由詩111-5-19
コンポジション- 小川 葉自由詩4*11-5-18
100円ショップ- 小川 葉自由詩1*11-5-18
バナナは_おやつに入りますか?- 北大路京 ...自由詩14*11-5-18
Sound_of_rain・・・man- 花形新次自由詩5*11-5-18
birds- nick自由詩1*11-5-18

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