すべてのおすすめ
雪国育ちだからと言って
スキーが出来るとは限らない

沖縄に住んでるからと言って
泳ぎが上手いとは限らない

夏が好きだからと言って
スイカが好きとは限らない

容姿端麗だからと言っ ....
いきていることに
かんしゃしなさいと

ひとにおしえてあげるのは
ちょっとちがう

いきていることに
かんしゃしてる

そうおもっている
だけでいい

おしつけよう ....
 
 
夜、起きて台所に行く
冷蔵庫を開ける
豆腐が二丁入っている
皿に豆腐をのせる
豆腐を握りつぶす
二丁ともつぶす

皿も豆腐も白いのに
皿を握りつぶすことはない
世の中の仕 ....
虹がかかると
いうけれど
ほんとうはぜんぶ
水なのです

風がそよぐと
いうけれど
ほんとうはぜんぶ
波なのです

町が見えると
いうけれど
ほんとうはぜんぶ
光なのです
 ....
 
 
にんげんかんけいって
なんなんだ

はながさいたとか
むしがうるさいとか

そういうことじゃ
ないのか

はるは
とくにうるさい

さかなかった
はなのこえが
 ....
さみしいね
そういうと君は黙り込む
まるで口をひらけば終わるみたいに

はっと顔をあげるから
僕はたちあがれない
まるで夜が明ければバラバラになるみたいに

僕らの手はなぜ
こんなに ....
私の胸の
奥に手をいれて風がなく

どこからの風か
不安の風か

震えながら抱きしめる
私のいのちが
かきけされない今は

この震える風が
どこからきていようと
一身にうける
 ....
朝焼けをふたりじめして。
舌に乗せたらいいよ。ひかりのバター。
とけるものは。ぜんぶさみしいから。


すきなもの。屋上にあるもの。
給水塔。ふるい排気ダクト。
埃の匂い ....
ブランコが
できるようになっていた

そのかわりに
わすれてしまった

ブランコが
できないということを

できないことの
くやしさを
はじめから
ながいみちのりが
あるのではない

きょうといういちにちの
くりかえしなのだ

たとえにちじょうでも
ひにちじょうでも

のりこえて
ふりむくことができた ....
 
 
空車、と書かれた
駐車場の表示を見て
娘が空を見上げる

もちろん空に
車などあるわけがない
雲しかないね
つまらなそうに言う

娘よ、きみには
遠い昔のことかもし ....
この青い青い青
温かいてのひら
笑いかける
泣きたい時はそっとお泣き
笑いたい時は空に向かって笑い
いつもいつも見てるよ
ひとりぼっちだって思い詰めた日は
少しくらい浸ってもいい
また ....
「幸せ」と云ってしまえる自分に驚く
「幸せ」と云われたらきっと
私の胸はかすかに痛むのだろう。

「失いたくない」と思えば思うほど
「失いたくない」と云われたくなくて
だからお願い、何も云 ....
今宵はヤケに月が綺麗なので
この酒を月で割ってみる

杯に波々揺れる金色の月
軽く指で掻き混ぜ 杯の中で朧月を作ってみる

しんと静まる夜更けは 安らぎを奥深く提供する
また酒が恋しくな ....
ひからびたせと
よどんだふち

ながれないみずは
ふはいしゅうをはっし

もはやかわのていを
なしていない

きみはなにが
ほしいのか

みずか
ながれか

 ....
にくしみを
やさしさに

かなしみを
あいにして

ありは
いきている

たとえ
ふみつぶされても
しろい紙のうえで、
こごえている、
星や、銀河はここからはみえず、
きのう脱捨てた靴下のように、
夜がくたびれている、
それでも君は
真正面に瞳を据えて
行く手を遮るものに
立ち向かうのだろう

恨みもせずに
拗ねもせずに
飽きもせずに
前へ進むことだけを
考えるのだろう

降り注ぐ光のままに ....
空が褒める
山は照れる
山の火照りが空全体に広がっていく

朱鷺色レンズが激しく反射し
私は目を細めながら
喉の乾きに気付く

言い伝えでは明日は雨だ
いつか
ひとになるために

かぜとなり
はなとなり

ときにはきみの
ほおをながれる

なみだにさえ
なりました
食と職
働いて食べること
ショクをもっと自由に

無と夢
一日一生
ムを呼ぶ睡眠

血と地
地縁血縁
チヂみだれ

哀と愛
愛する哀しみ
アイいれたがわず

詩と死 ....
 野に咲いていた
 赤い花を
 むしんにむしっていた娘に
 わたしは言った

 かわいそう
 花さん、いたいいたい
 白い花さん、いたいいたい
 赤い花さんも、いたいいたい
 ....
すきなのかな

それは
淡い淡い
不思議な言葉
未知なる世界が
どこまでも広がる

すきなのかな

それは
甘い甘い
魅力的な言葉
夢の様な世界が
空高く高く伸びる

 ....
メールをうつ
さみしいから
オンラインになる
さみしいから
パソコンをつける
さみしいから
死にたいという
さみしいから
オナニーする
さみしいから

君のこ ....
誰もいない部屋で
私ではないと… 目をこらしている
一人だった… 言葉をなくしては…
誰とも 声を 私は交わさず…
出ていこうとする… 一人ぼっちの世界だった
 典型

 もともとクリスタルだった

 もう今じゃ
 大地に還ったり
 海に還ったり
 無に還ったりして行った

 キャッチャー・イン・ザ・ライ
 グラン・ブルー
 キャンドル ....
君の目を見て
嘘をついた
その日の夢の中で
君が泣いていて
君も嘘をついていたことを
知った
あたらしいいきもの

試験管からこぼれ落ちて
僕は生まれた
均衡のとれてた世界が
僕という形のいきもので歪んだ

鏡を覗いてみる
ふーん、これが僕なんだって
欲しがってた
羽もひれ ....
そこは海
きっと海。
仮分数の真下で立ち尽くしている

わたしのしらない重力
砂地は生きもののように足を奪う
サークル、
サークル。
終わりと始まりの区別が消えて
星たち
しずかに ....
ナナ、もうきみが
誰とも性交しなくていいように
全部塞いでおいたからね
安心して
そとをあるいておいで
草野春心さんの自由詩おすすめリスト(1110)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
限らない- subaru★自由詩2*11-5-3
感謝- 小川 葉自由詩111-5-3
深夜豆腐- たもつ自由詩811-5-2
愛のふしぎ- 佐倉 潮自由詩511-5-2
人間関係- 小川 葉自由詩311-5-1
よりそいたくて- 朧月自由詩211-5-1
春風- 朧月自由詩411-5-1
ウォータープルーフ- ねことら自由詩6*11-5-1
ブランコ- 小川 葉自由詩211-4-30
ながいみちのり- 小川 葉自由詩111-4-30
空車- たもつ自由詩711-4-30
ちきゅう- そらの  ...自由詩4*11-4-30
だからお願い、何も云わないで- れもん自由詩411-4-30
月見酒- subaru★自由詩3*11-4-30
- 小川 葉自由詩411-4-29
- 小川 葉自由詩111-4-28
- mugi自由詩5*11-4-27
涼風- nonya自由詩13*11-4-27
つるし雲- subaru★自由詩4*11-4-27
いつか人になるために- 小川 葉自由詩111-4-27
字音- シホ.N自由詩1*11-4-26
つくりものめいた、花- 石川敬大自由詩15*11-4-26
- りり自由詩2*11-4-26
うつっぽくするくせがなおらない- ki自由詩4*11-4-26
ルーム- 番田 自由詩111-4-26
バブルたちの残響- 藪木二郎自由詩1*11-4-26
嘘吐き- 國朗自由詩211-4-25
あたらしいいきもの- itukamitanij ...自由詩111-4-25
引き潮- アオゾラ ...自由詩211-4-25
ナナ- はるな自由詩211-4-25

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