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こっちでも救援コンサートがひらかれると
友人からメールで知らせがきた
合唱団がうたい、
さいごに皆で「ふるさと」を歌うという


・・・・ふるさと?


中・高と日本の学校に通ってい ....
引き潮の方が
こわいんだよね

あの日
つぶやく君の瞳に
夕やみが射す

たとえば
雲が割れて
四次元の
強い力で

そんなふうに
君の心は
全霊の
海の総意だ

引 ....
アノ人が好きといった
ワタシは嫌いと思った
嫌われたくないので
アノ人と同じ「好き」といった

ワタシが好きといった
アノ人は嫌いといった
アノ人は曲げないので
ワタシと違う「嫌い」と ....
音楽を聴いている


街灯の下
あたりに歩く人の姿は無い
無表情な乗用車の
遠慮のないヘッドライトの光
と時折すれ違いながら ふらふらと進む


耳をふさいだまま歩くのは
 ....
 昔同人誌でよくあったよな

 クローン人間の少女造って
 やらしいこと
 いっぱいすんのかなって思ってたら
 ミートパイにして食べちゃったって話

 昔同人誌でよくあったよな

  ....
きっとわたしが
しんだあとに

そのへんじは
くるのだろう

はるになれば
つぼみがふくらみ

なにごとも
なかったかのように
私のかいてるものは
ほんとうに詩だろうか
詩に見せかけたいいわけじゃないだろうか

あのひとが離れていったのも
そのせいじゃないだろうか

昨日地球はまるかったけど
それもほんとうなの ....
 あなたのあびす
 あなたのあぬす
 あなたのあえぎ
 あなたのあくめ

 いけてるいんぷ
 いびつないんぶ
 いんげであんぶ
 いんびにあいぶ

 うしろをぺろり
 うえまでぺ ....
きみは まさか、
さかなじゃないかと思ったんだ
背骨が あばらが
見たことのあるような
かたちをしていたから

コンタクトレンズをはずした
いつもと違う世界だといった
きみが見てい ....
俺のジーンズとあんたのスカートがベッドの下で絡まる事は無い
それはロフトに敷いた布団であっても同じだ
ロフトの下の冷たい床の上で僕らの服は絡まったりしない
でも最後に絡まった俺のセブンスターズと ....
透明な絵本を
じっと見ている子供がいて
クレヨンを持って
かがやいた笑顔をみせる
 (これは何色なの?
としきりに尋ねてくるので
答えに困って
好きな色で塗ってごらんと
うなず ....
メンテナンスを終えた
体から

さらさらと
水が流れる

この冬溜め込んだ
迷いや悔恨

さらさら
さらさら
流れてゆく

体にも
四季がある

こうして
新しい季節 ....
甘いからいやだなんて言わないで

2人分のカフェオレ
ことこと牛乳の
香りが満ちてくる

少しあわただしかったのは
冬と春の交差点にいたから

君の私の言い分を溶かして
飲もう一緒 ....
三日月のブランコを漕いで
銀河をおもいっきり蹴っ飛ばす
宇宙の壁に届きそうだ

もう ここまで来てる
爪先が届きそうで届かない

助走が足らないのか?
よしチャレンジだ
勢いが足らな ....
とげのある花は美しい
とげのある木の芽はおいしい
とげのある枝の実もおいしい
私はとげによく刺さる

とげの入った手は痛い
とげは心に痛い
とげとげしいのは好まないが
とげとげしくなっ ....
耳を澄ますと何かが聞こえる
遠くで何かが聞こえる
近くで何かが聞こえる

透明な糸で繋がってる
たくさん繋がってる
たくさん{ルビ解=ほつ}れてる

辿れば辿るほど 道は険しくなるばか ....
たいして可愛くもない子が
短いスカートを履いて
とても楽しそうに
グッチをぶら下げて歩く
そちらのお嬢さんは
何色のガムを食べているの

夢がある場所は池袋
杉並で子供を産んで
 ....
11才のあたしが
いちばん 大人だった

小学校高学年から
ずっと図書委員
本の虫

自習の国語の教材
全文書き取りが大好き

指が痛くなるほど
書いた 書いた
書き写した
 ....
君と歩く朝方の冬の道
気の遠くなる距離感
吹雪け

そして、凍死してしまえばいいんだ


自殺願望は甘いドーナツ
君を想うだけで
真ん中に空いた穴に
ダイブしたくなる

ゆ ....
夕焼け色の空を見て
君は癒されるでしょうか
あの日、
海で見た
あの空のように
終わり行く一日を
溶かすように
僕らは終わったのでした

愛しています
と呟くたびに
コップの中の ....
手をつないじゃった
わたしほころびちゃった

言葉少なになった
ほうり込む飴玉

どこもかしこもとろけてる

目覚まし本人確認 奥底の
おでまし頬紅かんざし

遠目にわたし見たら ....
襲い来る大音量はつつむ
つつまれてふたりはふたりでなくなった
さみしさは匂いもせず聞こえもしない
「会場」は勝手である

気付けば反対隣りのひとと同じ動作
気付けば同じものを聴くだけでは共 ....
 
 
朝めざめると
あなたは哀しい
人の形をしていた

毎朝きまって
そうなのだとしても
本当のことは
けっして言わなかった

言葉にできないことや
したくないことを
たく ....
良かれ悪かれ言いたい事を言い放つ
無責任な投げっ放しジャーマンスープレックス
再び上げるガードガードガード
何処まで来たかもわからない
どれくらい遠くまで来たかもわからない
今は僕 ....
そう言って 羽を伸ばしていなかったというように
ぼくに伝えようとしているのかな
料理教室で素敵な魅力の誰かに会ったら
きみが幸福な事故に遭ったら
僕は何事も耐えられません

キッチンって  ....
眠いから寝た
疲れたから寝た
悲しいから寝た
わかんないから寝た
水たまりみたいに寝る
昼間に寝る
ずた袋みたい
粘土

つまんないから寝た
寂しいから寝た
頭痛いから寝た
覚 ....
{引用=
心のドアを叩き続けている音がする。とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、とん、      とん、とん、とん、音の上に長い息。いまにも消えそうに。大きな爆弾が落ちて、人間がみんな死 ....
きみは ぼくの かおをして
ぼくの きらいな ことをする
毎日 付き合う こころとことば
ぼくらはきついお酒を注ぎ合って
ぼくのつくるものときみのつくるものとが
似て重なって重苦しい

 ....
邂逅の無い思考思想
遠くのコミュニティ、恋人の身体の奥底、俺のあたしはみな各々
表面上出遭いながら圧し籠めているからして
解り合うの意味は解らない部分を認める礼儀のことであった

かしこまっ ....
粉ポカリ 薄めて飲みます午後三時
とばっちり メールは消します淀みなく

心臓聴いて 気が抜けて
足りてはないから寝転んで
ひちがつの太陽は余計なものばかり霧散させました

話は聞 ....
草野春心さんの自由詩おすすめリスト(1110)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
縦書きのふるさと- らぐっぱ自由詩111-3-21
引き潮- umineko自由詩3*11-3-21
反対ことば- subaru★自由詩1*11-3-21
車に轢かれる夢を見ていた- 自由詩5*11-3-21
ちょっと昔の少女たち- 藪木二郎自由詩2*11-3-21
返事は遅れてやってくる- 小川 葉自由詩5*11-3-21
にせもの- 朧月自由詩4*11-3-20
ぼいん- 藪木二郎自由詩2*11-3-20
ミルクセーキ- ゆうと自由詩1*11-3-19
洗ってない詩人の臭いがするんだよ- 虹村 凌自由詩3*11-3-19
透明な絵本- かんな自由詩33*11-3-16
- 森の猫自由詩6*11-3-8
週末- 朧月自由詩311-3-6
三日月のブランコ- subaru★自由詩1*11-3-4
とげ- 朧月自由詩311-2-24
糸電話- subaru★自由詩5*11-2-17
空中庭園- 中山 マ ...自由詩311-2-16
逆走- 森の猫自由詩8+*11-1-25
絶対的片思いのセレナーデ的なもの- 真山義一 ...自由詩2611-1-16
夕焼け、秋- 真山義一 ...自由詩1910-9-9
牙付きデート- 坂井ハナ自由詩410-7-20
live- 坂井ハナ自由詩210-7-18
さよなら二十世紀- 小川 葉自由詩1710-7-14
ぐしゃぐしゃ- 虹村 凌自由詩410-7-13
幸福の食卓- 坂井ハナ自由詩210-7-13
寝た- salco自由詩9*10-7-13
それはガラスのような音がしているけれどもガラスではない- 渡邉建志自由詩6*10-7-13
生活- 坂井ハナ自由詩510-7-12
有線願望- 坂井ハナ自由詩110-7-9
デイゲーム- 坂井ハナ自由詩510-7-8

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