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左目を飛ぶ小さな蝶は、私を影だと呼んだ。光は誰か。
 
 
 
漂いを続ける街灯の欠片は、いつもの空にただ沈んでる。
 
 
 
波打つのは私の足か ....
  宇治橋

夕霧にかすみつ渡る面影に
露けき花の色が重なる―――

  観月橋

しめやかに
欠け満たされぬ夕月の
心を以ってなぞる君の名

   ....
晴天のあくる日雨の梅雨景色恋にもにて色美しき 吾が母の産まれ出でぬる六月に 制服の 子等の 列車に乗る哉な 。  
   
溢れ居る列車に乗りし子等はただ 任天 DS 黙って 興ずる

今朝 部屋で にきび つぶしし 少年の 満員電車で  ....
うにゃーとか
ごろにゃんとかで生きてみたい
そう云うあなたはナマケモノ



ハイエナが
悪者だなんて酷すぎます
一生懸命生きてるんです



ラブレター食べさせられても困りま ....
「雪の音階」


舞う羽の静かな音こぼれるよう
  手のひらの中で羽化した希望(のぞみ)

こんこんとこころに積もる雪の下
  あなたが埋めた種が芽を出す



 ....
ふいにまた一羽の鳥が飛び立ちて
    束の間の夢心をよぎる


街角でつがいの鳥の歌を聞く
    アナタナシデハ/アナタナシデモ


啼くな鳥涙ながすなうつむくな
    唇かん ....
あなたとわたしは
たまに日常を共有する関係
そして言葉の世界で
たまに交わる関係

わたしのこころを
あなたが描くとき
あなたの横顔に
わたしを見つける



ただ ....
たたかうトナカイさんへ、
サンタにまけないでください。
たたらたあこより。


あとごにちかんですね。
サンタのおうぶおうにまけず、
がんばって。
たあこ。
 ....
いつの日の窓辺に聞いたとおい歌
    盗んで消えるおもいでの耳


汽笛すぎ残されゆくは草鉄路
    待つだけの駅呼ぶだけの風


なぐさめを知るか口笛おおぞらに
    心を放 ....
風ぬるく不意に響いた蝉の声耳に残るは夏の面影




レール沿い緑囁くさやさやと野分と呼ぶにはささやかな気して




午後3時いつもの場所で待ってます揺れるアカネが撫子にキス ....
燃える指くちびる含み恋をする
    サルビアそれは紅い吐息に


ひそやかな風にするどき心こそ
    コスモスふるう恋の歓び


咲き誇り頰よせたその黒百合に
   ....
こんぺいとう 目を閉じ頬に手 しゃりしゃりしゃり
たったひとつで 幸せの姫

ケチャップで うさぎが先っ! ぞぉーが先っ!
コラコラ押すなよ ほーらこんなになっちゃった

{ルビ祖父祖母= ....
ずばり言うわよ。あなた変でしょと謂う {ルビ夫=ツマ}に
 ずばり、やっぱりわかるかしら。とえがおで返す 吾  


ずばり謂えなくなったのよ。こしょこしょ謂うわという吾に 
 なんだか目尻 ....
遙かなる 雲 待ちわびて 待ちぼうけ おそらに 浮かぶ ゆうやけの くも 

くじらぐも 昔 しょくした 給食の 小学校の おにぎり 饅頭 。

鰯雲 夕焼け空に 振り返り 今日一日は あなた ....
こらえても ゆがむくちびる ふるふるふる
うるみ零れる おかっぱの髪

パパあげる 玄関先で 待ちわびて
握り続けた シワシワの春

負けないぞー きいろい声は どこいった
頭ならべて  ....
「雨もまたいいね」と君は傘をさすサヨナラ明日は会えないのですね

しゃかしゃかと君する料理の音もまた初夏のにおいが足踏みしている

川面から何を欲しさに口をだす藍より染める夏の鯉とは
 ....
かごめかごめ籠の中へと残されてさくらはひとり散っていきます

口惜しく散って逝くならあわれむも花いさぎよく嫉妬するのみ

たとえばと、たとえるものを探しても見つけられない春の終わりを

 ....
一度だけ夜を飛べない夜がある冷えた灯りのはばたきの道



降り来る火誰がおまえを責めようか燃えくずれつつ書きとめる日々



しあわせを感じたとたんしあわせは遠く ....
「触れていい?」
聞かずに触れる
おもむろに
あなたの足の
爪先の薔薇
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