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歪な恋が終焉を迎え
誰かの瞳からは血で濁った水滴が溢れ堕ちる

あぁ、白い月が微笑みながら沈黙しているよ
哀れな男は両手を広げ天を仰いで
叶わぬ幻想(ゆめ)の切れ端を追いかけている

暗 ....
小さな惑星(ほし)に棲む僕らは
何かを信じるたびに傷付いてばかり
憎しみから解き放てない

ほら、涙を拭いて
前を向いて
眼下に広がるイバラの路を歩いてゆこう

どんなことでも怯まず進 ....
哀しみの連鎖が僕の身体を締め付ける
絡み付く鉄の感触が僕の精神を徐々に冷たく冷やしてゆく

あぁ、何を言ったって無駄なコトさ
弁解の余地は箪笥の隙間ほど残されていやしない
ふたりの間に吹く隙 ....
胸がまたチクチク痛みだす
誰かの影を追い求める君の姿
僕はまともに見ることが出来ない

もしも、ここで奇跡が起こって
少しでも君の視線が僕に向いたなら
僕は君を抱きしめていたのに

あ ....
ヒトって見かけで判断しちゃう
不思議だね
ホントはどんなヒトかも解らないのに
アノヒトって
こんな感じとか
あんな感じとか
どんどんイメージ膨らませて
全く違う人物像の出来上がり

 ....
はっはっは!
え?
何だって?
慈しみ?
愛?
そんなもんは幻想
人間の作ったおとぎ話

人は他人の事なんざ思っていやしない
自分自身の事で精一杯だってよく言うだろ?
わざわざ自分 ....
人間ってなんて愚かなんだろう
ちょっとしたコトで
疑ったり
恨んだり
裏切られれば逆に裏切り返したりしてる
人間の営みのなかでこれだけはかかせないモノとなっているね

人間ってなんて進歩 ....
足元ばかり見てひがんでる君
空を眺めてごらん
透き通った空が君のココロ溶かし込むだろう

イヤミばかりいってないで周りを眺めてごらん
世界は君が思うより広く
君の人生を何倍に増やしたってお ....
私という人間は気まぐれ
自分が気に向かないことは絶対にしない

私という人間は怒りんぼ
自分が気に入らないことにすぐカッとなる

私という人間は苦手
自分の事となるととんと訳がわからなく ....
私たちは美神の裾を掴む事が出来ただろうか?

個人の利益追求
腐敗した論理

私たちはすぐに手短なモノで何でも済まそうとするけれど
本質を見極める事が出来ただろうか?

近く ....
サル山でおサルがキイキイ啼いている
頂のテッペンよじ登り
われこそが天下だと大いばり

それを見たカラスが手すりに止まって
アホウあほうと嘲り笑い
キリンも
ゾウも
ライオンも
シマ ....
自信過剰な彼女は腰に手を当て大威張り
まるで地べたに這うちっぽけな蟻を
鼻先であざ笑うかのように見下している
暗い倉庫に立ち並ぶマネキンを指差し
これこそが天下だと豪語しながら・・・

マ ....
夕陽に染まった校舎の窓ガラス
君は寂しそうな横顔でひとり石を投げてた
ぶつけられた窓ガラスの割れる音だけがただ虚しく心に響く

そう、僕は忘れない
眉間に皺を寄せ
剥がれ落ちる窓ガラスをグ ....
どんなに踏まれてもどんなに嘲笑われても
頑張って
今は彼方の時代
熱い涙を越えた向こうには何かが待っている

何時までも応援してるから
彼方達が居なきゃ時代は廻らない
何も正義だけが時代 ....
さあ、きれいなものをみよう
ヒトを慈しむ心
愛をはぐくむ精神(きもち)をもって

さあ、きれいなものをみよう
憎しみや悲しみから己を解き放て

さあ、きれいなものをみよう
零れ落ちる涙 ....
何故、今まで気が付かなかったのだろう
人間と言う獣を
何故、知らずにして生きて来たのだろう
私というたった独りの人物を
何故、知らぬふりをしていたのだろう
私と他人とはまったく違う方向にいる ....
今年咲きかけていた花がもう枯れてしまった
紅く、美しい花だったのに

何が
何が悪かったの!?
水をあげなかったから?
それとも、ヒリョウをあげなかったから?
ううん、違う
愛情をそそ ....
暗闇を駆け巡る侘びしさよ
盲目のなか悶え苦しむ己を鏡越しに見つめ
何を思う?

人々は仮面を被り
さもヒトゴトのように私のあいだをすり抜けてゆく
まるで風のように・・・

他人という寂 ....
滲む涙の帯
暗闇のなかで金色の炎となりて揺らめく
ただ執念深く心に焼き付かせながら
まるで引き潮のようにさっと引いていく気持ちの裏で
なにかがからっぽの頭を満たそうと重くのしかかってくる
ど ....
暗い闇の深淵から何者かが強く私に呼びかけてくる
暗く澄んだ泉どす黒い手が私の服の袖を掴んで放さない
私の脳は痺れたようになって靄がかかる
引き摺られるまま私は暗い泉の底へと体ごと投げ出すのだ
 ....
人間は〝幸福〟を求める余り
己を忘れ
危険な急流に身を投じてしまう
そのまま流されて岩などの障害にぶつかる事もある

大きな幸福だけが本当の幸福とは限らない
例え大きな幸福を求めなくとも
 ....
紫色したちいさな花弁がせつなく揺れた
こころの氷が溶け出すころなぜか涙があふれ出す
愛という名の箍がはずれ何もかもが崩れ落ちて
わたしがわたしでなくなるような気がする

あなたの微笑みもなに ....
国家は人のあつまりでできている
国のために何かするんじゃなくて
自分たちで国を動かさないといけないんだね

人の輪で地球を動かさそうよ
たてまえ・・・なんてもういらないよ
本音も言わなくて ....
偽りの花園で彼は笑いながら踊り狂う
どぎつい照明の下でひとときの快楽に酔いしれたふりをしながら
客席に目を向け品定め
彼には真の美徳よりも大切な金蔓からいくら金を搾り取れたか・・・
ということ ....
職場の昼下がり
パートのオバチャンが仕事の手を休めてコックリコックリ
やりかけの仕事目の前にあるのにまるで仕事してるように見せかけておいて
目を瞑ってまさに夢のなか
目が覚めても上司の目の前で ....
例えば既存のメディアにたいしてフェイクニュースだと叫ぶ
実業家で政治家がいた
アメリカの国民たちは皆それを信じて彼を大統領に押し上げた
彼は巧みにSNSを操り
国民を分断し
困っている人々を ....
まったくトンチンカンな解釈に
「そういう捉え方もありますね」
感想を言って貰えるだけでありがたいと
できるだけ優しく受け答えしてみる
内容とはまったく正反対
本当は違うのになぁと内心は思いな ....
光を求めていた頃には
同じように光を求めて近づいてくる友人ができ、
諦めや失望に囚われていた頃には
同じように諦めや失望に囚われた友人が寄ってくる
なんとも不思議なこともあるものだ
まるで虫 ....
気づけば私の隣には誰もいない
誰も彼も嘘っぱちの仮面被り
煽てたり冷やかしたり蹴落としたり
それは神経という神経蝕み
徐々に体の自由を奪う麻酔
頭のてっぺんから足のつま先まで痺れさせ
動か ....
目新しさや物珍しさに惑わされて
若者はぐんねりとねじ曲がった世界で息をする
声高々に荒げて語られるのは
コガネ色したメッキを被せた紛い物
メッキが剥がれ落ちればただの鉄屑でしかないのに
本当 ....
ジム・プリマスさんの栗栖真理亜さんおすすめリスト(54)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
狂人のための鎮魂歌- 栗栖真理 ...自由詩1*25-3-26
僕らの惑星(ほし)- 栗栖真理 ...自由詩1*25-3-25
闇夜に吹く風- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-22
憂鬱な愛- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-21
二次元の呟き- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-19
社会勉強- 栗栖真理 ...自由詩1*25-3-18
僕は僕だけの為に- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-14
若き感性に告ぐ- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-14
私という人間- 栗栖真理 ...自由詩1*25-3-13
美神- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-10
おサルの楽園- 栗栖真理 ...自由詩3*25-3-6
情熱と魂をもて- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-6
初恋- 栗栖真理 ...自由詩2*25-3-5
仮面の下の涙- 栗栖真理 ...自由詩3*25-2-27
愛の雫- 栗栖真理 ...自由詩1*25-2-26
独心- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-22
- 栗栖真理 ...自由詩4*25-2-21
道化師の輪舞- 栗栖真理 ...自由詩3*25-2-21
過去(きのう)と現在(いま)の狭間で- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-18
悪徳の泉- 栗栖真理 ...自由詩3*25-2-18
恋愛と幸福- 栗栖真理 ...自由詩1*25-2-17
Hana- 栗栖真理 ...自由詩1*25-2-14
ALL__THE_WORLD- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-12
偽りの花園- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-11
ありふれた日常- 栗栖真理 ...自由詩3*25-2-10
- 栗栖真理 ...自由詩3*25-2-10
堪える- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-10
- 栗栖真理 ...自由詩2*25-2-9
振り返り- 栗栖真理 ...自由詩3*25-2-6
贋金- 栗栖真理 ...自由詩4*25-2-6

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