すべてのおすすめ
どこまで行ってもきっと同じなのに
なぜ僕たちは止まれないのだろう
目を閉じて耳を澄ましてる
波の音がきれいだった

僕たちは

ここにいるよ
ここにいるよ
いつまでも
終わらない夢 ....
世界の人口分のひとり
日本の人口分のひとり
このひとり分で
何が変えられるのだろう

ひとり分の重み
実感したい重み

ユポ紙は受け止めてくれるだろうか
届けてくれるだろうか

 ....
無視かよ
どうして仕事を無視できる
無視かよ
これは何かのハラスメント
無視かよ
人の気持ちを不愉快にさせる
無視かよ
仕事しろよリモートで引きこもっていないで
無視かよ
できれば胸 ....
酔っ払いの群れに
ぶつかりながら
君に話しかけても
後ろの大声の会話に
かき消されて
駅までの間
少しも話せなかった

もうすぐ終電と
急ぎ足の君と
はぐれないように
ついていく ....
小さな虫籠に閉じ込めていた
私という虫
狭い世界で
所詮蛾だからと
あきらめていた
それでも自然と暴れてしまう
翅を広げられたなら

私は本当に虫だろうか
その疑いが虫籠を開ける
 ....
今日の投稿で1年経ちます
明日から2年目の1日目

三日坊主にならず
365日続けられた
毎日詩を書くということ

また次の1年
続くように
楽しんで書いていきます

読んでくだ ....
誰かにとっての正しいは
誰かにとっては間違いで
誰かにとっての間違いは
誰かにとっては正しくて

輪郭だけが埃のように
転がってグレーになる

神や仏を信じてみても
何の役にも立たな ....
死の弾が降り注ぐ
またはじまる
消えてなくなればいいのに
また繰り返す

遠い国の出来事と
やりすごす
目の前の米で
思考は消される

止むことは止む
きっと止む
空に青が戻っ ....
廃れた土地
命が終わる
俺は見た
何も言えず

裂ける絆
崩れる平穏
巣を破壊された
蟻のように

権力者の踊り
そのリズムは永遠に
搾取の唄
その調べは永遠に

地獄の ....
午後5時のオレンジ色の道
カラスが飛んでいる
ビル風に吹かれながら
しみついた地元へ
帰ってゆく

街並み
過ぎていく
街並み
よそ行きの顔で

街並みが整えられても
排他的な ....
小さく丸まった背中に
触れようとして
手をのばせなかった
盆の季節までさようなら
しわしわの笑顔で
手を振る人
何度も振り返って
手を振ると
小さくなった姿が
まだ手を振っていた
 ....
葉先が触れる人を傷つけた
沈黙は重く
伏し目がちのまつ毛に
影が落ちる
言い訳をしたくなるのを
ぐっと堪える
発すればまた言を超えて葉が
鋭利に振る舞う
許しを乞おうとする唇が歪む
花粉が賑やかに飛ぶころ
木蓮の花の蝋燭が灯る
さようならも言えないまま
誕生日みたいに巡りつづける年
降り積もってみれば
だんだん記憶も曖昧になって
凝縮された切なさが
心に小波を起こし ....
時の残酷さ
足元がどんどん陥没していく
落ちないようにひたすら走った
どこに行けばいいのか
行けるのか
想像するのは難しく
迫り来る恐怖で
少しも上手く走れなかった
転んでもう駄目だと ....
微睡む心地よさは檻の中
愉悦の毛布で拘束されて
その状態で完結する世界
形式に従うことが正しく
拘束を解こうとする者を
激しく糾弾し押さえつけ
コントロールの下に置く
未来を前にして失う ....
月光が闇を裂いて道を開く
満月の頼もしさが影をはらう
昨日までの迷いは溶けて
信じられる未来が近くなる
まっさらな地が光を呼ぶ夜に

光のあるところを見れば
明日の扉が見えてくる
怯え ....
ひとつの世界の上に立つには
力が及ばなかった
鍛錬の不足
十年歌えばと言われているところを
一年にも満たないのだから当然

暗い道を月光が柔らかく照らす

未熟な世界観は滅びゆく
瓦 ....
こだま三郎は盗人だ。盗みに入る家人に扮装しては金目のものを盗んでいた。盗みに入られた村の者たちはこだま三郎を恨み殺害を企てた。こだま三郎を捕えるべく村のあちらこちらに落とし穴を作った。ある日ドサっと音 .... 某太郎は盗人だ。盗むのは村の子供たちであった。子どもを盗むと汚物を塗りたくって家に返した。するとその家の者は全員病に冒され、死んでしまった。村人たちは某太郎に憎悪した。ある家の男が某太郎を憎むあまり自 .... やらなければならない事がないと
思考は外側や内側を探求する
ジャンルは作らない
たとえ主観が
どんよりとしていようとも
蓋をしていた記憶の中から
素手で取り出した
生臭い瞬間の数々を
 ....
彼が暗殺されたのか自死したのかは
今となってはわからない
彼の作品にそのヒントはあるだろうか
ふとした好奇心でふらり図書館に寄り
ベンヤミンの本を手に取る
軽かった気持ちが不意に重くなる
 ....
君が去って行った方角から
雪の匂いがする
さようならと引き換えに
雪雲を連れて来る
笑い合った日の空気は
すっかり消えてしまった
どんなに懐かしんでも
現実に戻ることはない
儚い夢のよ ....
ジム・プリマスさんの海さんおすすめリスト(22)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あの海の向こう- 自由詩6*25-7-24
ひとり分- 自由詩5*25-7-20
無視かよ- 自由詩7*25-7-16
金曜の夜- 自由詩11*25-7-14
蛾を放つ- 自由詩10*25-7-13
1年続いた- 自由詩13*25-6-30
埃の色- 自由詩6*25-6-28
祈るのは刹那- 自由詩8*25-6-20
働き者のゆくえ- 自由詩11*25-6-13
街並み- 自由詩7*25-6-12
さみしさの封蝋- 自由詩16*25-3-30
葉先の罪- 自由詩8*25-3-26
木蓮の蝋燭- 自由詩7*25-3-24
時の陥没- 自由詩4*25-3-21
偽りの毛布- 自由詩4*25-3-17
満月の道- 自由詩5*25-3-14
月光歌- 自由詩5*25-3-4
こだま- 自由詩5*25-3-1
疫、- 自由詩5*25-2-28
土曜日の探究- 自由詩5*25-1-25
金曜日の図書館- 自由詩6*25-1-24
雪の匂い- 自由詩10*25-1-13

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する