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歩いています夕暮れ
空は赤くありませんでした
曇り空が何度目かの意識で
その姿を現しました

その下が
天王寺の駅前の古い商店街というか横丁で
腕を組んでパチンコ屋の前で立っている
お ....
いつまでも
置き忘れられたような
宿題のような生活だ
いつまでも焦っている
逃げるように眠る

鳩が鳴いている
静かにメスを入れられる時間
過去はえぐりだされた

歌います
感情 ....
「詩と”私”を切り離せ」こういう大胆なタイトルはなかなか書けないものだし、あざとく見える危険もある。よく書いたと思う。http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=426 .... まつりごとに
たてつくなあ
見えねえヤイバで
タマ詩とカラダを
伐られたときにゃ

古い良い気が伐られたときみたぁ
きくずら散るから

黙って
礫をなげるわ
きずつけるは
つれ ....

 弐 
  算数ができなかったよ

  漢字は好き でも雨の日好き
  
101
   102
      103、カレンダーの数をバラバラに
          時間はかいたい ....
遺伝子ってのは
忘れてても
覚えている奴

あんまり頭を使わずとも
友よ
あなた

考えてないけど
市バス乗り場て
読めるなあ
習ったからだけや
ないでしょう
【覚えている】 ....
野茂投手が
大きく腰をひねり
ボールを投げるのを
見ていると
カッコイイ

僕と同じ大阪で育ち
朝が弱いので
朝の練習はとても
嫌いだったらしい

米の、放送局のインタビュアーに ....
批評書きます
ラーメン屋には最近行きません
夜の空気は、見慣れなきものになりつづけ
脂っこいものは、
もうごめんなさいよ

空がまばらな光線にけぶるし
いのちの100当番にはかけたことな ....
虹が
吹雪いてるよ
夜の窓は魔法であるから
てのひらに息を
当てて
もつれている糸を
たぐる、ダウンは
少しジッパーが
しまりにくい

川と友達になりたい
流れの無限に逆らい
 ....
育った道を
バスが交差して
くねりながら
震えるのに
指で

ケータイいじりながら言葉を差し込む
自分の未然形


スガシカオな戦慄で
歩く

悔い改めることが雨と流れて吹き ....
記憶のない誕生日

うまれたからだならなんだかしらないがとてもつきはてるにははやすぎのびていくいとはほそくたよりない


昔の誰かの考えを辿る
遡っても白いだけ

白いだけに父

 ....
雨が止んだそのまま
空気は僕の肺で湿りながら撫でまわして、くぐる血管が霧を食べる
さっき女ともだちに
意地悪なメールを送った
送らない方がきっと
あの女を苛立たせる
あまりに一般的な
妄 ....
ひろびろとした
大学の教室の
誰もいない
こと
たしかめて
侵入した

空調は消されていた七月の
ブラインダーの降りた
その場所で
母の作った弁当を

箸の音
なるべく立てず ....
山内緋呂子さんの石川和広さんおすすめリスト(13)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
今日はおじさんの日- 石川和広自由詩7*05-9-22
逃げる眠り- 石川和広自由詩11*05-9-18
「詩」さんは何を求めているのかー「詩と”私”を切り離せ」を読 ...- 石川和広散文(批評 ...9*05-8-8
ほるもん爺さん、かく聞きたり- 石川和広自由詩2*05-2-14
Call- 石川和広未詩・独白2*05-2-1
これからどうしようか- 石川和広自由詩3*05-1-27
オフの野茂とぼく- 石川和広自由詩9*05-1-20
夜のあてつけ、終電、ああそれから批評- 石川和広自由詩6*05-1-16
いいんだ- 石川和広自由詩10*05-1-13
ふるえ声- 石川和広自由詩4*05-1-6
記憶のない誕生日- 石川和広自由詩4*05-1-6
弾痕- 石川和広自由詩3*05-1-6
おもいだしたこと- 石川和広自由詩11*04-6-6

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