さてさて。。。両の腕まくり
かあさん残したくれた味
思い出しつつ逢いに行こう。

蓮根、牛蒡に人参を
ごしごし綺麗に洗ったら
トントン乱れに切りまする。

色とりどりの野菜達
お鍋に ....
私はかつて牛乳でした
牛乳とは不可算名詞である故
固体ではなくましてや個性もありません
それが悪いと言っているのでは無いことを
皆さんには理解していただきたいのですが
そして私がかつて何人を ....
一秒ごとに
あいまいにぼやける
まちの、輪郭
潮騒がおしよせて
すべての境界線を消してしまう
抱擁する、
抱擁する、夜の、
水槽


よじれるカラダで
白い波をぬって
見つから ....
  

   曖昧な物に名前をつけてゆく
   切り取ってゆく
   詩を書くことは名前を奪うことだ
   いままでなかった感情や
   世界にツバをつけることだ
   新雪を汚すことだ ....
マヨネーズの大好きなおまえは
なんにでもそれをかけたがる
それはもう見境なくて
見ている俺は食欲が失せる
どこへ出かけて食事をしても
注文がきたら開口一番に
「マヨネーズある?」って聞くな ....
きみがぼくにすてられたって
そんなふうにおもっているとしたなら
それは 
とんでもないまちがいなんだよ


きみ、
ぼくとであうまえにだって
だれかとであってたんだろう?
だれかとキ ....
(葬儀におけるエコロジー)

もし ぼくが死んだら
土葬にしてくれ

小さな命たちに
ご馳走してやりたいんだ

もし 火葬にするなら
ミディアムレアに焼いてくれ

エネルギーを
 ....
花びらを口に
それだけでなんとなく



特に赤い薔薇の
シルクのようなさわり心地の

それとも華やかではなく清純かしら
春めいたチューリップの

モグラに勝てるくらいのすずら ....
携帯電話で話しながら

「近くのはずなんだけど、、、わかるようにスッキップしてみて」
と言われて正直にスキップする僕は
どうしょうもないバカだ

そんな僕を見て
君が笑ってくれ ....
    夜のキウイ
    地下バーのジョンレノンの
    ポスター汚れ

    やっちまった
    しょんべんのズボンの地図よ
    モスクワの壁

    電球がひとつもな ....
分厚いアクリルガラスの向こう側
水槽の重い水の中で鮫は
鮫という生物ではなく
鮫の形をした液体のように
ドロリと泳いでいる

鮫よ永遠に泳げ
人の世の歴史が果て
命あるものすべてが斃れ ....
濡れた紙が降ってくる
手で破いたように 
様々な容姿で舞い
白く空を遮る
ペタリと壁や信号機に張り付き
人々の頭は皆ライス大盛り
足早に歩く人の足には
待ってくださいとばかりに
大きな ....
こわれているようなので
そっと さわらないようにして
ふたをしめておきました

あれから なんども なんども
あけてみましたが
やっぱり こわれているようなので
さわるのは やめておきま ....
病院の長い待合い廊下に坐って
考えている
私の気はたしかなのかと
時々 呼び出しに応じて
いくつかの個室のどれかへと
人が 入ってゆく
そしてやがてまた出てくる
入ったまま
出てこない ....
この歌に希望をのせて、
       月のしずくに願いをこめて、
いつかかなうすべての夢、
       どんなにつらくとも叶うから。
いつもどこでも、誰も助けてはくれないから。
自分の道は ....
  父と子は走った
  父はバイクで
  そうしてぼくはランナーとして
  伴走してくれる父の後についていった
  中学校のマラソン大会で
  ぼくはびりの方だった
  帰ってくるランナー ....
(回転=人間魚雷、桜花=ロケット特攻機)


さくら さくら
日本の やさしさ

散れ 散れ さくら
回転する桜花

流されて さくら
ドブの中

腐って さくら
ヘドロとな ....
バカ男の実験

先ずコップを用意します
コップに水を入れて塩をとかします
量は正確に目分量でお願いします
次にくつをはきます
とびらを開けて右足、左足、右足、左足
の順番で歩きだ ....
安っぽいヒロイズム 
何て言うか  嫌いじゃ ないよ
吐かせる為の本も 泣かせる為の歌も
カラダに悪い ムラサキの煙も


諦めたらそれまで さようなら
不条理に迎合されたら 俺はどうす ....
おじさんはいつも何かにつまづいている
ずいぶん空が遠くなった

友達が少なくなったけど
仕事は増えた

良く知らないひとのことを気遣っている毎日
親しいひとのことはどんどん知らなくなって ....
 恋が
 沸騰しないよう

 私は
 いつもつぶやいている

 あなたには無理
 あなたには
 
 
 
 
 
白いメモ帳に落書き書いた
そうしたらただの紙屑

白いメモ帳に言の葉書いた
そうしたらただの紙屑

あのね。
でもね。

君から見たら紙屑は
うちから見たら心のカケラ

そっと ....
  あれから、もう何年経ってしまったのか
  思い出したくないような そんな気持ちで
  今を生きていることを 許してください。
 
 *********************



 ....
指先であそぶ旋律がピアノの鍵盤の上を流れて 
部屋に溢れるやさしい音階のすきまに
天球図は青くひろがってゆく
東のかなたの
さそりの心臓は自ら発火し
そのきらめきは引き出しの奥で眠るルビー
 ....
バカ男、ひょーしょーじょーがかゆい
でも、バカ男、ひょーしょーじょー、持ってない
ああ、ひょーしょーじょーがかゆーいよー
でも、バカ男、持ってないから、かけないよお
バカ男、痛いの ....
  

   朝はいつ空けるか
   モダンアートのような
   朝焼けが見たい
   心の中が掻き立てられるから
   燃えてくる海
   でっかい太陽がイビツになってる
   いっ ....
三日前から風邪気味で
声がハスキーで格好いいよお兄さん
マスクは子供用なので、
すこし顔が窮屈そうです
風邪薬は粉薬は
無理矢理ジュースでながす、
いけないんだよ、お兄さん
熱でフラフラ ....
似合って無くても着たいモン着て
身体に悪くても吸いたいモン吸って
悔しかったら男泣きに涙を流して
下らねぇモンには鼻クソつけて歩く


確かなモノは己の欲望だけだけど
理性を捨てちまう訳 ....
あなたの視線に
私は
どんなふうに映るのだろう

私の
身体は

胸 
も 気になる
ウエスト 


だけど
身体をほどくのは
案外 簡単


あなたの視線に
私 ....
  

    一滴の血
    一滴の汗
    一滴の涙からできている人間がいる

    全細胞にくまなくゆきわたっている
    人間が美しいのはそのためだ

    人間誰 ....
千波 一也さんのおすすめリスト(7731)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
++++筑前煮++++- しらいし ...自由詩6*05-3-7
独白- KEIK ...自由詩105-3-7
夜の、水槽- 望月 ゆ ...自由詩4*05-3-7
新雪を汚すことだ- 天野茂典自由詩405-3-7
マヨネーズ醤油- 一筆自由詩4*05-3-7
りさいくる- 望月 ゆ ...自由詩3*05-3-7
ミディアムレアに焼いてくれ- 043BLUE自由詩505-3-6
花びらを口に- 暗闇れも ...自由詩3*05-3-6
僕はスキップする- ベンジャ ...自由詩12*05-3-6
モスクワの壁- 天野茂典未詩・独白105-3-6
宇宙鮫- 大覚アキ ...自由詩105-3-6
紙の日- 湾鶴自由詩305-3-6
そっと_ゆっくりと- こむ自由詩205-3-5
外_来- 塔野夏子自由詩11*05-3-5
月のしずく- 天使自由詩1*05-3-5
そうしてぼくはランナーとして- 天野茂典未詩・独白105-3-5
桜花- 043BLUE自由詩205-3-5
実験- バカ男自由詩5*05-3-4
どうしよう(みんなのうた)- 虹村 凌自由詩3*05-3-4
青いおじさん- tonpekep自由詩7*05-3-4
沸騰石- umineko自由詩4*05-3-4
落書き- しらいし ...自由詩4*05-3-3
misa- 千月 話 ...自由詩7*05-3-3
さそりの心臓- ワタナベ自由詩3105-3-3
困る- バカ男自由詩4*05-3-3
太陽はひとつの窓なのだ- 天野茂典未詩・独白305-3-3
三日前- nomi ...自由詩105-3-3
正直な詩(みんなのうた)- 虹村 凌自由詩4*05-3-2
視線- umineko自由詩205-3-2
一滴の血- 天野茂典自由詩405-3-2

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