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実は私、6歳で15才の彼氏がいました。
実は私、ブロードバンドインターネット接続なしで生きることができません。 ....
壊れかけたラジオが
なぜだか中国語の放送だけを受信する
意味はまるでわからないが
聞き覚えのある声だ

演説口調に冒されて
空間は異次元的に歪んでゆき
西壁はすっかり半透明の灰色の寒天に ....
夜に浮かびくるには
断然に 白

やままゆがの
巨大な紋様は
それは
彼女のいいところ

もっと早く
もっと小さく
鱗粉よりも
残像を もて

孤独を埋めるのは
それは
 ....
雨・・

と、今日の世界を書き記す。
ここからどこへ
行くというのか。
どこへ?
決まっているじゃないか
そこへ。
そこ?
そうそこ。
ここ?
そうここ。
どこなんだここ。
 ....
ねこみみの新幹線が
魔法陣の街
すべる

すべる

あなたの
腕でブレーキを

かけたり
遠ざけたり
ふざけて腕を
組んだり

甘くみみを
噛んだり

笑いあって
 ....
流れ星を見た。

うつむく彼の頭撫でながら
見ていたら
すっ
すっ、て

花火大会の余韻も
冷めやらぬ私の頭上
初めて見たよ。
2つも。

髪の毛をかきあげたら
鳴くんだよ
 ....
父と別々の家に住むようになってから
ときどきは会いに行こうと決めていた

小さい頃から
一緒に暮らした記憶などなくて
なのに父は
僕との思い出話を聞かせようとする

うんうんと
僕が ....
もともと
あてになる眼ではないけれど
それでも
夕陽の色彩くらいは
心得ている

川辺は 減速を始めている
木立は 瞑想を始めている
鳥達は 安息を始めている
あきらかに夕陽の時 ....
毛むくじゃらの家猫が出かけて行ったきり
帰って来ないものだから
庭の木で啼くスズメの声が
遠慮なく鳴る目覚まし時計で
最近は、誰よりも早く窓を開けて
新しい風を味わう

あめ色の古机の上 ....
どうしようもないくらいの
空の返還が
わたしに帰ってきた
わたしの唇は青いことでいっぱいになる

空に着歴がある
それは長い長い数列
雲は遠くの蒸気と会話したりするけど
やがて話が尽き ....
パラパラとガラスをたたく

大地から沸き上がるあつさと

ねつの滴りに

味サイが帽子を揺らす

アスファルトは硝煙のかおり

かさのはながさく

しばし 追憶にまどろむ
ここで赤い魚の話をしてはいけません

最初の貼り紙は公民館のドアに貼られた
誰が貼ったのか
誰も知らなかった

次の貼り紙はあちこちのスーパーで見られた
誰が貼ったのか
店員も店長も知 ....
真昼、
通りの向こうで叫びがあがったが
どうしても人間の声にはきこえない

おれは対角線上を通りすぎ
日陰から振りむくが
すでに何も見えない



何が叫んだのか
何を叫んだのか ....
かあさんは裏庭にチガヤを植えなかった。
壁を緑に塗らなかった。
とうさんは健康的に山を登り、
かあさんは家で本を読み、
かあさんはおもての庭に紫陽花を植え、
家の壁は地味な灰色に塗られた。
 ....
わたし
猫好きやねん
本間に
大好きやねん

この前
小学生が木の上の猫に石投げててん
許せへんから
わたし石拾って力一杯投げたってん
そしたら小学生の前歯と猫
一緒に落ちてきてん ....
殺傷能力を高めるために
釘のようなものを入れました
ことばを

ことばもいつも同じなのです

爆発するか
しないかの違い

世界に投げ入れる
膝を抱えて
  
  
  
 ....
母が死んだ

夢を見た


病院でオムツをしながらも
うまい物が食べたいと叫ぶのが
私の母であることは間違いない

自分のことしか眼中になく
子供の声がテレビの雑音にかき消されてい ....
あなたと私の間に
こんなにも近く届かない距離がある
この街で生きていくことは
距離を取ることだ

私を見下す太陽は
説教をする
説諭する
どうしようもなく
見渡せないほどの遠くなら ....
まっすぐ、ね
すすもうとしてるんだけど
うしろをみれば
くねくねと
ついている
あしあと

つまさき だちして
あなたとすれちがった
あたりをながめてみる
あら?ころんだあと
か ....
砂糖漬けの果実のように
甘い甘い蕩ける旋律に誘われて
行った先は間の抜けた空洞
ウィスキーグラスの氷のように
冷たい透明な空気に飲み込まれ
言った後は気の抜けた風船

そんなデート
そ ....
月も霞み掛かっててしまって
君にも届きそうにない
街は流れる光であふれて
僕は溺れそうになって

色んな事そんなふうに
眩しく見えるのは
君の残していった影がまだ
この部屋に落ちている ....
強くなると言う事は
自分の弱さに
うまく付き合っていけるようになる事。
夕暮れに知らない人と話した
知らない人と夕暮れに話すのは実に久しぶりで
どこの国の人かは知らないけれど
どうでもいい話をした
携帯電話は最近画素数が高いから
最近は野菜も見たことがないものが ....
この皮膚
だけでは足りないんだ

さかなのように
うろこをもたない
ボクらは
そんな生き物だから

だから
あらゆる皮膚と皮膚
重ねて

重ねて

夕暮れと
ひとつになっ ....
昔から僕の家では朝は紅茶で
それも普通のティーバッグで作るやつなんだけど
僕はそれが好きだった
透明なお湯に少しずつ漂うように染みていく
あの色が好きだった

自分の世界が少しずつ広がるよ ....
雨に濡れるのを忘れた人が、信号の前で返り血を浴びている。どんよりと、ただどんよりと生きていけ。おまえの夜の病はいまだ進行中だ。魚群探知機に映る影の人びと。探そうとしてもけっして探し当てられない影の呼吸 .... からっぽだから
蒼いの

とうめいな翅を
ふるわせて
飛んでいったから
からっぽなの

埋めようとして
あなたが
抱いてくれたとしても
満たされないの

満たされない ....
ムーニールーがありんこを相手取って
裁判をしているころ
お日様は林檎を
真っ赤に染めて
林檎はムーニールーに食べられるのを待っている

カタツムリが雨の中
小さくくしゃみしたけれど
ム ....
アホの振る舞いは
小さい頃に母に叩き込まれたから
自然と所作として表れる

でもバイパスを渡るときは
高校球児のようにお守り握って
全てを忘れて決死の勝負
渡りきって汗をぬぐい安堵感いっ ....
探さないでください

そんな手紙を残して
君がいなくなってしまったから

僕はちまなこになって探したんだ

押入れ、風呂場、トイレ
良く行くレストラン、レンタルビデオ屋

何処にも ....
たりぽん(大理 奔)さんの自由詩おすすめリスト(3653)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
The_Truth_About_Me- 月山一天自由詩3*05-6-30
虫への恋文- 佐々宝砂自由詩505-6-29
アメリカシロヒトリ- umineko自由詩2*05-6-29
いまという未来- こしごえ自由詩5*05-6-28
ねこみみ新幹線- umineko自由詩5*05-6-27
予兆- とうどう ...自由詩23+*05-6-27
会話- ベンジャ ...自由詩10*05-6-27
夕陽が堕ちる- 千波 一 ...自由詩15*05-6-26
_臭う家- 千月 話 ...自由詩18*05-6-25
空の形- tonpekep自由詩45*05-6-25
*あまおと*- かおる自由詩11*05-6-24
赤い魚の話- 佐々宝砂自由詩8*05-6-24
叫びについての独語- 安部行人自由詩605-6-24
目覚めよと呼ぶ声の聞こえ- 佐々宝砂自由詩405-6-23
猫を救った日の事- 月山一天自由詩15*05-6-23
- umineko自由詩9*05-6-23
BGM- 初代ドリ ...自由詩5*05-6-22
遮音された距離- 紫音自由詩3*05-6-22
まっすぐなきせき_- 玉兎自由詩7*05-6-22
日記捨ててください- 紫音自由詩4*05-6-22
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つよさ- 月山一天自由詩13*05-6-21
新しい携帯- チアーヌ自由詩105-6-19
皮膚- umineko自由詩6*05-6-19
モーニングティー- 半知半能自由詩4*05-6-19
蒸し焼きの雨- 岡部淳太 ...自由詩37*05-6-18
うつせみ- 落合朱美自由詩11*05-6-17
ムーニールー- ふるる自由詩35*05-6-17
意外とバイパス- 木葉 揺自由詩8*05-6-16
グラタンをあたためながら- ベンジャ ...自由詩13*05-6-15

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