すべてのおすすめ
たくさんのさよならを
散り敷いた桜の花びらのように踏みしめて
僕は行く
何に呼ばれて
僕は行くのか
からっぽになった
僕のからだは
何色の絵の具を
入れたらいいのかな
もしこ ....
大きくてごつごつした 彼の手
左手にいつもしている時計の他に
ブレスとか
指輪をひとつだけ
飾ってみたいと思った
きっとよく似合う
今日、
ハンドル握った左手に
初めて銀のブレスを ....
僕が握っている
ボールペンの
インクの中に
君が詰まっていたらいいのに
朝ごはん食べる
フルーツヨーグルトの
フルーツといっしょに
君が混ざっていたらいいのに
にゃんが時々つか ....
おでんを
初めて食べたのは
あなたの家の
ばんごはん
半透明の大根に
皮のやわやわなちくわ
味のしみた卵
だしを二種類とるのがコツなのよ
と
あなたは言ったっけ ....
今日ミ○ドに行ったらサンタさんがぐったりした顔でコーヒーをすすってたので、
「お疲れ様でした」
って声かけたら、
「お前んち行ったのにおらんかった。なにしとったんや」
とふてくされた顔 ....
雨が降ってくると
金沢を思い出します。
金沢は年間六十日しか
晴れの日がありません。
大体曇りか雨です。
空はいつも
ブルーグレイの薄雲がかかっています。
雲のない ....
ネットはたまに嫌なこともあるけど、
自分の知らないいいことを顕在化してくれる。
ネットは匿名で悪口を言えたりするけど、
普段言いにくいことをいつもより気軽に言えたりする。
いい ....
残された わたしは
息をしなければならないと
ごぶごぶと
両腕で水をかきわけながら
溺レル
月も星もない
光なき空の下
コールタールのように
生き物の棲まない
真っ黒い海がうねる ....
一弦にふれる
あのひとの
小指をもいで
私の部屋に置いて
爪の先まで
かわいいよ と
褒めてあげたい
私のほっぺの
いちばん柔らかいところに
指の腹をぺたん
くっつけて
好き ....
あの人に愛された
私の体のパーツ
ひとつずつ
指でなぞっていく
マッチのように
こすったら
残り火は
燃えるだろうか
まだ
私のために
ただ一度
抱き締められた
その腕は
遠い日の
引き潮のように
わたしを
つれていってしまいました
ここにいる
わたしは
こい を
しているのですか
こい を
してい ....
陽炎ゆらめく金の砂子
彩雲は海風に吹き乱れ
てのひらに燃え立つストレリッチア
放った水際 横なぎにさらわれる
あの辺を転がってく
サクラ紙みたいな柔らかいの
さっき2人で食べた
カッ ....
お尻から生えてた
あげたてのコロッケみたいないろの
太いしっぽを
あわてて隠しました。
あのひとが明日来るってさ。
油断して
わたし
ババシャツで毎晩寝てました。
かみの毛 ....
亡くなった人の事
考える
最初に浮かぶのは
ごめんねって
言葉
いつも
いつもだ
きっと僕もいつかいくその日まで
ずっとそうだ
君はあっちを向いているよ。
なぜ あっちを向いているのか私は知らない。
君は何か考えてたよ。
何を考えてたのか 私はわからない。
でも 背中を合わせて
私はこっちを向いて
君と一緒 ....
ココアを買いに行った。
振り返ったら
テーブルに 彼が座ってた。
ぼーっとどこかを見て
考え事してるひとりの彼は
普通の男の人だった。
たまたま休みだから
外に食べに寄っただけの
お客 ....
あたし達は多分
できかけのべっこうあめみたいに
ぐにゃ、ぐにゃ、してる
べっこう色、
きれいな固い肌も
もってないし
白い上白糖の、
さらさらした柔らかさも
なくしちゃったし
....
流れ星を見た。
うつむく彼の頭撫でながら
見ていたら
すっ
すっ、て
花火大会の余韻も
冷めやらぬ私の頭上
初めて見たよ。
2つも。
髪の毛をかきあげたら
鳴くんだよ
....
スーパーでも。
デパートでも。
コンビ二でも。
君が好きだったあの曲が
ゆうせんの他の曲に紛れて
普通に聞こえるようになるまで
僕は生きてやるんだ。
そう思って
玉葱を買う ....
たりぽん(大理 奔)さんのとうどうせいらさんおすすめリスト
(19)
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DIVE
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とうどう ...
自由詩
16*
07-4-5
かっぱえびせん
-
とうどう ...
自由詩
12*
07-2-25
蜜柑
-
とうどう ...
自由詩
18*
07-1-22
鍋の底
-
とうどう ...
自由詩
19*
07-1-7
サンタさんだるそうでした
-
とうどう ...
自由詩
14*
06-12-31
北と南のあいだ
-
とうどう ...
自由詩
28*
06-11-6
詩をほわほわ投稿する理由について(diary)
-
とうどう ...
散文(批評 ...
28*
06-9-19
黒い海
-
とうどう ...
未詩・独白
10*
06-9-4
小指
-
とうどう ...
自由詩
10*
06-8-31
埋み火
-
とうどう ...
自由詩
8*
06-8-28
引き潮
-
とうどう ...
自由詩
36*
06-4-14
汗の匂い
-
とうどう ...
自由詩
19*
06-2-11
かきのは
-
とうどう ...
自由詩
12*
05-11-27
echo
-
とうどう ...
未詩・独白
12*
05-9-27
十八夜
-
とうどう ...
自由詩
7*
05-9-9
ガラス戸
-
とうどう ...
自由詩
10*
05-9-1
べっこうあめ
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とうどう ...
自由詩
14*
05-7-1
予兆
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とうどう ...
自由詩
23+*
05-6-27
買い物
-
とうどう ...
自由詩
14*
05-5-6
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