すべてのおすすめ
ありがとう。すべての人に。
ありがとう。私の親族に。
ありがとう。知り合った人々に。
ありがとう。未だ見ぬ友人に。
ありがとう。私の過去に。
ありがとう。愛してくれた人に。
....
イライラするのは
しょうがないとして
イライラしていないふりを
うまくできなくて
八つ当たりしたり
舌打ちしてみたり
その後で自己嫌悪して
それでも生きていかなくちゃいけない ....
米の差で起こる火災がある
甘ったるい考え方を
先頭に立たせ
ウジ虫を湧き放題に
辛いくぼみを作る
ムー大陸は幻では無く
教会の言葉を解読して
充分嫉妬しておけば
レフェリーが判定してく ....
ふうと溜息をついてみる
思わせぶりな
その音の大きさに
自ら驚いてみたりする
あざとく
わざとらしく
それでも誰も振り向きはしない
駄目だ
こんなことでは
振り向いて欲し ....
やさしさは
限りなく汚れた
命の流れの中枢で
まっすぐ彼方へと向かう
限りなく清潔な
祈りのまばゆいかたち
やさしさは
常に虐殺されている
それでも残り続ける
命を超えたもの
....
脆弱な精神は
ただひたすらに
堕ちてゆく
硝子瓶の中
飛び出す気もなく
舞い続ける
澱のように
両の腕を翼の如くに拡げ
力なく曲げられた膝は
まるで駆け出すかのような
姿勢 ....
誰もが主役
脇役ではない
自分を生きよう
創造の力を誰もが持ち
最高の人生を描ける
主役だから
何でも自分で決めて
毎日を楽しもう
今が潤って見える
何も足りないものがな ....
自意識を 自覚しているか
客観的な意見を 取り入れられるか
そんな 葛藤をする 瞬間に
脳内カラフル花が 咲き乱れるのかも しれません
そんな 彩の中では
漆黒の闇 なんて表現を ....
昭和13年の正月にタイムスリップしていたのだ
女は着物か着物っぽい洋装をしていた
喫茶店では皆姿勢が良かった
会話の声はさ行が強調されて聞こえた
新聞はどれも昭和13年の正月の ....
朝のひとときに
部屋の窓ガラスに
打ち付ける様に降る 雨
その降り方は
この身に潜む暗いものも
洗い流していくかのように
雄々しいあなたは お久しぶりですね
あなた ....
揺れる心は止まらない
そのまま揺らしておくしかない
いつまで揺れているものか
楽しめるくらいの余裕が欲しい
赤かった皮のことなんて
なかったような角度で
スリオロサレル
リンゴの身になって御覧なさい
決して実になってはイケマセン
まして見に行ってはいけませんよと言われると
覗き見した ....
居るのは俺だけ
見えるのは君だけ
行くのは俺だけ
歩く君だけ 想うのは俺だけ
残るのは君だけ
考え事だらけ そんな言い訳
分からない事だらけ これも言い訳
....
ぼくには海がある
山がある
大地がある
宇宙がある
じぶんに都合がいいところに行けばいい
深夜
腹痛で目をさまし
あなたのなまえを呼ぶ
神のなまえ
....
椅子が並んで
たくさんの人が腰掛けています
まるで出発ロビーのようです
周囲の人と
穏やかに語り合っている人たちは
旅支度の割には身軽で
しみじみと
和やかな笑顔も浮かべ
主に ....
満たされない想いは
消化することなく
いつまでも腹の底に横たわり
この身体の中で燻り続ける
一気に昇華させる術を知りたいものだ
せめてもの気休めになったはずだ
頬を涙が伝おうとも
な ....
虫の音がしあわせだ
俺の匂いがしあわせだ
深夜放送がしあわせだ
指原莉乃がいいとこつく
松田翔太がどこか遠い
林真理子がえらそうだ
虫の音がえらそうだ
扇 ....
普通の人のように
屈託なく笑おう
普通の人のように
チャーハンを食べよう
普通の人のように
洗車をしよう
普通の人のように
スポーツを楽しもう
普通の人のように
善いことをしよう
....
どうして陽は登るのだろう
どうして星空は輝くのだろう
どうして人は笑うのだろう
どうしてあなたは私の親なのだろう
どうして道は出来るのだろう
どうして街は夜に光るのだろう
どうして人は ....
四季に手を振り手を招き
多忙の風の中 刹那に傾く 夕焼けの如く
鎧のような交感神経から
いつも幸運にも真水の中を泳ぐ魂になれる ひとひらの降り
快い爽と秋空 黄金色の結晶の影の趣くまま ....
本当に美しいものは
言葉には表せない
それらを再現できるのは
読み手の魔法なのだ
伸びやかな糸の向こう側に掛かる虹を
黙って見ていた
辛いのは嫌いだって言ったのに
辛子が大量投下されている
糖化処理する訳にも行かぬのだから
銀のスプーンで救い上げる
もし ....
かなしいがいっぱいになって
泣きだした
よくとおる声で
しゃくりあげ
虐たいではなく
とおり魔でもない
がんぜない
わがまま
しわのない顔をせいいっぱいゆがめ
大つぶの涙おしげもなく ....
桜をみると胸がいたい
桜なんかだいきらいと言いたくなる
だから桜に謝りながら
盆栽みたいなかたちをみつめている
一方向にしか膨らまない宇宙なら
星はこんなふうに見える ....
好きなこと見つけて
好きなことやり続けて
花を咲かせよう
生き続けていれば
心にたくさんの花が咲く
単色の花ではない
色彩豊かな花
色々な想いを含んだ色
瞬間瞬間に花を咲か ....
《ひどい! わたしの蕾に粉砂糖したの
姉さんでしょう
《あなたがはしゃぎ過ぎなの
わたしはまだ帰り仕度の最中よ
《ああうるさい こんな早くから蝉はよして
まだうたた寝したいじゃない
《駄目 ....
みなみ町の角を曲がると
尾ひれがついてくる
それが嘘だと決められれば
楽だったのだが
尻尾と箒を間違えたから
柄で叩かれた
太鼓のバチ以上に 罰当たりな当たり方で
....
直ドラで右股関節を捻挫した
ダフった衝撃がそこに集中してしまったのだ
向きをかえただけで襲ってくる激痛で
寝ることと座っていることが辛くて仕方なかった
立っているときがいちばん ....
笑ってほしい
人がいるので
私は笑う
元気を出してほしい
人がいるので
私は元気を出す
私より淋しい
人がいるので
会いに行く
耳を傾けてくれるので
他愛ないおしゃべり ....
キラキラの太陽の下 粒粒のサンゴ 咲いた
首飾りにするには ちょっと遅いね 君が言った
首元が 心許ないからなのか
その筋を 隠せるのかと 画策したのに
徒労に終わる
もう一 ....
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