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苔の合間に
埋もれてしまいそうな
可憐な花だから

雑草魂

嫌われても
疎まれても

どんな思い出も 乗り越えて
走るのだ

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:* ....
熱々のラーメンを頬張った後で
満腹だねと笑いながら腹をさする

さすれば本日の胃袋に詰め込む作業は
これで終了ですか、の鐘が鳴り

金を出す筈の財布から
麺より長いレシート出る
 ....
それでも花は咲く 
そして
見とれる私が居るのだ

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:*:・°☆。・:*:・°
役に立てないなんて言わないで
随分と救われた

一つの物事しか見えない
不器用な性格だったかと
振り返る時には

もう その風は 通り過ぎていてね

振り返る髪の毛を 強風が攫っ ....
見えぬ文様を
魅せる模様に描き上げる
その筆力も
必要不可欠

パレットが灰色なのと嘆きながら
もうタオルケットは干してしまった
洗ってあるから 時間が必要なの
パリリ 乾くまでの ....
コミュニケイションとカンバセイションと
コミュニティーとシチュエイションと
シチューに入れる具を間違えなければ

オタマが凶器に代わる事など
きっと ないんだと 思うの

★,。・::・ ....
薔薇を手向けるのが好きだった
貴方の代わりに
一輪挿しを生めるなら

目の前で儚げに咲くラベンダーよりも
ふわふわの雲をヒトサシ

唇が切れぬ程の柔らかさでもって
棘など まる ....
宵闇に揺れる 高速道の灯りよりも
大好きな瞬間が訪れた

巨大なビルディング
斜め上から見やるには
小さな蟻の巣にも似た鐘状

ダイヤモンドよりも
美しい煌めきを問いなさい
空白 ....
傾く木
進む人
立ち止まる影
揺れる夕陽

これから必ず来る
闇を知ってのことでしょうか

美しいと
感動するだけではなく
想像するのは 夜の帳だから

貴重な時間を
 ....
はらはらと 降る粉雪に ハラハラと
シャッターチャンス 見逃しはせず

チャンスのみ ギュッと握って 離さずに
ぼやけた姿 画面の向こう

ふわふわの 着ぐるみよりも 見たくれは
 ....
弾む 揺れる 溶ける
囀りが 尾を引いて 離れぬ

何処から 何故 どのように
角度は

幾つもの疑問符が
流れる雲のように

消えた 一枚の 五線紙
方眼紙ほどは 網目が ....
声にならぬ音を飲み込み
握りしめた手を
そっと解き 温めてくれる
一つの指先

万華鏡のように
揺れる頭

嬉しい
冷たい
でも 嬉しい
少し 悲しい

その指先に乗 ....
妄想の中の幸福は形が丸く色は薔薇色?
薔薇色と言っても色々あるよなぁと思えば
考えるのが面倒になって 

もうそのことから幸福を一つまみ
外側に放り投げてしまっているような気がするから  ....
暗がりの中で揺れる存在感に
やわらかさを ふわり足して
葦の穂と知る

呻くような叫びも
穏やかな笑顔も
ここに 光 あればこそ
美しく 魅せるのでしょう

されば 明順応の手前 ....
小さな、と言う表現は
縮こまってしまいそうな印象も受けるけれど
リトルマーメイド そう書けば
何だか 可愛らしさまで 浮かぶ

ぷちっ と 可愛らしい透明模様を描いた円を
少しずつ ....
涙ってしょっぱいんだって 
ふいに気付く瞬間ってあるよね

ふいに、じゃあないね
そう気付けるのは
涙が流れている時だものね

まさに号泣と呼べるような瞬間には
涙の味も感じられないほ ....
ちょっと塞ぎこんでしまいそうな時に
思い出すのは

眠る場所があって 食べるものがあって 
大切な存在があることは しあわせだ ということです

しあわせって しあわせな瞬間には 
実感 ....
零れ落ちそうな笑顔が光る瞬間はと言えば
心地良い香りが漏れ聞こえるような湯気と
煌めく想いが触れ合う瞬間
少しでも重さが増せば
支えきれずに 落ちるのでしょう

ねえ 知ってる? 雪吊 ....
キラキラ光り出す存在
空に瞬く星
オリオンや北斗七星
カシオペアに ホッとする

一息ついた後で飲む
温かなココア

マシュマロみたいな甘い泡に
カラフルなチップが 散らしてあっ ....
ゆっくりと流した涙を
重ねて作る 水たまり

溜まり過ぎて 川になって
何れ海へと 向かうから

塩辛い理由を
そんな風に 
考えることにした

海の中に浮かぶ 二つの島を
 ....
幼い頃 自転車で潜り抜けたのは
大きな世界

低い位置から見上げた大人達は
もっと偉大に思えた

今 こうして 眼下に広がる世界を 眺めるにつけ
登頂した 全ての山と 尾根の流れを  ....
右か左か迷う道
看板が 曲がってはいないか
平衡感覚は 失われては いないか
自問自答する瞬間は 
何時だって 閉口するだろう

奥歯を噛み締めて
次の弾が来るのを待つ
弾けた姿は ....
汗を掻きたい
恥よりも 先に
端に寄って持つ菜箸の色ほどには
焦がれている肌を持つ
決して怒らずムみあう

揉み合う、の 間違いではないのか
当初は奮闘した
ギザリとした瞳で
世 ....
甘酸っぱさを 切なさの渦に埋め込んで
形を当てるゲーム
流行りの流木に載せた ラブソング
エンディングだけ 見つからない
どんな打楽器よりも 心地良い音を見つけた
それは潮騒 打ち寄せて ....
ぐうるりと動かして ぎょろりと留める
黒玉の部分は どうやったって動くから
白い部分が 均一になることはないと独り言

画面の余白に従って カーソルと動かすと
カースト制度に促される
 ....
クリア オーロラ レインボー
あなたは どれが すきですか
わたしは ホワイト 忘れ得ぬ
幽霊みたいな 美しさ
重ねて行けば ブラックに
代わる不思議も あるでしょう
戻る戸惑い  ....
脱出できずに苦しんでいた時もありました
声を出して 逃げ出した朝もありました

何時だって 
起き出して 打ち震えた瞬間に
支えてくれる腕に 
安堵の溜息を
漏らしていた気がしていま ....
すぅと伸びる愛おしさに 
戸惑い ひとおっつ

ダービー馬の 尻ぬぐいだけしている
ポニィテェル ふたあっつ

リボンは垂れるから バレッタを
パサリと触れた 涼の手を
ゆっくりと ....
風邪を引いた時
キコキコと 缶切りの音がして
ぷるんとした 大きな
桃が出て来た

なんて言うお話は
きっと ホームドラマの見過ぎで
実際問題 そんなトキには
味わう余裕も 無 ....
口の中に広がる 錆びのような味
毎回 思い出す 鉄棒のシーン

Tシャツの裾を 括りつけて
何度も後ろ手に 回り続ける

逆手にするのが 邪道だった
順手のままで 十手を持つ構え
 ....
佐白光さんの藤鈴呼さんおすすめリスト(63)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
紫鷺苔- 藤鈴呼自由詩1*19-7-18
夏のマヤカシ- 藤鈴呼自由詩4*19-3-4
薄紫の花に惚れ- 藤鈴呼自由詩1*19-1-26
振り髪- 藤鈴呼自由詩1*19-1-16
ラクシュミー・ラグジュアリー- 藤鈴呼自由詩1*18-12-22
オタマ- 藤鈴呼自由詩3*18-12-11
紫のカリフラワー- 藤鈴呼自由詩1*18-12-1
オレンジの雫- 藤鈴呼自由詩1*18-11-12
夕陽好きの人は- 藤鈴呼自由詩2*18-11-1
雪の結晶- 藤鈴呼自由詩3*18-9-24
黄色い鳥の物語- 藤鈴呼自由詩1*18-7-25
冷たいから・・・- 藤鈴呼自由詩2*18-7-15
バラ色の夢- 藤鈴呼自由詩3*18-6-29
虎の尾- 藤鈴呼自由詩2*18-6-12
プチポエム- 藤鈴呼自由詩3*18-5-25
そんなこと- 藤鈴呼自由詩2*18-5-16
これからも- 藤鈴呼自由詩2*18-5-8
葉小判- 藤鈴呼自由詩1*18-4-24
幻想石- 藤鈴呼自由詩1*18-4-8
冬ほたる- 藤鈴呼自由詩3*18-3-16
ジオラマを囲む大人達- 藤鈴呼自由詩4*18-2-26
イコライザー- 藤鈴呼自由詩2*18-2-13
かんずり- 藤鈴呼自由詩2*18-1-24
秋苺- 藤鈴呼自由詩1*17-12-27
目玉- 藤鈴呼自由詩1*17-10-5
どの色すきなの?- 藤鈴呼自由詩1*17-9-28
夢だと解っていながら- 藤鈴呼自由詩3*17-9-3
リボン色のゆううつ- 藤鈴呼自由詩1*17-8-15
色褪せぬ本気をください- 藤鈴呼自由詩2*17-6-1
鉄クサイ男_水臭い女- 藤鈴呼自由詩2*17-3-28

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