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文字には 心が現れると 言うからね

本当は 洗わなければ ならぬ様な
心模様にだけは なりたくなくて

紡ぐ 言の葉 あと幾つ 重ねたら
あなたに 届くのかしら って

小さ ....
焦げ付いたワインレッドの残り火が
目に焼き付いた
角を曲がる時ほんの一瞬見上げた空
次の角まで行った時には
もう消えているのだろう

建物の傍に続く歩道を
急ぐともなく歩いた

けれ ....
疑いだしたら
もうだめだだめだだめだ

血の涙でも流れてくれれば
我が身も洗われるだろうに
人生は不思議だ
張り巡らされた蜘蛛の巣のように
複雑で
美しく
恐ろしく
それでいて
サイコロ遊びのように
シンプルで奥が深い

人間関係も不思議だね
感情によって色が変わ ....
妙に格好良くて 
あんな風に なりたいな 

こんなシーンに 生きたいな 
そんな世界に 行きたいな 

そう思えるようなドラマを 
製作者も 観客も 求めるのでしょう 
そこ ....
招来とか未来とか
先の事は未知だよ
君には解るのかい
例えば一時間先が

その場をこなして
一日の終わりを迎える
すなわち「そのひぐらし」
実に悔しいけれど

だからさあ
私はそ ....
せっかくだから
手を繋ぎましょうよ
ここには私たち以外
誰もいないから
恥ずかしくないでしょう?

寒いんだから
あなた冷え性なんだから
手を繋ぎましょうよ
帰り道 一緒に帰 ....
刻まれた目盛りの 一箇所に
あたしは基準点を作っている
それ以上だったら しあわせ 満足
それ以下だったら ふしあわせ 不満


ものさしは
あたしが作ったものじゃない
あたしが作 ....
「世代が変わった」と
言われればそれまでだけど
何だかしっくりと来ません。
納得できません。


「時代が変わった」と
言えば説明がつくとでも?
誰かさんの受け売り 
さもオリ ....
気まぐれな猫のつま先にのっかりたいと思ったんだ

スクランブル交差点
いったりきたり繰り返す僕の背中に
でっかく、でっかく、「バカ」って書いてさ

誰か笑ってくれるかな?

エスカレー ....
もうふりかえらない
凛々しい後ろ姿を
ずっと見送った

君はきっと
知らない
僕がこんなに
思っていること

でも それでいいんだ
だから いいんだ

君の前途に輝く
広く大 ....
四十四分待ちの直射日光が春を伝える。

2014/04/08
なんどでも振り返り
なんどでも悔やむ
選ばなかった道のこと
なりえたかもしれない自分のこと
なにひとつ定かな記憶もないのに
分かれ道の向こうの小さな光が
やけに瞬いてまぶたに刺さる

 ....
今日が昨日に 変わる頃
わたし 明日を泣きじゃくる
時刻にゼロが 重なった頃
わたし 明日を泣きじゃくる

今日が昨日に 変わる頃
わたし 自分を泣きじゃくる
時刻にゼロが 重なった頃
 ....
ドラッグストアの棚に並んだ
石鹸の類い
これでもない
あれでもない
おそらくどこにもないのだろう

探している香りは
高電圧のくしゃみのように
蒸発してしまって
世界のどこにも、ない ....
揺れる各駅停車
泣けない午後6時
フライデー、夜は長いよ

それは人生最大の思春期で
どうしようもないことを考えていた

単純で複雑で
複雑で単純で
答えのないことを反芻する

 ....
立派な事を 書いたって
無感動じゃ いけないね

立派な事を 言ったって
無行動じゃ 伝わらない

こんなにも熱く こんなにも痛い
南部鉄器で沸かした湯の 飛沫が

とても 元気良く ....
私の笑顔の源は
過去の涙が咲かせてます

私の信頼の眼差しは
沢山の疑いが強くします

私の優しさの源は
厳しい冬の暖炉のように
冷たい苦しさの中から生まれ

私の愛の源は ....
都会に降る雨は
ビルをぬらし 
車の音をくぐもらせる

ビルに囲まれた後楽園を洗う
こぬか雨の中
大島紬に蛇の目の女がひとり
水田のほとりにたたずんで

周りのビルは雨に流れ
 ....
繋がる糸にたぐられながら

「この人に、会うためだよ。」と教えられながら

小学六年生の女の子は

一冊の漫画本を買った。

彼は、27歳。

彼女は、12歳。

どこで出会い ....
わたしのカレは
私が淹れるドリップコーヒー(甘い香りの)
を、のみ残す カップの下らへん いつもそう

私が作った豚肉のしょうが焼きを食べて
汁に溶けそうな玉ねぎのいくらか
も、食べのこす ....
寝ても覚めても
 迸る感情
君の事を想いつつ
朝日が昇る
まだ形状の定まらない
 流体の太陽

金床に流し込み
躊躇の槌で打ちつける
超高温の金属は
赫灼と輝き
理性 ....
ふしぎな童話なんか

なかった

うそがめくれる

めくれたうそが風になる


春から夏がやってきた

夏から秋がもどってきた

ぼくは無になる

思い出だらけのぼくは無 ....
忘れた と 出来ない は 
全く違うね

最初から 才能が 開花されぬ 人間は
埋まっているだけだから
掘り出して あげれば 良いんだ

ブランクが 有ったって 平気

もともと 「 ....
「きのう
お会いしましたね」


見知らぬかげが
暗がりを指さす

「覚えていられないので
さきにいいました」



暮れ方の街
屋根は正しく空を切り取り
はがれた青は道 ....
と伝えたくて書く
ありがとう

今日は
あなたに宛てて書きたかったから
術が無いわけではないのだけれど
半分届かないだろうと思いながら
ここに置く

ありがとう。心から
いえいえ心 ....
ごめんな
って言う事だって出来るよ


君のことは

どちらかと言われれば、好きなんだ


でもさ

俺は冷たくなろうと思えば

どこまででも冷たくなれる氷なんだ
 ....
一日の終わりに感謝が募る
愚痴の可愛さは勝手に元の圏外に戻る
感謝は勝る 何よりも勝る

意図にせよ能動の自然にせよ
一日の終わりに感謝は募る
感謝はべきではなく完璧の地球色の空

  ....
ストーブで焼いたもちが
いつも焦げるあの人は
はさみでお焦げを切り取って
わたしに差し出すんだから
表面はいつもとろりとのびる中身が見えて、このもち、
わたしにそっくりだって思うんだ

 ....
7月13日

渋谷・新宿・池袋を往復し

アフター5の一時(いっとき)を味わいながら

君の姿を探してみる・・・・。

(東京での生活は、楽しいよりも苦しいだけが多いと感じた日。)
 ....
佐白光さんの自由詩おすすめリスト(691)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
スライスした_小さな言葉- 藤鈴呼自由詩3*14-11-12
夕焼け- Lucy自由詩17*14-11-12
嫉妬- 中原純乃自由詩3*14-11-11
yacht五重奏- 凍月自由詩3*14-11-5
ドラマのセリフ_- 藤鈴呼自由詩2*14-11-5
そのひぐらし- ドクダミ ...自由詩314-10-30
だから- 瑞海自由詩12*14-10-28
ものさし- 藤原絵理 ...自由詩7*14-10-26
世代、時代、あっそう。- komasen333自由詩3*14-10-25
にゃお- 楽歌自由詩4*14-10-23
さよなら- 森川美咲自由詩414-10-22
- 川瀬杏香自由詩6*14-10-22
「きざむ」- 小夜自由詩714-10-20
明日を泣きじゃくる- もっぷ自由詩5*14-10-19
かりそめ- そらの珊 ...自由詩1614-10-18
ファーストホームシック- 倉持 ひ ...自由詩114-10-18
立派な事- 藤鈴呼自由詩3*14-10-16
構成要素- 佐藤承夕自由詩214-10-16
雨の小石川後楽園- イナエ自由詩11*14-10-10
赤い糸。- 梓ゆい自由詩2*14-10-10
残り物- 結川菜青自由詩514-10-9
融鉄- 凍月自由詩16*14-10-4
ふしぎな童話- 吉岡ペペ ...自由詩614-10-4
ワオン- 藤鈴呼自由詩1*14-10-3
「呼ぶ」- 小夜自由詩614-10-2
ありがとう- 中原純乃自由詩5*14-10-2
- 凍月自由詩5*14-9-30
地球色の- 朝焼彩茜 ...自由詩2314-9-25
もちを焦がす人- ________自由詩214-9-20
初夏の幻影。- 梓ゆい自由詩214-9-19

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