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青空の青は
宇宙との境目。
太古の人も
見ていた
青空の青
しゃんとして
くしゃみして
しゃがんでしっかり
だぁれも知らない
自ら織り成す時空に生く
言葉には名前を書けはしないけど
自分から出たものならば
すでに似たのがあったって
悪いことではないだろう
昼と夜の献立が
被るくらいの話じゃないか

働いて帰って眠って
働いて休みは遠 ....
街も山も渓もみな

雷雨に包まれ

水の中

通勤電車もみな

雨の中


   ※


雨だから

何をするのも面倒で

今夜はレトルトカレー

しょうがない ....
誰かの作った世界で
見ざる言わざる聞かざる
飼い慣らされて
俯いて取りこぼした夢
言われるままに行進する
息を殺したまま
三猿たちの断末魔の足音

かつて某猿が摘んだ花だけが
上を向 ....
ちいさなちいさな火花を散らす、とても弱々しくなった、ちいさな晩夏の太陽が、ポトリ、と水色のバケツに落っこちて、やがて秋の陽がのぼる。 月に一度の通院日
ドア通ドアで二時間弱

雑談だけの検診
渓流の話しを興味深く聞いてくれ
土用の丑の日に鰻重は食べたかと
あの店が美味いだの
やはりこの店が美味いなどと…

担当医は ....
傷だらけの


お月さんにそっと
教える



この魂という命は
さまざまな存在と
生きてきたが
今は私と
いっしょ



私の命は
一つ限りだ。
透明な風 ....
あの日みた映画の話しは覚えていない
たぶん外は小雨が降っていた
隣の席に座ったコート姿の貴女は
しっとりと肩まで伸びた黒い髪に
その日風邪をこじらせていた僕のあたまに
朦朧とした熱い ....
逃げても逃げても袋小路

道を見失い
立ち止まれば
迫り来る影



時間は命と共に溶けてゆく



私は幼い私を抱きしめた


どこかから聞こえる
懐かしい音色

 ....
いつものあの猫がいない
建設中の黒光りマンション
わたしには一生関係ない

いない人のご飯を作る気持ち
捨てる捨てる一生言ってる指輪
わたしには一切関係ない

体内、上手くいっていない ....
ながい黒髪が、
夏の風にさらされて、
ときおり、
ひとつの風鈴となっている、
円い
ちゃぶ台の上に
ひとつ
乗っている
ほほ笑み
納豆たまごかけごはん

自家製チャーシュー

丸ごとトマト

きゅうりの浅漬け

チョコレートアイス
こんな腕じゃウエディングドレス着られないよ
美味しそうな卵焼きだね
でも朝は要らないから 
      ーー珈琲でいいよ

生きるのと死ぬのと どっちがいい?
岡崎京子の漫画の女の子になり ....
やれるときにやれることを
十分に味わったほうがいい
やがて
走れなくなる
歩けなくなる
立てなくなる
若いときには夢にも思わないことだが
わかった時にはもう遅い
老いるということは
 ....
いのちは
生きるためにある
私は
最期まで
生きよう
これから雨の日が続くようだ
10日間の天気予報では来週の木曜日は晴れると
残念ながらその日は月に一度の通院日
{ルビ渓=たに}に入りたいが
増水で釣りにはならない
仕方がないので
髪の毛よ ....
あの人の遺志が
私の中で赤々と燃えている
それだけで充分だ
生きる意味なんて
脈動する歓喜は
生きる意味となる
私の全生涯を
照らす光となる
耳に届いてくる
日常の声
生活の音

どれも消えることはない
生きている限り聞こえる

元気な身体
元気な声
溢れている幸せ

日常の生活が楽しい
嫌なことはあまりない

 ....
  ハロ~!
と声をかけられたらアホ~と言い返してやれ

          勲章を差し上げます。 要るか、ボケ! 
と言い顔を向けてやれ

                  きみた ....
いっときの
感情に
とらわれたくはない
気持の影を
葬送しよう



時は
過ぎる
何がどうあろうと
全てが静止するまで
今は在る



何が災いするか
分からな ....
家中の窓を開け風を迎え入れる

花を揺らし若葉とたわむれ
いまはカーテンを帆のように膨らまし……

 ──いっしょにいかないか

 ──いきたいけどね

一羽の蝶が岩場の花にとまり
 ....
チューブから絞り出されるのは 炎

いくつもの炎がのったパレットから
その人は筆に炎をとり 絵を描く
パレットはいくつもの炎をのせながら
焦げることもない
筆もまた
炎をのせられたキャン ....
生まれてしまった悲しみは
届かぬ虹の黄金郷
車を飛ばして追いかけて
触れることさえできなくて
やがては闇に逃れゆく
あり得ない夢は捨ててしまおう

この世に生まれた歓びは
見えない糸で ....
愛は
失うものじゃ無いからね
って。
失うものは
恋だから、ね、って。

その言葉に
なんの意味があるのかは
知らないけれど
なにひとつ
その言葉に価値がないことは ....
これは思うだけで
十分だ。
星の果実
天空にあり
その姿輝く



過去のことを
あんまり
思い返せない私
だから手紙は




「さて、
自然は自然に於いて
 ....
めいっぱいにひろがった、
快晴の青空のした、
さわやかに吹く初夏の元気な風をめいっぱいに受け止めながら、
学校の屋上で、
どんどん成長してゆくような、
そんな果実の可能性と期待感、
その真 ....
くだんないことに一生を費やすのが人生でしょう?
ぶつかり合ったとしてあなたと私は何も失う事なんて無いわ
ほらみてごらん?星の軌跡を
私たちは違う星の谷間に落ちた子供
私たちは成り立ちは違えど同 ....
辛いとき
何処からともなく
心に響いてくる応援歌

乗り越えていけるという
何かを得て進んでいる

誰かに応援されたり
誰かを応援したり
世界は成り立っている

独りではないのだ ....
佐白光さんの自由詩おすすめリスト(764)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌「太古の人も_見ていた」- こしごえ自由詩6*24-9-9
五行歌、私と云うなら- ひだかた ...自由詩824-9-7
名は体を- 木屋 亞 ...自由詩4*24-9-7
五行歌_雨- レタス自由詩5*24-8-31
三猿の行進- 自由詩8*24-8-30
線香花火- 本田憲嵩自由詩1024-8-2
夏の日- レタス自由詩7*24-8-1
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微熱- アラガイ ...自由詩7*24-7-16
ユリア- 自由詩4*24-7-12
いない- 印あかり自由詩6*24-7-11
夏鈴- 本田憲嵩自由詩1324-7-10
※五行歌「ちゃぶ台の上に」- こしごえ自由詩6*24-7-10
_晩餐- レタス自由詩4*24-7-5
いいよ- 印あかり自由詩4+24-6-22
老いるということ- zenyama太 ...自由詩4*24-6-21
※五行歌「いのちは_生きるためにある」- こしごえ自由詩3*24-6-1
雨の日の釣り師のために- レタス自由詩6*24-5-30
人生の意味- 渡辺亘自由詩224-5-25
日常の声- 夏川ゆう自由詩524-5-17
日本人は礼儀正しいが腰を曲げすぎているのも事実だ- アラガイ ...自由詩9*24-5-16
※【五行歌_三首「何が幸いするか_分からないよね」】- こしごえ自由詩5*24-5-14
二日酔いが抜けてきた午後- ただのみ ...自由詩4*24-5-11
炎彩画- 塔野夏子自由詩8*24-5-11
生きる- レタス自由詩8*24-5-8
バカな愛- 秋葉竹自由詩324-5-4
※五行歌_三首「詩人の魂は筆、と私は書いた」- こしごえ自由詩5*24-4-18
推しの子- 本田憲嵩自由詩824-4-15
星は廻りて時を穿つ- 武下愛自由詩3*24-4-14
応援歌- 夏川ゆう自由詩524-4-12

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