おじさん拾ってきたよ!
            と子供が浅蜊の殻を見せたがるのだが、
                 ....
今日を頑張って生きたら
明日も頑張らなくちゃいけない
生き方をまちがえた
自由に生きればよかった
明日も自由でいられる
誰かにとっての嫌いな詩と
自分にとっての好きな詩が
同じだった時
争いの種になり得るのだろう

誰かにとっても
自分にとっても
感動に殴られた時
共感の種になるのだろう

生きてい ....
自信がないとこを見せるな
女にモテないとの文を見た
女にモテなくてもいいやと
心を新たにした
体を鍛えろとも

してみると昭和の
男は泣かないとか
若者よ、体を鍛えておけと
変わらん ....
いつの間にか眠っていた
開け放っていた窓から冷気が忍び込んでいる
午前2時か3時だろうかと思った
時計の針は10時を指している
煙草を1本燻らせて
深夜のスーパーに買い物に行こうと思った
 ....
こぼれ落ちた涙が丸いカーブを画いて小さな金属の穴に吸い込まれてゆく
洗面器の白い肌に沿って

こんなにも希望が儚くて哀しいなんて思いもしなかった
今はただこうして鏡も見ずに傷みを堪えていたい
 ....
「さかなとられた」

こどものころ
父とさかなとりに

さかなつりじゃなくて
さかなとり

ちいさなつりざおに
ぱんをこねてつけたら

父だけがさかながとれて
あたしは枯れくさ ....
おまえのようなアンチを
飼っておかなければならない
僕の身にもなれ

当り屋相当
特に君たちが
清廉とも思いませんけどね

それに引き換え僕!
その潔さ、忍耐強さ、勇敢さ
唯一無二 ....
寂しさが募ったのは
その人に少し依存するのは
信頼を寄せているから
興味ない人には邪推のしようがないように
愛してたから邪推する

どこか懐かしい虚しさを抱え
町の雑踏に消える私
左と右と言っても
建前と本音と言っても
開国と攘夷と言ってもいいが
話を進めよう

分裂してるぅ~

明治維新で開国を選び
大正デモクラシー
いい時代があり
しかし対外屈従、攘夷に ....
晩御飯を作っている君の背中が
何かを僕に言おうとしていた
静かなキッチンの端に君の残像
発しなかった言葉はシンクに流れてしまった

いつからか二人の未来が見えなくなった
影が忍び寄るのを
 ....
君の瞳に僕は映らない
もういない

微笑みは涙となって海へと流れてゆく
まるで半身を引き裂かれたように心に激痛が走り
亡くした愛を捜している

あぁ、涙に滲む君の顔
君の姿
愛しては ....
{引用=
いったい誰が言ったことか。冬は女の子をもっとも白く可愛くする、という理論をそのまま体現していたかのような君の白い睫毛には、もはや雪ではなく白い花びらが、いま雪のように掠っている。


 ....
かけちゃだめだけど
日々にあればいいもの
君が知るもの
誰も知らないもの

一服
匙で3杯
泡がくるくるまわって
つたないお点前
おかしは桜餅
よみひとしらず
不吉な夜が光を遮りヒトビトの幸せすら奪おうとする
安らかな眠りもいずれ露のように消し去り
光を喪いしヒトビトの右往左往する姿ばかりが目に映るだろう

嗚呼、この世は悪意に満ち何も知らぬ人間のこ ....
緑、緑、緑、まるで緑

それしか頭に浮かばなかった。

緑に支配された自分

落ちてゆく、、、底。

絡まる まるでそう、、、

抜け出せないみたい。



ボールペンの緑
休日の昼下がり
柔らかな日溜まり
畳の上に寝転んで昼飯の用意をする母親の鼻歌を聴いている
伴奏はフライパンの上で油の跳ねる音
カチャカチャと木のヘラとフライパンとが重なる音

あぁ、幸せな ....
ぼくはなんという大馬鹿ものなんだろう
話はみなぼくのわがままばかりで
きみを深く傷つけた
欲しいものを正直に欲しいと言わず
何より大切なきみを失った
歳の差を気にして戸惑い嘘をついた
もっ ....
クモの糸にくるまれて考えた
何をするのにも、お金がいるんだなあって
あったくて、微睡んで
暑くて、起きて、苦しんで

まだまだ死ぬまでに時間がかかるなあって
苦しいなあ
もう動くこともで ....
狂える世界の中で
正常なのは己一人だったら

己一人が狂っている
ということになりはすまいか

ガリレオさん
あなたのような身の上になるとは

せめても身の回りだけは
青く清浄なる ....
よもぎが新芽をだしました
そろそろ餅をつくころです。
茹でて混ぜてペッタンペッタン
餅がだんだん色づきます。
一口切りにとりわけて
きな粉をふって
はい、お地蔵さん

その、あしもとに ....
朝、
電線は
小鳥たちがさえずりあうところになった
声を投げかけてかえし
うけとめては投げかける
にぎやかないとなみ

ひかりさすほうへ小さなからだをむけて
羽毛に今日の熱をとりこんで ....
裸の王様の一言で
誇りは燃やされ
世界中の空は灰に塗れ
不安や憤りで揺れる
街角から消える笑い声
子どもの手が風船を離し
雲の向こうでシュレッダー
さらに奪い尽くそうと
鉄の臭いが降っ ....
 アンパンマンのあんが

 つぶあんだったらいいな



 こしあんのほうがお上品なのよほほほ

 って笑うオバサマがいるけど



 アンパンマンのあんが

 つぶあ ....
  青春の息吹が芽吹くときのはて
  役目を終えた潤井川に映る笑顔は
  今年の桜が舞い散る風景のなかに

 音もなく溶け込んでいく

永劫と思えたコキュトスもまた
数えきりない数多の歴 ....
都会に埋もれて
四畳半のアパート暮し
恋人同士は貧しくても
愛があれば幸せだと歌う
七十年代の四畳半フォーク

モノで埋もれて
動けるのは四畳半程度
貧しくはないのに人恋しくて
四畳 ....
私は人からなんでも奪われる
そんなに欲しい物があるなら全部あげようか
私のすべてはこの身だけさ
一つだけしかないすべてを呉れてやる
舞い上がれ大空高く

透きとおった風となり

自由の天地を目指して

鼓動は久遠の鐘を鳴らし

晴れやかな未来図を描こう
親身になってくれる人の言葉は
話半分に聞く
後々役に立つが
今ではないかもしれない

無責任の人の褒め言葉は
耳を澄ませて聴く
お世話かもしれないが
ヒントかもしれない

厳しい人 ....
梅の香りに撫でられ
リマインダーが発動する
まだ甘酸っぱい関係性
二人ともはにかむ

素直な気持ちを
思いきって囁き合う
赤いリボンの端と端を
二人でつかんだ

人肌にとけて
舌 ....
佐白光さんのおすすめリスト(721)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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午後のリダイアル- 大町綾音自由詩3*25-5-16
虫の居所- りゅうさ ...自由詩4*25-5-14
街中- sonano自由詩3*25-5-5
岸田先生に- りゅうさ ...自由詩3*25-5-5
砂時計の残り- 自由詩11*25-5-4
潮騒の涙- 栗栖真理 ...自由詩4*25-4-25
雪びら- 本田憲嵩自由詩1025-4-20
湯呑み- wc自由詩11*25-4-19
666の獣- 栗栖真理 ...自由詩4*25-4-18
- 吉田キャ ...自由詩2*25-4-17
幸せな時間- 栗栖真理 ...自由詩3*25-4-11
傷心- レタス自由詩8*25-4-11
わたし、獲物- 印あかり自由詩425-3-26
お呼びでない- りゅうさ ...自由詩3*25-3-23
はる- wc自由詩8*25-3-22
愛のとなりで- そらの珊 ...自由詩5*25-3-15
前夜- 自由詩5*25-3-10
つぶあん- おやすみ自由詩325-3-9
ともだちは春のにおい- 足立らど ...自由詩10*25-3-9
四畳半スプーン- イオン自由詩5*25-3-1
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勇気の詩(親身になってくれる人の言葉は)- 奥畑 梨 ...自由詩325-2-17
チョコレート- 自由詩8*25-2-14

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