すべてのおすすめ
命をかけた病魔を打ち破り
遥かなる壁を越えて
やっと此処までやって来た

秘密の呪文を唱えながら
また明日の壁を打ち破る
決して辛くはないのだ
生老病死は当たり前

毎日が楽しくて  ....
illusion, delusion, hallucination
不断の悪夢
を見せたのは誰

     *

硬質な悲劇の突き刺さる胸
から流れる
見えない血

     *
 ....
 デパートで 
 初めて父に買って貰った
 Paul Smithの長財布

 嬉しくて愛用し早、十年以上になる
 人前で出すのも恥じる
 レザーの色褪せ

 子供の頃 離婚した父と ....
人格は
別れる時に
よくわかる

喧嘩別れは最悪だ

人生の節目節目で
いい別れかたができるように
心がけることが大切だ
やすらかな君の寝息をそっと聴き
独り静かにグラスを傾むける

まどろむ君に{ルビ詩=うた}歌い
もう一杯とキッチンに氷を求め
明日の天気を占った

酔い夢を…

否! 良い夢を

 ....
{ルビ静謐=せいひつ}な夜空に浮かぶ銀の月

きみの頬笑みを映している
手を伸ばして黒髪を撫でようとした

届かない指先が震える

届かない…

なみだひとすじ
ひとしずく

 ....
○めでたさも
感じなくなってきた
古稀の元日

○女房と健康
失ってみるとよくわかる
元日の朝

○隣の猫さえも
いなくなると
やっぱり寂しい元日の朝

○今日は何日か
ボケ ....
わ~い
自動ドアだぁ
裏で奴隷が
歯車を回す
人力で

わ~い
デジタルだぁ
裏で社畜が
データを入力
手作業で

この街がネオンで彩られるころ
あの街の空には爆弾が降り
 ....
ドライブする
現時点で何も決めてない
直感に任せてみる

行かないような場所だったり
綺麗な絶景に出逢えたり

色々決めるのもいいけれど
直感に任せてみるのも
楽しいと思う

気 ....
 氷雨ふる
 揺らぐ湖面の深川鼠

 畔のみち樹木の間、
 銀の飾りの濡れぬれて

 あの高い枝の末端から
 最後の一葉、落ちたなら
 老婆の干からびた爪の先
 ひび割れる音がしない ....
舞い落ちる
木の葉をそのままに
冷えた肩を抱きしめた

さてと

フリーウェイを飛ばして
海へ行こうか
山へ行こうか

そこにはいまだ見ぬ君がいるかもしれない

冷えたエンジン ....
 酒房に足をふみ入れたとたん
 行方の知れなかった心が
 戻って来た

  日頃 胸の底に巣喰う黒いものが
  熱っぽく溶けて肉にしみ入ってくる

  私に降る 師走の雨

   ....
何とも言えない感覚
どのように表現すればいいのか

師走という言葉
白いイメージ
寒いイメージ

師走という言葉が大きくて
それに翻弄されているかのよう

旅行して気分を変えたい
 ....
鏡よ鏡よ鏡さん、この世でいちばんの愚者はだぁれ?

鏡よ鏡よ、この世で一番の愚者は、その質問をする者かもしれませんね。

ありがとう。おやすみ。

おやすみなさい。良い夢を。
自分のこころが
話し相手の私
悪も私
善も私
いろんな私
今一番見失われているものは
信じる心ではないか
詐欺の多い時代ではあるが
人を信じないでは生きていけない
たとえ生きていけたとしても楽しくはない
人間の喜びは
人を信じることとともにあ ....
良い豆を取り寄せ
ブレンドしたコーヒーが
売られている

他の仕事を辞めて
コーヒーショップを始めたとか

時々コーヒーを飲みに行く
若い人は少ない
熟年夫婦の話し声

忘れたい ....
まだ硬い、
橙色の果皮をつきやぶって、
少しぬめっている、
その冷ややかさ、
滲み出てくる、橙色の果汁、
ほんの少しだけ粘り気のある、
硬めの橙色の果肉、
に挿し込まれてゆく、しろい歯の ....
それでも
命ある限り
命に従い
生きる私は
今を味わう
午後ティー淹れたティーカップ
祝日の遊園地
中も外もまわるまわり
衛星カメラを
反転させても
とどかない
銀河系のベランダに
望遠鏡を置く
砂粒をあつめたティーカップが
暮れの手前で ....
猫は一見すると
おとなしそうに見える

私は猫を被る
おとなのしぐさで魅せる

本性なんて
おとなはお互い見せない

被れないほど暴れる猫が
猫を被るとミステリアス
おとなのずる ....
それから
ごめんなさい
ありがとう
行方不明の
愛のともしびよ



味わう
という
生き方を
しないと
もったいないかな



冴えかえる
闇の
静かさに
 ....
    「今日」



   足許が 冷たい

   濡れた路面に浸む夜の訪れ
 
    こんな日も

    あるのか

   早く帰って お風呂にでも入ろう。


 ....
何をやるにしても
やる気がなければ
上手くいかない

続けることが難しく
途中で止めたくなってしまう

自分を信じる
やる気が湧いてくる
やることが上手くいく

その流れが続いて ....
魂という命は
絶対ではないけれど
大切であることには
変わりない
子どもたちの夢は
入道雲とともにあった
貧しかったけれど
夢があった

時は瞬く間に過ぎて
もう戻らない

今は夢にうなされる日々
夜は電気を消しているから
スマホの明かりだけが頼り
指先の動きだけが
生きていることを知らせてくれる

こんなに小さい機械の中だけが
わたしの世界で
波間に漂うクラゲみたいに
ふよふよ ....
のっぴきならないで
仕方ないと思う
しかない
場合もある。
青ざめる空と


待つ
しかない
物事もありますね。
待てるだけでも
いいのかもしれない
まだあたらしい平日、
月曜日とおなじくらい性質(タチ)のわるい、
前半のまだ前半、
週末の解放と賑やかさへとたどり着くゴールテープまでは、
まだほど遠く、
しかし、身体のなかのエンジンはもう ....
人魚の名前が アリエルだとしたら
膿ばかり見てきた こんなアリエルも 有り得る
膿には 国境はない 
膿には清濁も いっしょくたん
わけることのない暗い世界で
大波小波 ちぢにみだれ ....
佐白光さんの自由詩おすすめリスト(691)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
明日へ- レタス自由詩4*24-1-20
不断の円舞曲- 塔野夏子自由詩3*24-1-19
革ザイフ- リリー自由詩5*24-1-13
別れかた- zenyama太 ...自由詩2*24-1-10
君はいま- レタス自由詩7*24-1-10
La__Luna- レタス自由詩5*24-1-2
元日独り言- zenyama太 ...自由詩3*24-1-1
クリスマス- りゅうさ ...自由詩8*23-12-23
直感- 夏川ゆう自由詩723-12-22
湖道- リリー自由詩4*23-12-22
予感- レタス自由詩2+*23-12-17
デーモン- リリー自由詩4*23-12-15
師走- 夏川ゆう自由詩423-12-15
鏡よ鏡よ鏡さん、この世でいちばんの愚者はだぁれ?- 足立らど ...自由詩4*23-12-4
※五行歌「自分のこころが_話し相手の私」- こしごえ自由詩7*23-11-30
信じる心- zenyama太 ...自由詩3*23-11-30
コーヒーショップ- 夏川ゆう自由詩623-11-24
- 本田憲嵩自由詩523-11-12
※五行歌「それでも_命ある限り」- こしごえ自由詩5*23-11-12
午後、静物- wc自由詩323-11-4
被れない猫- イオン自由詩2*23-10-28
※五行歌_三首「行方不明の_愛のともしびよ」- こしごえ自由詩4*23-10-28
初めての五行詩_(二作)- リリー自由詩9*23-10-28
自分を信じる- 夏川ゆう自由詩423-10-13
※五行歌「魂という命は_絶対ではないけれど」- こしごえ自由詩2*23-10-12
- zenyama太 ...自由詩4*23-8-19
夜の独り言- 久遠恭子自由詩3*23-8-17
※五行歌_二首「のっぴきならないで」- こしごえ自由詩1*23-8-16
火曜日- 本田憲嵩自由詩623-7-21
こんなアリエルも有り得る- るるりら自由詩9*23-7-21

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