すべてのおすすめ
あなたの涙をビーズにして
空になった薬のビンにいれましょう
寂しいときは手のひらの
陽だまりにこぼしましょう
一つ一つ心に溶かせば
懐かしくて震えてしまう
今なら思う
涙でも幸せだっ ....
ずっと気になって仕方ない女性がいた

齢六十過ぎても
三十年連れ添った妻がいても
三十路近い娘がいても

他にずっと気になって仕方ない女性がいた

相手の女性もきっと結婚しているに違い ....
お寿司のネタは常にネタバレをしている。
シャリの上にて堂々とネタバレをしている。
面白いテレビ番組は終わり
テレビを消せば静寂

真夜中の室内に
真夜中の唄が響く
静寂だけど確かに聞こえる

頭の中が静かになる
今を純粋に感じられる

真夜中の唄は
静寂だから ....
溜め息で割れるほど壊れやすい
チョコレートの鏡は青春みたい

甘く溶けていく間に消えて
胃の中で重さを感じるから

戻ることのできない後悔を
虫歯が痛み出して始めるの

あの人の笑顔 ....
冬の光のように暖かいひと。
私の心のページをめくる。
本当の穏やかさに気づかせてくれたひと。

この思いだけで人生に道筋を立てられたら
どんなに素敵だろう。

聖らかで
透明で
希望 ....
わたしの影を踏んでゆく
数多の足 雑踏
ベタベタに汚れたわたしの
中をえぐる様だと
小さく笑った

まだ大丈夫だ
笑えているから
蕾は萎んではいない
希望とかそういうものじゃなく
 ....
想像してたより
酸っぱいね
これが恋ならば
甘ったるいものを好む君には
向いていないのかもしれない

ドキドキと心臓が鳴るたびに
運動嫌いの君を思い出す
同じような想いをしているんだろ ....
なんねんぶりかに
積もって雪は
街を無音の
影絵に変えた
車は止まって
どこにも着かない
なにもできない
朝から晩まで
追おうとしたけど
届かなかった
それもまたいい
それも ....
指の骨をポキッと鳴らし、さぁ僕は男になるぞ!
左の小指だけ鳴らなかったんで、やっぱりやめます!
褒められても
けなされても笑った
誰かの声が
肌に触れるなら
くすぐったくて
逃れようもなくて
その場を離れる
尻尾が欲しい

みんなが乗ってる
車みたいに
同じ速さで
動くも ....
ラグビーボール、さつま芋、焼き芋たべたいな。
大学芋もいいし、スイートポ、あ、トライ見逃した。
君が可愛いだけで僕の一日は終わる。
あっという間に、あっという間もなく。
とことんビターでハードボイルドなミーを、
あの人はまるで母乳のようにマイルドにする。
しまいにミーは、ホワイトチョコレートになっちまう。
ヘルプミー
分からない。
女としての私の価値も
あなたの、男としての価値も。
分からない。
あなたが、ただ、誘惑に
負ければいいだけの気もする。
ねえダーリン、こっち向いて。
夢から覚めると
現実に囲まれる

自分の中にあるものが
現実になって現れる
自分だけの人生

ポジティブ思考が
良い現実を生み出す

豊かな世界が
現実というキャンパスに
描か ....
苔の合間に
埋もれてしまいそうな
可憐な花だから

雑草魂

嫌われても
疎まれても

どんな思い出も 乗り越えて
走るのだ

★,。・::・°☆。・:*:・°★,。・:* ....
どうでもいいぢやないか

それは君のくちぐせであり
ぐうぜんにも 君からきいた
さいごのことばでもあつた

ひと月まへ 一緒に飲んで
別れ際にきいた いつものせりふだ
その前に何を ....
朝日を小瓶に捕まえて
蓋をしめて逃さない
泣き出した夜に雨が降る
綺麗すぎて汚くて正しすぎて間違いで
かけがえのないものを掛け違えるまいにちに
夕陽を虫籠に入れる
幼い記憶を餌にして
孤 ....
白色光は全ての色をもって君を訪ねる

君が嫌った色が君の色

それを個性と呼べば様々で

みんなそれぞれ素敵に思う

一方で

白はほとんど受け入れてくれず

黒はだいたい ....
愛読書を手に
寝床で頁を開く 休日の午後
ゆるゆると…睡魔に襲われ
眠りに落ちる、寸前

――ガンバッテ

の囁きに
はっ と目が覚める

隣室の机上の
日だまりに
昨日、水を ....
私の中に光がある
ゆらゆら揺れる

揺りかごに
猫がいる

皆が待ち望んでいる
その日が来るのを、、

あなたが帰って来て
光を撫でる

光は嬉しそうに
揺れる揺れる

 ....
ただの振る舞いを その仰ぎを
何だろうこの世と
無駄を無駄と処理して
ただ風を切って 空の色をぼんやり眺め
無意識に歩きだした魂に魂を意識せず
阿呆でいい のっぺらぼうでいい
奥行きのない ....
神さまは
叶わない愛なんて知らないって言ってた

幻の夜、
カフスボタンの別れて落ちた砂浜に
砂の城がまだ崩れ切ってはいなかった

知ってる

紫の夜空に浮かぶ
白い雲が
地上に ....
桜ゼリーが食べたい

夜のお花見は
少し騒がしすぎて
わたしには少し
馴染まないような気がして
時計を気にして
早々に切り上げよう


小さいけど
わがや
あの1DKには
ダ ....
月が浮かんでいるのを
私はジ~ッと
見上げ続けていた

月が、ふわわわ、と
ほんとうの意味なんて知らないけど
あたたかい人のモノマネをして
ふわわわ、と微笑んでいるのを
私は
私のい ....
同窓会のたびに
あなたを探す

席に着いてからも
入口ばかり見てる

お酒を飲みすぎて
タクシーでホテルに帰る

ドアを開くと
カーテンが揺れてる

さっきまでここにいたの?
 ....
夜は明けない
日は出ない
見えない路を
徘徊する

夢とも何とも
いえないところで
自らそこへと
入っていった

その隅っこは
暗かった
顔が闇に
埋ずもれた

そう ....
熱々のラーメンを頬張った後で
満腹だねと笑いながら腹をさする

さすれば本日の胃袋に詰め込む作業は
これで終了ですか、の鐘が鳴り

金を出す筈の財布から
麺より長いレシート出る
 ....
愛を置き去りにした冬が
過ぎていく窓辺でカーテンが
揺れて夜をなびかせる

きれいな思い出を詰め込んだ
ハードディスクで再生した今を
忘れないように上書きする

切なさがひどく滑稽で
 ....
佐白光さんの自由詩おすすめリスト(691)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
涙の処方箋- 丘白月自由詩320-2-2
何となく呟いている- こたきひ ...自由詩220-2-1
ネタバレ- クーヘン自由詩8*20-1-21
真夜中の唄- 夏川ゆう自由詩320-1-4
少女の鏡- ミナト ...自由詩1*19-12-22
冬の光- 杏っ子自由詩119-12-16
瞳に映る様なもの- 卯月とわ ...自由詩619-12-4
終わりを読む僕- 卯月とわ ...自由詩4+19-11-23
雪の日- 秋葉竹自由詩719-11-9
ポキッ- クーヘン自由詩5*19-11-8
猫じゃらしの詩- ミナト ...自由詩3*19-11-1
スイートポ- クーヘン自由詩9*19-10-17
一日- クーヘン自由詩5*19-8-30
ミルクチョコレート- 杏っ子自由詩219-8-27
ダーリン- 杏っ子自由詩119-8-8
現実- 夏川ゆう自由詩419-8-3
紫鷺苔- 藤鈴呼自由詩1*19-7-18
或る友へ- 石村自由詩31*19-7-8
夕陽の虫籠- かんな自由詩1019-6-21
僕の着る服は君とは逆の色- 8月生ま ...自由詩3*19-6-15
薔薇ノ声- 服部 剛自由詩319-5-22
- 花林自由詩319-5-15
切れ味の悪さを生きている- 朝焼彩茜 ...自由詩619-5-5
叶わない愛なんて知らない(カフスボタンが落ちた砂浜で)- 秋葉竹自由詩919-4-25
- 立見春香自由詩319-4-13
月の風船- 立見春香自由詩519-3-22
shallows- mizunomadoka自由詩819-3-11
無機的な夜- シホ.N自由詩2*19-3-5
夏のマヤカシ- 藤鈴呼自由詩4*19-3-4
あなたの隣にわたしが座る- かんな自由詩2*19-2-12

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