ボクはなぜ今この場所にいるのか? キタのか
現代詩の意味も知らないのに
ただ自由詩という響きで 自分勝手に解釈してみた
日記は書きたいけれど 人には見せられない
あの記憶を揺さぶられた ...
何もない時間に魔法をかけたい。何もない時間を破壊する方法を教えて欲しかった。そうすることが、金を稼ぐことにつながるのではないかと思った。けれど、物をたべることばかりに続いていく。そうすることばかりが確 ...
鳴らないチャイムを待ち続け
今日も1日が過ぎて行った
明日の僕に手渡す物は
多すぎて目眩がした
足も耳も目も鼻も手も全てのパーツは
一つも合うものがなかった
中古と ...
生まれた時から、何かを探してる それがなんなのか分からない 「もどかしいな…」「…早く見つかればいいのにね。」 僕は何かを探してる? 何かを探して 何かのさがしもの
ひたすら僕らは、歩いて ...
きみという少年時代の秘境について
そこに恐れていたものなど何一つなかった
きみに吹く嵐は去り時をわきまえていたし
きみの森に虎なんかいなかった
過ち達は気前よく十字を切って
帰り道に気を ...
二人で、ランチにオムライスを食べていました。黄色い卵に包まれて、赤いケチャップのかかった。しかし私は砂でも食べているかのようで、何も味を感じませんでした。嘲笑うクラスメイト、それを見てみぬふりをする ...
正直者が
墓を見ている
使い古された言葉のように
花が一輪
添えられている
祈ることが
生きることになって久しい
誰もいない部屋に
また電話してる
かなしみが ...
ラ・ピュセル、大地の娘たちよ
あんころクロワッサンは
暗黒のクロワッサン
すなわち新月の三日月
ポエムのポトフ
ことこと煮込んで
雪消の葉っぱのサラダには
スペースシャトル・ドレッシ ...
本のホムンクルスは、ほらね
上手に採集して飼育すれば
こんな風に育ちますよ
真夜中の暗闇
携帯電話・光る・・・
小さなディスプレイ・光る・・・
浮かび上がる顔
ボタンを押すのを少しサボると・弱まる・・・
そっと握って・片手で・・・
ぼやけた塗料がぎしぎしと ...
僕は今
不思議な場所にいる
ここはどこなんだろう
どうしてこうなっちゃったんだろう
涙が止まらないよ
涙が……
きのう僕は一日かけて
古い歌ばかり聴いていたんだ
古い歌は純粋で純情だっ ...
言葉も景色も見失って
君の姿をただ追いかけている自分に気付いたのは
君の姿が影に消えて
僕はたった一人
ぽつりと何処かの森の中に取り残された頃だった
夕立ちに怯えていたのは
君の目が氷 ...
自分からてばなしてしまったので
しかたのないことなのですが
胸がすこしいたむのです
不安をてばなすための孤独に
たえかねているのです
どうでもいいだれかとメールして安心しました
で ...
口にすれば甘くて
甘くて、甘くて、吐き出した。
毒林檎を今、口にした瞬間から
毒林檎を今、地面に吐きつけた。
手にした物、それは何かの近道?
こんな僕をお願い、許して下さい。
口にすれば変 ...
ゴリラは白雪姫しか担保が無かった
百万円で売れるよとゴリラの自慢であった
ところがである。猿の見積もりによると
毒林檎を食べた後の白雪姫は
百億円で売れるよ
との事だった
何ですと ...
終わらない轍を抱えながら
時への妄想を考古していた
時は迷路に曳かれている
命や命の周辺を発掘する
それらは無機物になって
感性や知性に弄ばれていた
終わらない轍を ...
ギッタンバッタン
ギッタンバッタン
揺れる織機に糸は止め処なく流れる
機織りする貴女の家を訪ねた
白髪交じりの老眼鏡に覗くまなざしは
古代の機織の乙女と変わらぬ清楚さで
遥か遠く
白 ...
私の
胸が心が頭が
なにかでいっぱいになったとき
私の指に伝達されて
ああ
それは走り出すのです
夕焼けに染まる空は
残らず紅に濡れてゆくように
火で焼いた皮膚が
じんわりと何層 ...
世を去った友を追悼して
{ルビ一昨日=おととい}の夜、朗読会の最後に
友の詩集を開いて読めば
何処からか、今も僕等を励ますようで
詩友達は密かな約束を胸に、家路に着いた
昨日 ...
気づいたら、すでに私でした。
鏡に映っている、ひとでした。
産声を上げる場所も
時代も
両親も
自分という役を選ぶ間も無く、私でした。
砂浜を往く、亀に憧れ
黙ってそこ ...
誰も喜ばないサーカスが来て、
誰もが白い眼で見るパレード。
お情けで取ってやってる新聞屋が、
朝っぱらから集金に来て、
俺は金属バットで、ぶん殴ってやりたい衝動に駆られる。
ただ ...
空き箱に
飛び火した
それだけなんだ
夜は細く折れ曲がり
ランプシェードのなかにいるみたい
薄い毛布をぐるぐる巻いて
音のないラジオを聴いている ...
古い鉄の欄干と、煉瓦倉庫と、にび色の水面
イースト・リバーに遺灰を撒いてほしい
ローワー・イーストサイドの
薄暗いアパートの1室での最後
(自由な精神は漂う)
過剰に言葉を組み立てる ...
ざわり、心に落とされたものが
ぼくを嫌がる
うるさいものは嫌い
空白を大事にしたいんだ
同じにおいのするものはこわい
ぜんぶ見抜かれてしまう気がして
たすけてほしいと、
声も ...
それは花の匂いのする、
午後だったと思う
{引用=ほんとうに、
さわったら柔らかい}
温かな木漏れ日の音
{引用=壊れてもピアノ
汚れても毛布
いじわるでも大切なひと}
ず ...
くちびるから風を運んで
気がつくとそこにハルがいる
粒子の波が雲の切れ間から
美しいオルゴールのように
血を流したりはしないけれど
人はみなそれぞれの戦場を抱え
ふと息をついたときにど ...
瞼をおろす瞬間を、捉え
コンマの世界は動き出す
1から10までの呼吸で
張り付いたのぞき窓
乾いた風と枯れた土
ささやかな幸せとやらは
この集落ではまだ 咲いては、いない
...
君の警句
僕の警句
絶望をとりなし
軽蔑を含みながら
展覧会は実行された
釘付けにされた赤茶けたタイルに
君は憧憬を隠し通すだろうか
大切な行はしっかりと隠せ
その前後だけを記すが ...
雨の中を走る
新幹線がトンネルに入れば
水滴が、ひとつ
曇った車窓に一筋の
線を、貫いてゆく
旅帰りの僕の
手元に開いた「窓」という本から
語りかける、{ルビ古=いにし ...
この運河は行くあてもない
この運河が運んでいくだけだろう
水たちはやがてセーヌ川に注ぐのかもしれない
そうしてセーヌ川に注いで 誰かの元に届けられる
水色のボトルキャップを外しているのを
そ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
理由
ZETSUM...
自由詩
0
10/1/25 2:13
りんご
番田
自由詩
4
10/1/25 1:31
盗めない宝石
こめ
自由詩
13
10/1/25 1:22
さがしもの
逆鱗社長
自由詩
3*
10/1/25 1:08
きみという少年時代の秘境について
瑠王
自由詩
8*
10/1/25 1:05
オムライス/私は死にたいと言って、母を喜ばせました
リヅ
散文(批評...
0
10/1/25 0:51
西日
小川 葉
自由詩
4
10/1/25 0:51
向こう岸のシベール
海里
自由詩
2
10/1/25 0:39
ジョジョと二乗の奇妙な冒険
〃
自由詩
2
10/1/25 0:39
蛍光灯より薄い白
なき
自由詩
3*
10/1/25 0:32
思ったよりも明るいですよ
真島正人
自由詩
2*
10/1/25 0:15
振り返らない
智鶴
自由詩
1
10/1/24 23:49
てばなす
水中原動機
自由詩
2
10/1/24 23:07
毒林檎
逆鱗社長
自由詩
1*
10/1/24 22:30
白雪姫
間村長
自由詩
3*
10/1/24 22:26
終わらない轍
吉岡ペペロ
自由詩
8
10/1/24 21:44
織布
楽恵
自由詩
8*
10/1/24 21:26
触発
朧月
自由詩
2
10/1/24 21:22
春の薫り
服部 剛
自由詩
2
10/1/24 21:15
灯のひと
〃
自由詩
7
10/1/24 21:05
パレードとオアシス。
菊池ナントカ
自由詩
3
10/1/24 20:34
ランプシェードの夜に
ねことら
自由詩
2
10/1/24 19:39
ギンズバーグが教えてくれた
……とある蛙
自由詩
17+*
10/1/24 19:03
白い息、切望
ゆず
自由詩
1*
10/1/24 19:00
ピーナッツ
依
自由詩
2*
10/1/24 18:56
今そこにないものを確実に意識しながら
瀬崎 虎彦
自由詩
5
10/1/24 18:26
戦場カメラマン
窓枠
自由詩
4*
10/1/24 17:07
警句
真島正人
自由詩
2*
10/1/24 15:49
詩人のレンズ
服部 剛
自由詩
3
10/1/24 15:45
ボルヴィック
番田
自由詩
0
10/1/24 15:12
4073
4074
4075
4076
4077
4078
4079
4080
4081
4082
4083
4084
4085
4086
4087
4088
4089
4090
4091
4092
4093
4094
4095
4096
4097
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4099
4100
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4.87sec.