忘れられない歓びに、溺れ、未来を見失う
汚れてしまったあの夜の、ナイフのような三日月
誰も信じない、あの夜天使の抜け殻をみたから
捕まった心、ふ ....
心は
折れなかった
君を失ったときも
心は
いつまでも痛んだが
べつに折れたりは
しなかった
そんなこと
人生に
よくあることではないか
そう
想えていたと ....
今が人生で一番、
とてつもなくバカばかりして
生きてるのかな
推したい憧れの吸血鬼とか
いまはちょっと
いなくって
生まれ落ちて
生きてきたその日々を
なぞり書きして ....
犯して来た罪は積み重なるが、いつか崩れて
落っこちた三日月が恥ずかしそうに、俯いて
よみがえれない希、どれだけ生真面目に願っても
暮らしのなかで ....
夜は
良いんだけど
やっぱ
真夜中てっぺん超えて
なにかをするのは
ダメだな
昨夜ってか
今朝は
ダメダメだったな
タツノオトシゴが
龍になれない ....
けっこう本気で想うのだが
夜も3時なんかに
ふと目が覚めて
気づくと
スマホを手にしている私は
きっと
スマホ依存症なんだ
あれだけ頑張って
....
とくべつな
人がいるって幸せで
だけど痛くて苦しいこの胸
風が吹き
野原を撫でる優しさで
君のソレを撫でてみたいな
天翔ける
猫がホントにいるの ....
それを嘘だというのなら
真実なんて
秋風に吹かれる
落ち葉みたいなものさ
どれほどの
正しさを掴み取ったとしても
世界に伝わらないなら
ただの嘘つきだ
と想うんだ
....
海の声
聴こえる浜辺でふたりだけ
やさしい夜の波と踊った
エンジェルが
記憶の中では君なのは
空飛ぶように愛してたから
言の葉が
はるかな山まで登ったら ....
けして認めたくない
間違ってるのか、愛の
呼び方も
愛し方も
懐かしい
記憶も
汚された
ピンクの清純が
震えながら
泣いていたのに
けし ....
目が合った瞬間の
風船が粉々に割れる、なにが終わる?
世界が終わる?
でも
まるで世界にヒビみたいに青空に稲光
浮いた雲は煌めき
その雲の上から落下した天使が
....
なにをしているのか
わからないままに
なにかをしなくてはと
胸を掻き毟る
けれどそんな焦りとは無関係に
街は動き時は進んでいる
遠くに濃い緑の山がみえて
その上を ....
風船が粉々に割れる、なにが終わる?
落下した天使が楽しそうに、踊ってる
よみがえるのは針で嘘を刺された夜明け
暮らしのような諦めた笑顔、無口な人
....
暗く寒い夜を越えて
たどり着いた黎明
乾いた涙のあとは
叫び声の痛みの残骸
今日まで生きてこれた
それだけでも心は褒められていい
雪崩れ込む悪夢の記憶を
消し去るこ ....
強烈な
孤独がこころを固めてる
昔死んだ人に逢いたい
呼吸さえ
できないほどの夜でした
月が綺麗な桃源郷です
絶景さ
巡礼したい聖地という
アニメで愛し ....
鬼太郎が
そこにホントにいるのなら
隠れんぼでもしたい境内
焦げついた
苦い恋でも恋は恋
ちゃんと綺麗に終わらせてみる
卒業と
終わりの意味がわからずに
....
そっちには
あると想うよ流れ着く
流木みたいな海辺の灯篭
あまりにも
ゆるりゆるりと進むから
見逃しそうな塀の舞舞
潜んでる
顔には出せないゼツ ....
救いもなく
生きて来た
夜に
みあげる夜空には
満月があった
なぁ〜んだ
救いは
ちゃんと夜空に形をもっていて
私のことを
ちゃ〜んと
みていてくれているじゃあ ....
君の声が
とてもちいさすぎて聴こえないよ
だからいっしょに歩いていても
うつむいてしまうんだ
休みの日
まっぴるまの緑の公園は
家族づれが多くて
なんだかみんな幸せそう ....
休日の朝のホームを
滑り出した車窓から
照り返しの陽光みたいな
白い自販機がみえる
どこへゆくあてもなく
私を待つ人もなく
とてもよく似た子犬を
静かな夢の部屋に置き去 ....
山の奥の湖に
異界から来た人がながれ
ながれ着いている
旅を終えた切なさで
悲しみを掻き乱す割れた鏡さ
風に揺れる
湖面みたいにあっけなく
乱れる生
....
なにクラゲにでしょう
ネットに棲む
ソイツに
まるで刺されているようで
溺れ
そうに
浴槽にしな垂れています
どこかを刺されたのでしょう
小さな毒でも
致死量をもつ ....
風にまう紙くずみたいな文字たちよ
こころまで泣かすな赤薔薇みたいな詩
途中だとペンを投棄て叫びたい
触れないでそっと消したいしずかな恋
魂を ....
わるくちって
いわれるのは嫌だし
いうのも嫌だし
いわれると
気持ちが落ち込むし
いうと
こころがちくちく痛むし
いわれると
こころが傷つくし
いうと
命が汚れてし ....
やさしい笑顔を
待ち望んでいる
ちいさなとてもちいさなともしび
として
すこしでもあたためてほしくて
朝おきると
チュンチュ、雀の鳴くのは
まだ眠ったままの
この街 ....
星くずは落ちるんじゃなく流れ去る
満月の白さをむねに持つ夜鷹
心臓が静かな雨を聴いている
夜霧への御礼を言って別れよう
まぁじつは恋 ....
赤レンガ塀を背にしてキスを待つ
三日月へハシゴで登る魔女と鷹
五月雨の落ちる速さで刺され恋
静けさにつつまれる眼をみつめ合う
なぁ夢 ....
中新庄から
線路沿いをふざけて歩いて
「立入禁止」にラクガキしたり
熱帯夜
福井越前ハタチまえ
荒々しく
新しい風が
吹き狂う
この街に来て
みまわすと
あたりには
傷ついた花が
倒れている
地面に倒れこんで
砂の粒を噛む
なにも匂わない
花は死んでいるのか ....
夏の風オレンジ色に塗られてる
うどん屋の暖簾が風で捩れてる
その奥義一子相伝?舌遣い
潮騒の音を枕に眠る宿
傷つかない割れないココロここにあり
....
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34
0.36sec.