かこを振り返るんじゃないの。

あたしはそんなの、かこなんて
ぜってーみないでいきてやるんだと
赤信号でもまえだけをみて
走り出しちゃうほど
ひとの迷惑省みず、
の気持ちで ....
堕ちるならふたり並んで
目の前の罪を無視する
夜明けまえ街が泣くまえ
目にみえる闇に震える

津軽弁はなすあなたの
伏せる目をみるときが好き
しろいあさ寒い心臓
しろいいきふた ....
 

髪切虫を知っていますか?
すこしだけカッコいいんだぜ?

生きてるだけで美しい
生き方や
立ち方ってどんなんなんだろうね?


月影が
静まる真夜中
眠られぬ
我が ....
 
 

むらさき色の空の下
ふたり月夜で手をつなぐ

優しさなんかじゃ測れない
おおさかカルチャーストーリー

ハッピータイムを超えるなら
黒い壁でも越えるから

ファン ....
忌まわしい過去を刻んで
狂おしい夜に汚れる
一瞬のかがり火も消え
ひとりだけ黎明が好き

朝起きた目覚めた恋情
どぉしてもキスをしたいの
忙しげ君の早朝
笑うほどふたり寂し ....
  

黒い夢だけを追いかけ
やましくて下を向く夜
まぼろしの水を飲みたい
まっしろになれる冷たさ

胸の花風に吹かれて
すこしだけ泣きそうになる
馬鹿みたい凍るこころの
しろ ....
夢ばかりかたる緑の
人の子がすこしリアルで
笑いだす君のよこがお
神さまに抱いてもらえた?

マグダラのマリアのキスは
神さまをかるく堕とすの?
かいわない寒い食卓
白い息 ....
 

闇空がとても静かで
星の音さえも聴こえず
一月の息はしろくて
こころには凍る想い出

あどけない罪だというわ
かたちだけ孤りかなしい
夢みがち月はしっとり
甘いうたそっと ....
「さりげない日々につまずいた僕は」
「星を数える男になったよ」
った詩があって
大好きだったんだけど

けど
なんだよ、それって
とかちょっと冷静になって
今は想うよ
『さり ....
すこしだけ慣れて来たから
美しい声と想えた
晴れるならさわやかな空
水色に映る微笑み

真空のこころ潤す
恥じている君を抱きたい
ささやかなときが流れて
やすらぎの肩を抱きしめ ....
 


だれからの
希みも祈りもことわれないなら
哀しい感じの《博愛の女(ひと)》


さらさらと
風に吹かれて揺れる髪
天に三日月汚れた悲しみ


泣く猫の
よう ....
いつわりの夜が終わって
首すじがうすくよごれ
ひとときのキスの声だけ
あかっぽくむねにしみる

髪の毛を赤色に染め
睨みつけ朝を走るの
しぶきとぶアスファルト踏み
しろいいき吐 ....
 

水滴が窓にみえても
この部屋はしろい光が
寂しさをかるく引き裂き
古いいき新しくする

新しいとしを迎えた
夜だっていまは明けたわ
悲しみがすこし残って
なんとなく蒼空を ....
 

罪だけが黒く染まる
しろいへやすこし寒いな
安全なときが流れて
流れ去るささやかな歌

反対をしないつもり
冷たい手なぜかしろくて
怒りなど枯れてしまった
ただ月を超 ....
 

『あなたはあたしの話を聞け
小さな声で話すから』

あたしあなたのことが好きになったんだ
夜の夜中にアイツとわかれて
ひたんにくれていた野良猫みたいなあたし
あなたが平気でか ....
静謐が胸に冷たく
夢ばかりかなたにじいろ
その夜の底の底には
過去ばかり沈み震える

朝までに深く眠るわ
夜ばかりなぜか長くて
耳栓をしたいうたごえ
月の果てかなた消え入る

 ....
  

偽りを胸に刻んで
悲しみがすこし汚れた
一編の彼の詩に在る
くろいしみ胸に沁み入り

牛乳を朝のむからさ
睨まずに褒めてほしいの
かいわない寒い食卓
白い息ふたりは ....
 

若いってことは、いいことだと云うから
ふざけんなッ!って怒鳴り返してほしい


ひとを拒絶する時間を
えんえんと築いたあたしは

悲しみなんてこんなもんさと
なんだかジン ....
わかちあう方がいいのか悲しみは一人で受け取る方がいいのか





あの宵の記憶が僕をいまだってガンダム好きな大人でいさせる





警告は絶対したわ最初にね ....
 

ぶんめいが
どんな風を吹かせたのか
わからないふりをして
マンモスを狩った

地球は時計を棄てて
なんにもない大地が産まれた


朝焼けは朝に焼けるし
夕焼けは黄昏どきの ....
けんめいに
両腕を横に振って
必死な走り方で
なにかを追うようにか
なにかから逃げるようにか
わからないが
苦しげに顔を歪めて
走りつづけている少年をみる

日々ほぼ同じ時間 ....
深い夜には市場も眠り
猫も夜盗もいないでしょう

ただ美しい死の香りがする
ただ月光が石畳を照らす

町をみおろす山の手にある
煙突がある洋館には
少女が眠る寝室があり
恋に ....
冬山の
白い姿が美しく
想える部屋で朝を迎える




まっすぐな
視線にすこし惚れている
生きてゆくってこんなもんかな



新婚で
過ごした遥か過去 ....
 

そのさざなみがいつまでも
ちいさな揺らぎを伝えてる
むかし夢みた船の旅
どこへ行ってもしあわせそうな

その船室でひとりきり
小窓からみる赤い月
ゆらりゆられて波のうえ
ここ ....
 

いつも海辺を歩くと
貝殻を探してるのに気づく

最初は海の向こうに
なにがあるのかと目をこらし
海と空の境目がちゃんとあると認め
それが宇宙と地球を隔てる線だと想い
次いで ....
  
まるで彼のみるのと同じ
その虹をみたものは
すべてを好きになる運命という

悲しみ、苦しみ、絶望、退屈、
叶えられないマイナスばかりの感情を
すべて忘れてしまうけれど
それで ....
 

白いチャペルのような駅を
神託のような夢でみたのは
昨夜の深い眠りのなかで

やっと落ち着いたのは
すこしばかり非日常な
蒼白い日々が過ぎ去ったと感じられる今朝


い ....
 
オーティスレディングの
『ホワイトクリスマス』という曲

とても親しい人が
亡くなった12月23日に日が変わった
てっぺんすぎ

あらゆるものが
すこし変わったかなと想っ ....
 

輝く雲の清しさに
ひとはポカンとみあげてる、
はるかに広がる蒼穹が
この地が星だと告げている。

烏も飛ばない冬の街。

ましろな雪はまだ残る、
歩道のはしや屋根のうえ、 ....
(こいねがう)

 

全身で会いたい。

と想ったのは
冬の山道を自宅へ帰る車の中で
ふとみあげると
潤んだ満月からなにか聴こえた気がした

そのとき

ただ会いたいとそう ....
秋葉竹(1075)
タイトル カテゴリ Point 日付
星みるひと自由詩125/1/25 10:06
しろいきす2自由詩425/1/24 8:00
カッコいいってどういうことさ自由詩325/1/23 21:36
おおさかカルチャーストーリー自由詩225/1/22 21:07
しろいし自由詩225/1/21 20:32
しろいまち自由詩225/1/21 18:54
しろいみず自由詩125/1/20 20:39
しろいうた自由詩225/1/19 11:48
「流星」自由詩225/1/15 21:42
しろいやすらぎ自由詩225/1/15 8:17
悲しみの果てに立つ光射す美姿(みすがた)にすがりたい短歌225/1/11 22:03
しろいいき 2自由詩125/1/11 14:17
しろいひかり自由詩225/1/11 10:13
しろいへや自由詩125/1/8 19:50
ブラックサタデー自由詩125/1/8 8:17
しろいきす自由詩125/1/7 22:34
しろいいき自由詩325/1/6 21:53
ふざけんなッ!自由詩225/1/3 18:06
水道の水、飲めますか?短歌125/1/2 23:54
久しぶりの空へ自由詩325/1/1 23:28
疾走自由詩125/1/1 15:30
まよなか自由詩124/12/30 16:44
君の鎖骨 2短歌224/12/30 10:04
青春のうた自由詩324/12/29 21:55
やさしい貝殻自由詩224/12/29 10:21
さだめのうた自由詩224/12/27 22:38
ほほ笑みのうた自由詩224/12/27 8:53
泣く必要なんかあるのかないのか知らないけれども、どの『ホワイ ...自由詩1124/12/24 20:08
冬ロケット自由詩224/12/21 10:20
希う自由詩124/12/21 9:10

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