ときは変わり
むかしを無かったことにしてくれたら
たいせつなものを
忘れてしまっても
かまわないだろうか?

そんな夢をみた

そこではこの手に
なにも持っていなかった

 ....
言葉がでない心を知ってほしい知ってほしくもない


朝食の味のないレタス半分くらい食べた
ムシャムシャと義務感で食べた気がする
だれに対する義務感だというつもりか?

少し焦がしたバ ....
うち捨てられた
むかしの白黒写真のように
たいせつなものを
なくしまてしまう心象風景
そこに欺瞞の余地などあろうはずもなく

時の狭間に揺蕩う
とても嫋やかな心象風景
たにんと ....
投げかけられた
微笑みを想い出して
過去の美しいときの名前を知りたい

時間だけ
静かに
過ぎていった

抛り捨てられた
七色の夢と希望を見送り
ただおだやかで優しい意味を理解 ....
きらめく星の宝石、寒い街角でも


帰宅する人のため息、そっと視線を落とす


あのビルの屋上には地上の宝石があり


けれど手に入れられない、僕には届かない


 ....
夜に堕ちて、
むかし旅した冬を想い出す

客船からみる黄昏の海は
ただただおだやかに
でもキラキラして
波が、人魚の金髪のようだった

想い出せるのはそのしあわせな
現世と ....
笑顔のなかに
影があるのは
ひとりの夜が
イヤだから

風吹く朝の
東へ向かい
目を細くして
歩く冬

罪の意味さえ
知らない僕に
罰あたえるの
やめてよね

好きな ....
お笑いテレビを
みていた正月
ひとりくすくす
笑ってた

冷たい風が
刺さって困る
月よそろそろ
許してよ

黒点なんて
持たない純情
偽悪ぶるのは
やめてよね

好 ....
言葉がでない心の花を知ってほしい


朝食の味のないレタス半分くらい

少し焦がしたバケット、ブラックコーヒーで

いつもと同じ笑顔でおはようと言えたか?


とても涼 ....
黒く輝く瞳のなかに僕はみえない


朝、狐のため息みたいな負けおしみ


この大きな都市のひとつの部屋で、ふたり


二度と逢えない悲しい予感に、怯える



 ....
鏡をのぞきこむと肌色の獣が


恥ずかしくないのか心はピンク


むかしの涙の跡はいまでも憶えている


無視できることを強さと呼ぶのか


遠くに二重の虹が架かっ ....
昔みた夢を忘れられない朝

あたたかいだいだい色の朝日が染める街

いつも同じ時間に同じ橋を走る人

知らない彼にシンパシーを感じ

けれど新しい自由を求めて走る

いつか ....
夢をみた起きたら泣いてる

桃色のあたたかい空気が澄んで

いつまでも寂しい花が一輪

枯れずに名前さえ知らない

なにが自由か知らずに飛ぶ鳥

七色の虹へ向かう訳も知 ....
北極星の綺麗な夜に
あなたの優しい部屋を出る
そっと一人で

静かに
ばいばい、と
ちいさく手を振って

あなたは僕のすべてだ
僕は《あなた依存症》なんだ
そんなへんな病気 ....
ランチにはならない午後に
食べた
優しい人のサンドウィッチ
トマトとレタス、ちょっと多めのマスタード

が好きだった
歩く速度が速い人だった
未知の世界に憧れて
いつも静かに笑 ....
ちいさなお菓子をあげる
新しい味の甘いクッキー
舌も心も蕩けるように
しあわせな喜びが味わえる
ちいさな美味しい
新しい甘さの
そんなわたしの手作りクッキー

わたしに ....
青空よりもしずかな黄昏が好き



パンケーキ、ファストフードで休日昼間あなたと



美味しくなくても良い、けど美味しい



人並みになれなかった振り返ればどこ ....
濡れた手で鏡に描いたグッドバイ



別れずに心を誤魔化し生きてきた



もうみることもない、あなたの涙の跡



《悲しみ》を無視する死ぬまで無視をする

 ....
お正月だけどまだトンネル抜けずに
馬ッ鹿みたいになやんでいる

生きることにさえもはや真剣に悩んでいる
忘れられない鼓動を感じる心臓を持って

忘れられない夜をいつまでも覚えていて ....
あかるいあの夏の日差しが切れ目なく
あればきっと誰も悲しまない

かも

窓から見える灰色の景色にも
洗われる清々しい風が吹くかもしれない

かもね?

家の周りに ....
重い手で握手を交わし別離たぜ



別れた日声が濁って苦笑い



みたこともない川だけど三途気分



苦しみを無視するチカラを失って



 ....
孤り寝るベッドが冷たい師走、夜



辛い日々はりさけそうで、でも聖夜



寂しさの隙間を無視するクリスマス




夢をみた貴女と好き合う死んでもいい悪


 ....
咲く花に幸あれかしと動く夢



紅茶飲み動く夢みる針の床



向日葵が寂しいというクリスマス



テレビさえ名前を上げる武器であろ?



その言葉自 ....
あら失恋?
貴女の泣き声 こころを凍らせ
異邦の人でも 抱きしめたくなる



「大嫌い」
嘘つかれてもわかるのは
涙の色が隠せなかいから



憎み合い
呪いたいほ ....
こどものころ
おとぉさんがさんたくろーすだって
しらなかった

けれどそれは
あまりかんけいなくてね
おとぉさんとおかぁさんは
けんたっきーふらいどちきんのばんごはんと
た ....
老いた心よりもからだよ軋むな

パンを食べられる幸せアントワネット様

美味しいバターを塗って美味しさを守る

いつか人並みにできるようになる

とてもいい夜の黒猫を抱く

 ....
菊の花が散り、黒いスリッパの上に落ちる
どれほどたくさんの罪が
世界に広がっていくのかを誰も知らないんだ

馬鹿みたいに、
自分だけは全てを知ってるつもりになって、さ


 ....
沈まない夕陽がないと知っている
木枯し吹く街知識にすがる


つまびらかにされたこの世の真実も
愛や恋には照れてるみたい


龍安寺の石庭をいま見る君は
海の果てまで見ている ....
《美しく歳をとる方法》など、
持て囃されるなら

歳を取ると、普通にしていれば
美しく無くなるということだろう?


私は、もう、ぶっちゃけて言うと
美しく無くなっても、い ....
もしももしも君に夢中になるなって
いうならあの日を忘れさせてよ


丁寧にヘッドホンして壁向いて
出てゆく僕への思いやりだね


本を読む横顔をみて憧れた
高校二年の図書 ....
秋葉竹(772)
タイトル カテゴリ Point 日付
ときの流れるゆめのなか自由詩222/1/18 7:17
ビューティフルな詩を(あ、うそです。言ってみただけです)自由詩122/1/16 9:52
海底でみた風景自由詩122/1/15 4:56
僕を過ぎていった時間自由詩122/1/14 21:03
月、千の風、闇の歌自由詩122/1/13 20:27
僕をみつけて?自由詩122/1/12 21:22
檸檬自由詩122/1/12 2:12
鬼の愛自由詩122/1/11 20:33
幸せを願って遠くの山をみる自由詩122/1/10 20:03
ふたり、からませ愛自由詩222/1/9 18:48
空はすべてを受け入れてくれる自由詩222/1/9 9:42
宝石の虫自由詩222/1/8 21:53
歌と宝石自由詩122/1/8 8:24
風の強い夜「ばいばい」自由詩222/1/7 3:46
夢を食べさせて自由詩322/1/6 20:36
しあわせのレシピ自由詩122/1/5 23:44
しあわせの蝶、ひらひら自由詩222/1/3 9:58
濡れた手で、サヨナラ自由詩222/1/2 15:38
初詣で自由詩122/1/1 8:56
サマータイムブルースの切れはし《改》自由詩121/12/26 10:11
罪の花自由詩221/12/26 4:38
道頓堀川自由詩221/12/24 23:18
やぶれ傘自由詩121/12/21 23:46
暁のファド自由詩221/12/19 7:35
めりぃ、くりすます自由詩321/12/16 8:03
どしゃ降り俳句221/12/14 22:04
りあるな夢じゃない自由詩221/12/14 20:43
不思議な泉短歌121/12/12 18:32
疾風自由詩221/12/11 20:38
星月夜短歌121/12/9 7:08

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