あどけなかった悲しみを
いついつまでも癒せずに
あどけなかった悲しみに
こころを閉ざす夢をみる

あどけなかった悲しみに
幼いころなら気づけたが
あどけなかった悲しみを
い ....
あのひとに
やさしくしてほしいから

そんなやさしさなんて
ただの同情だと
わかりながら
じぶんの弱さが嫌だけど

かわいそうになりたい

深夜
ひとはどうしてこんなにか ....
  

ともしびが
ひとつ、
また、ひとつと
ともってゆく

ゆうまぐれ、
小高い丘から
産まれ育った街をみおろす

ともしびが、
ひとつ、
また、ひとつ
また、ひ ....
  

赦しの言葉をください
このままでは堕ちていってしまうから

未来まで正しくないと
わかっていても

赦しの言葉をください
  

あたし、
ほんとは
知ってんだ。

猫らの世界は
ただの人間さまからみれば
いつもピースの欠けたパズルだが、

いまの世界では
ダイヤモンドのカケラみたいな
あの三 ....
  

やさしさがあふれるような風が吹く

やさしさがあふれるような街に住み

やさしさがあふれるような人にあい

やさしさがぼくの心をくるんだよ


ごまかしてなんていないんだ ....
 

や、やぁ
みなさん。

大きな希望がなくても
別に何もしなくてもいいんだ。

満開の季節は
もちろんのことだけど
いまさっきの桜の散り際だって
美しかったよ。

あ ....
  

まひるの
やさしい風が吹くころに
きらきら
ふりそそぐあたたかい
はるのひかり

あたらしい
一年が始まります

すこし
わくわくする
ひかりの舞踏が視えます
 ....
  

『鏡よ、鏡?』

尋ねつづけたあの女は
実は
《その》衝撃の前日まで
《世界で一番美しい女性》であったし

その、

気も狂うような事実を告げられた日も
実は
《世 ....
  

むかしはびじんでそれだけで
みせもだいはんじょうして
こいびともよりどりみどりだった
ろじうらのすなっくみたいに
さみしいにぎやかさ

かなざわからきょうとへ
さんだーば ....
  

夢の街
今夜ひとりで歩くとき
潮風も吹く、桜、散る散る


天使ちゃん
そんなあだ名で呼ぶなんて
考えられない事態だよ?


夜明け前
いただきに立ちみおろせ ....
 

やっぱりしんどい日もあるよねぇ、

朝起きて、この心、奮い立たせて、
今日一日、
頑張って、笑って生きようと想っても、

やっぱり、
寝る前、
あゝ、今日も一日、しん ....
  

月、笑う
どんな豪華な宝石も
霞むくらいに明るいのです

夢をみた
とてもやさしい人ばかり
出てくる、起きたら泣いていたんだ


夢をみた
まるであなたにそっくりな ....
もんじゃ焼きは

食べたことがない

お好み焼きと云えば
当然
『普通の』
お好み焼き。

キャベツ山盛りの
モダン焼きでもないのに
うっすいお好み焼きっぽいのに
焼きそば ....
あのとき語った
絶対的恐怖とは、
ただ
文明の恩恵を受けられずに
薬が無かったら
なになにで死んでゆく

という
恐怖です。


望月をかけない生を謳歌した
藤原さ ....
むかしはびじんでそれだけでみせもだいはんじょうしてこいびともよりどりみどりだったろじうらのすなっくのままさんみたいにさみしいにぎやかさ

ちょっと、小旅行。

むかしは美人で、
 ....
たい焼きを尻尾から食べて
おわかれの儀式にした春

なにもなかったけど
なんでもありえたと
知ってるから
じぶんの弱さが嫌になる

桜咲く川べり
人はどうして ....
瀬戸内海の夕日とか

ちゃんと視たことありますか?


ふと花束を想い出す、

前に、進もぉうと、誓う。

人は前進するでしょう、

元気に生くのが、真摯でしょう。

 ....
悲しみよりも大袈裟な

涙を浮かべて泣きましょう。


頬はヒクヒク震えるし

声は掠れてしまうでしょう。

夜の帳が下りるでしょう、

月は静かに笑むでしょう。

あなた ....
今朝は風の音で起きた



国道のガードレールが雨で洗われている



桃色の傘をまわしてビル街を歩く



汚れたこころも洗顔したいけど



小指を ....
  

どんな
みにくい夢だって。

どんな
つめたい愛だって。

それを
すべて
受け入れるわ。

生きても、生きても、
たぶん、生きてるだけだから。

生き残って ....
  

小雨に降られても 
傘なんてささないで
ハンドポケットで歩いてゆく

でも
逃げず

前はちゃんとみすえて
歩いてゆく


いんわいで にぎやかな 夜 ....
寂しい色の
ベニを塗り

できることなら
心臓を

休めてあげたい
満月が

狂ったみたいに
きいろくて

月に心があるのなら
きっと孤りで泣いている

なに ....
いまここに
あるべきホントの真実を
頭に刻んで、生きてゆくんだ

闇堕ちや
黒い絶望引っ提げて
生きても神にすがってしまう

求めても
手に届かないことばかり
幸せなんか、 ....
プレミアム
って言葉がちょっと好き
今日の蒼空、ほぼそんなのだ

夜は夜とてその三日月が
まさしくそんな凄い切ッ尖(きっさき)


せめてあと
六秒数えて深呼吸
してみ ....
なぜ、言葉って
誤解されるのだろう?

だれがだれに
ほんとうの言葉を
伝えているのだろう?

その人に向けて
云ったわけではない
言葉を
その人には
じぶ ....
夢や現実をみて

天空の
輝きだけをみられずに
それで
心が少しなきそうだった

いまも憶えている
つかのまの幸せを
いまも忘れられない
きっとやって来ると
約束してくれた朝 ....
  

休んでいる夢は
休んでいるだけ
朝になれば新しい夢になる

それが、希い

冷たい顔に
しっかりと鉄板を貼るような
心癒えないいちにちの
始まりだから
熱いお湯で顔 ....
べつに、
くっだらない人生を
生きてきたとはかぎらない。

べつに、
あんたがいなくても、
そうそう世界の景色は
変わらなかったのかもしれない。

けど、ほんとうのところ
 ....
 

ふつうに
千いじょうの詩を書いてきた

けっこう前のフレーズでも
憶えていたりするものがある

『さよならだけが、人生さ』
うそ、これ、パクリ

『かなしみも中くらいな ....
秋葉竹(956)
タイトル カテゴリ Point 日付
あどけなかった悲しみに自由詩123/4/18 6:10
かわいそうになりたい自由詩123/4/18 6:06
ともしび自由詩023/4/16 4:42
赦して自由詩223/4/16 4:16
猫女自由詩023/4/16 4:15
やさしさにくるまれて自由詩423/4/14 14:53
蟷螂の斧、ふりかざし自由詩123/4/13 20:09
はるのひかり自由詩223/4/11 7:46
黒の女王自由詩223/4/8 23:20
常夜灯自由詩123/4/8 13:09
返す、言の葉自由詩123/4/8 11:47
刺され!自由詩123/4/6 22:45
春の風自由詩223/4/5 8:07
『もんじゃ焼き』を責めないで自由詩123/4/1 13:50
無尽蔵自由詩223/3/25 21:13
感謝の小旅行自由詩2+23/3/25 16:55
幾星霜自由詩123/3/18 1:41
瀬戸の夕日自由詩123/3/15 21:44
浪漫のうた自由詩423/3/12 21:12
自由律俳句 2023/03/08俳句223/3/8 22:15
云わねー言葉自由詩123/3/8 21:42
ティンカーベルよ、ティンカーベルよ、酸っぱい果実の香り立ち自由詩123/3/7 21:25
月影自由詩123/3/7 3:31
バクダンみたいな真実自由詩123/3/5 17:32
雲が流れてゆく音自由詩123/3/5 9:39
爛漫自由詩223/3/4 9:10
夜のほんとうをみせてほしい自由詩223/3/4 8:31
プレゼント自由詩223/3/2 22:57
マイブロークン アキハ自由詩3*23/3/1 23:22
ほぼ、大好きだ自由詩023/3/1 22:51

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