伯母さんがキュウリを持ってやって来る母は抜歯の治療を受けに
アーモンドチョコレート五個黒砂糖一個のおやつポカリにトマト(ジュース)
午前中仮眠の後に微熱出る三回も来る伯母さん哀れ( ....
雷を久々に聞く昼下がり激しさが増す雨が降る音
宮島で海水浴を楽しんだ神に守られ最高の気分
オリンピックの話題が耳に入ってくる楽しみばかり膨らむばかり
良い出逢い色んな出逢い引き寄せる ....
好きな額書いて良いよの小切手に9をびっしり書けるだけ書く
カーリング女子と付き合う条件は前世ストーン来世ストーン
進撃の巨人に王も長嶋も出ていないとは言えない空気
島々に架かった橋を順番に島時間には馴染めずザワザワ
薔薇園の淡い香りに酔い痴れる高級感が漂う程良く
天気予報今日は夏日になると言う春は何処かに消えてしまった
海を背に坂道上りカフェに ....
うなじから首から目から羽を吹き血を吹きながら辿る足跡
蜘蛛は蜘蛛何も残さず何も見ず虫を喰みただ夏に凍える
ふところの火を手に結び手をひらき何も無い日をかき分 ....
夜泣いたぶんだけ世界がきれいになればいいのにならねーよクソ
絶対と僕が言うたび絶対を崩したくなる君が好きです
沢庵とミルク混ぜると恋の味テストに出すよ絶対出すよ
お互いに果たせないこと知りながら強くゆびきり揺れる向日葵
古い町昔のままで残る町何処も壊れていない建物
川沿いのベンチに座り昼休み静かなままで弁当食べる
釣れることだけ考えて釣りをするただポジティブに楽しむ心
少しだけキスの湿度が残る頬恥ず ....
魅力的なレストハウスが多い街老若男女誰でも好む
この街に再開発の波が来る老朽化したエリアの立ち退き
初夏の風全身で浴び一体化深呼吸して生きてる実感
喫茶店の雰囲気に染まる人々の声も笑 ....
みほとけと
あかごとおにと
しがみっつ
きものひえるは
いずれかなかな
ぶんごうの
てつがくによる
ぶんがくの
おそわるふみに
まどろみのあい
うつつよ ....
白鷺(しらさぎ)が夕焼け空を風にのり
かの山で染まる翼のオレンジ
別れましょう。薔薇の花瓶が玄関で
ころがり落ちない雷の夜
風に舞う蝶々の絵柄を守るため
蜃気 ....
張り裂ける胸の痛みに至らないそんな悲しみ君の葬列
君は鬱それがきっかけ僕も鬱 うつうつとで黙々と食べ
俺の値を幾らくらいか値踏みせず抱かれてくれた君愛しい
雨降れば僕は貴女の傘になる ....
蛇行せず川は流れる氾濫し落ちた子どもはダムまで流れ
天国と地ごくの絵図に蛇がいて未来永劫とぐろ巻いてる
陽炎が揺れにゆれてた田んぼ道断りもなく蛇が横断
一閉じ込めた瓶の中では大人しく ....
桜の時期天気が安心せず曇り雨も降り出し早々に散る
昔から路面電車を利用して見える景色に感動してばかり
潤いと豊かさ浴びて生きている必要なもの集まってくる
待ち合わせ少し遅れてくるあな ....
癒される道具に猫をしたくない共に家族の一員だから
死んだらば花と実そっと咲かせたい今朝は眼が覚め生きてた私
狭い庭植えたら野菜枯れましたほんの気まぐれ結果それなり
お互いを見つめ合え ....
さざ波が起きてる河面風がある妻いる身でも恋は芽生えて
気になって仕方ない人いるんだよ若い女に心さざ波
型通り生きているのが正解で踏み外したら不正解かよ
だからもう先は見えてる短いし何 ....
繰り返す月の宴の新月に
死者に呼ばれる女郎花(おみなえし)咲く
鏡という悲劇をうつす斜めから
なんど斬っても残らない傷
虚ろな眼春の終わりに死ぬ虫が
浮かんで落ちる写真を撮っ ....
セックスも
SNSも
....
ドブ川に、真っ赤なバラを突き刺した、
ような東京タワーの夜景よ。
ひとごみをかき分け歩く足早に。
有楽町の階段よろめく、
さみしいと『いった』ことだけまだないさ。
『ひとり』 ....
日本語と格闘します歌詠みは傷つく事で1首詠む
今はもう夫婦生活ありません歌詠む事で忘れています
詩人より歌人に惹かれる私です文字を数えて指を折ります
妻一人娘二人の暮らしです家族は歌 ....
暖かくなり身体が良く動き活性化して元気になった
様々な色に癒やされ落ち着いた美しい色が集まったスポット
薄暗く雨が降るのか降らないのか休日染める憂鬱な色
卒業式三年間の思い出が次々と ....
優しさも愛も陰るよ歳月に心変わりは人の常だよ
嘘をつき嘘を重ねて日々を過ぐ嘘つく相手自分自身だ
真夜中の
ストロングゼロ
僕達の
ワルプルギスの
家呑みの夜
....
悪い夢から覚める時はいつも決まって崖っぷちから足を踏み外してた
奈落の底には叩きつけられる事はなくて
踏み外した瞬間に目を覚ますんだ
夢から覚めてしまうと大概は夢の内容を思い出せない自分がい ....
北風が強くて寒い雨の夜孤独感高まるような夜
問題はいずれ解決するだろうやっていること無駄ではない
満開へ向かう桜の並木道華やかになる春が深まる
北海道新幹線が開業し時間短縮出来て嬉し ....
詩や歌のひとつひとつに闇があり、僕はそれらに敬意を払う。
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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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