ほんとうに詠みたい生に迷う日を重ねながらの未だエチュード 前髪を 切ったのにって とがらせる
ほっペより濃い その色が好き
理由なら)やわらかにますはにかみにはにかみかえすしかできません

絡まれて絡まるコード差し込んで音楽がなりまた絡まれて

ねえ聞いて、お隣さんが言ってたの、柔らかく刺す春は過去だって

 ....
「みあたらない」のに心当たりあるんです二〇一五(にまるいちご)の今頃に

イチゴイチエって呼ばせてこの苺ひとつぶごとに奇跡ほおばる

軌跡からあなたの気持ちを推し量るまあるくまるく、まるくあっ ....
新しい機種の待ち受け組み立てる夜が楽しい私の電話


携帯を握り未明にひとりきり誰かこたえて世界は在ると
東京のビルの一つの部屋にある孤独に届く憧憬がある とりあえずはじめましてを向けてみる どこかで会った気がするけれど


角度のある君のおはようございます 僕も負けじと角度をつける


海の果て遠い国からこんにちは 僕は不自由な日本語です
 ....
局所的豪雨/ラブソング その間にある人知を超えた音階

ふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあんふあーれ

想像上のどんなにきれいなけものよりあなたに噛み付かれたい  ....
日常を染める太陽元気いい愛と光が全てを包む

ため息で体の中のものを出すネガティブなもの光に戻る

鍋囲み絶えない会話で盛り上げる部屋暑くする美味しい香り

星々は曇ってあまり見えなくて明 ....
梨ぶどう次の主役は柿となり客がまあよく喰うやつで

天高く馬肥ゆる秋の端 超えられないでいる私のライン

のぎへんをそのへんにほっぽらかしてh[k]iがつけば赤く爆ぜる季節

実るほど頭を ....
誰とでも出会えるわけでないこの世タンポポの綿毛風はどこから


石ころを何とはなしに蹴ってみる蹴られるがままのきみは星屑
鳥の声目覚まし時計になってくれた新鮮な陽射し僕を包んだ

夕暮れのせわしく映る大通り焦ったように車が走る

ギリシャの島々結ぶカーフェリーなくてはならない生活の道

はっきりとくっきりとし ....
音楽が僕をあたまをすり抜けて多分あなたの場所まで届く


あなたの音楽を聴かせてよ話し言葉ではないあなたの音楽を


音楽をどうすれば産めるのか出産したひとに聞いたら小さな音楽を産 ....
自転車がぐるぐるぐるって回りだしひとりではないそらのなかで泣く


こわれそう交差点では赤と黄と青が生き生きしている深夜


本を読み疲れたからって本を閉じ今日は何日?音楽を聴く


 ....
わたしから巣立つかのように飛んでゆく異国が母国の風詠む一羽


地平線までは追えるが海は未だ見たことがない 無事でお帰り


真夜中の満月を背負う白鳥の飛来にわたしの枝は震えて


 ....
おれは予告してた何もかも、っていう人はさみしいだけなんだって言われてからときどききみに征服されに行く

わたしはイクラから産まれたイルカだ、松明がないと松明がないときみにあえない

き ....
きみの時をおもうときそれは高速でときどき届いてわんって鳴るよ

わたしはさわれる展示物よく動く指を持ってるきみの恋人

ultraを辞書では引いたことがないわたしのものだうるとらちょー ....
新しき文庫本をば繰るときの糊のぺりりを聞きたく購う


古本に「著者謹呈」の栞あり 著者の代わりに憤慨してみる


積年の手垢に朱き愛詩集 眼にて撫でつる活字にも朱


色々の付箋貼 ....
引っ越せば気分も変わりリフレッシュ海の青さが心に触る

マンションの明かりを消して夜景見る夜と一体になり星になる

休日の仕事の電話に出たくない平日よりも静かな心

晴れた朝田園風景見て回 ....
「わたくし」がいつもうるさい主語だから野花は咲いて名もなく揺れる

気をつけろ死の面さらす詩行から蒼い樹液がぽたぽた垂れて

紫陽花の枯れた姿は傷ましいさっさと首を落として欲しい

かくれ ....
夕陽に 気付かないほど 流星 気付かないほど 幻にしたくない 寝損ねて早起きしたと嘘を吐きこっそり啜るエナジードリンク


我こそはコリラックマの描かれた手帖を使う就活男子


人と会うという恐怖に慣れなくて鞄に本を詰めて武装す


詰まってる ....
乾かないとびらの前を転げてく あかい林檎と蠅と蜜蜂

どの花を食べれば会える どの花もいない人には繋がらないよ

例えばの話で塞ぐ逃げみちを 今さくかもやすかふりむくか
優雅なるおのが自虐の洗礼に母性あなたは鏡のごとく

聖典を真夜にひらけば一本のわが少年の髪ユダにありき

さようなら僕のジュラ紀よ骨格の恐竜だけが透明だった

一本の濃きまみどりの樹と生れ ....
片付けをすればするほど楽になる心の整理している気分

優しくて笑顔絶えない君だから色んな人から告白される

薔薇の里という名前の植物園カラフルな花が奏でる天国

枯れ果てた砂漠に緑蘇る愛の ....
ミミミみどりのゆめがみみたぶに1ミリきしませてはよるのひるね


あるいちにちがおちるころなきました海辺できみを引用しながら


たよりなく気まぐれな手紙がとどく誘惑してってきれ ....
むしの声 聴こえて来たので 明日から 存在したい 時間を生きる


時間たち 人たちのなかの 時間たち これからもずっと 時間と暮らす


海の外 言葉にならない 音がして 扉を開けて 大 ....
どうしても選べないみどりいろの服着ている彼女どこか優って


雨の夜あしたを想う想い過ぎまたキッチンで珈琲点てる


部屋のなかまで連れてきてる自転車は世界で一つの自転車だから


 ....
かりかりと ペン先の音 こだまする
           詩歌を紡ぐ 私は生きる
約束と手帳の枠をはみだした歩み孤独の文字は不揃い


千鳥足で本をかすめて籠る部屋 百五ページの夜に呑まれる


右側を愛し左側を憎む鋏いつもの切れ味はなく


吐瀉物の薫り ....
短歌
タイトル 投稿者 Point 日付
辞世のエチュード 2016.11.05もっぷ216/11/5 16:29
放課後ピーチ朔 水016/11/4 21:38
からみかる(十首連作)はて4*16/11/4 20:08
みあたらない/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ1*16/11/3 19:06
携帯二首もっぷ316/11/3 7:50
雪降る里 *316/11/1 2:36
挨拶水城歩516/10/31 23:01
局所的豪雨/ラブソング初谷むい616/10/29 22:06
天気図夏川ゆう116/10/25 6:22
もっと近くに/即興ゴルコンダ(仮)投稿こうだたけみ3*16/10/21 19:45
路傍二首 2016.10.19もっぷ416/10/19 0:35
ギリシャ夏川ゆう016/10/18 15:08
音楽水宮うみ2*16/10/16 21:14
私の幸せな生活016/10/16 9:14
Like a Poetic Tree (2016.10.16 ...[group]もっぷ216/10/16 7:39
きみが御曹司とか宇宙の規律でも初谷むい116/10/15 13:51
きみの時間、感染はねん膜のように可憐だ416/10/15 13:48
本たち水城歩2*16/10/13 18:05
田園風景夏川ゆう116/10/11 9:08
廻る輪っか白島真4*16/10/7 18:07
夕陽に 気付かないほど 流星 気付かないほど 幻にしたくないゴースト(無...116/10/5 22:55
武装(解除)水城歩216/10/5 9:01
[group]はるな116/10/2 0:47
空は見ている白島真5*16/9/28 7:37
植物園夏川ゆう116/9/27 5:27
よるのひるね阿ト理恵2*16/9/27 0:17
やりたいこと水宮うみ016/9/26 11:07
かおるのおと (五首)もっぷ516/9/25 4:07
インジウムひびき あき...116/9/22 16:13
痙攣[group]深水遊脚3*16/9/21 7:11

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【短歌】このカテゴリでは31音律「5.7.5.7.7」を基本とした短歌と、その音律を崩した自由律短歌作品を受け付けます。短い自由詩は自由詩カテゴリへ。短歌批評は散文のカテゴリへ
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