通り雨 夕焼け空に 口ずさむ
水溜まりには 異国の景色
星屑が 私の髪に 溶けていく
夢の中だけ 空を羽ばたく
朝と夜の間を渡り行く
一艘の船を風が運んで
金色の 朝日が夜を ....
何処までも晴れた真夏の午後過ごすアイスコーヒー飲み干しスッキリ
出逢いは星の数ほどあるらしいその一つ一つ違った輝き
海の風浴びて砂浜ただ歩く何も考えず無になり過ごす
台風の進度気にす ....
球体をたいくつよねという君はすこし昨日と見え方ちがう
雨の{ルビ音=ね}も発車ベルにと混ざり合い、そうだ僕らは夏に生きてた
ばんごうをふられずに立つそのひとにきっと名前はあるのだ、僕は
....
人混みの人に飲まれて見失う自分自身の存在価値を
真夜中の公園ベンチに座ってる人の幽霊なってみたいよ
さぁ何でそうなったかはわからないよがる女によがらせる俺
勃起する自然なんだよ愛より ....
街歩く薄暗い梅雨感じつつ明るさ帯びたカフェに辿り着く
食べ歩き美味しいものに出逢う日々商店街は美味しいの宝庫
梅雨時期の散歩も好きでよく出かける色とりどりの紫陽花色の傘
雷が鳴って一 ....
照明に
濡れた花びら目を伏せて
選んでほしいし、忘れてほしい
恋しくて
声を凍らす粉雪に、
降られた鼓動は、自由を奪われ
純粋を
このワンピースに飾りつけ
まるで地吹雪 ....
えんぴつの
なまりをなめて
まんまるの
とんがったしん
カッターの
....
死んだ恋、
僕の命という顔をして
こころのなかを転がっている
夜空には
青空かくす闇があり
雲を剥がすと、こっそりみえたよ
遠くから
聞こえる歌は花びらを
かすかに震わせ ....
ゆがんでるはじけたプラムその先にいる あれあなたもしかして裸足?
みじかめの恋が流行ってるらしいよって 蟻が来そうに甘い口調で
プラムとか桃とか葡萄とか林檎とかなんだっていいけど悲しい ....
土曜日の全国的に雨が降る沖縄は一足先に梅雨
日曜日何か予定を入れたくて美術館巡りマイブームに
月曜日身体のだるさ消えてない昨日の疲れまだ抜けてない
金曜日「土日は休みだ」そう思う何だ ....
午後3時
ファストフードでドラマティック
豚汁1つで
「領収書ください」
むせかえる
ような菊の花びらの
においもみえる気がする水浴び
きがつけば
あなたが誇る正しい孤独が
穴ぼこだらけのコップにみえだす
草いきれ
とおい雷鳴、夕焼けが
ビル染めると ....
ライブ行き行っただけでも気分いい歌声を聴き更に気分いい
ハンバーガー好んで食べる気はなくて無理して口に押し込むようで嫌
暑い日はかき氷食べクールダウン頭が痛くなるのが嫌い
動物園時々 ....
ちゃんとせな
目視確認毎日お掃除
豪雨のせいなん?雨こぼす樋(とゆ)
言葉って
だいじなところもあるやんか
豪雨はやめて夕立にしよ?
ゲリラとか
雨に使うなふぜーがねーぜ
三千 ....
鬼ヤンマフォークリフトに羽休め俺の仕事の邪魔をする
太陽は発電力を発揮して儲ける奴がいそうな夏だ
ヤバイ夏長袖着ないと火傷する屋外仕事さ定年過ぎて
一時間八百円は安すぎる?足元見られ ....
天秤座
生まれだけれど揺れている
ばかりじゃないのよ、切り裂け自分を
やめた恋
ひつじが深夜の安らぎ被(かぶ)って
やたらめったら、やって来る柵(さく)
....
からみつく
からだのいちぶが運命の
こんな闇夜を灯すしろがね
べろべろと
なめたアイスの色の舌
ちょっとお下品とろける腰つき
なんという!
好きを好きではない ....
今日は晴れ明日からは雨降るらしい梅雨が目の前で準備している
夜景見て昼間のことは忘れてる僕の隣に運命の人
ゴルフ行く今日は調子が良いみたいバーディーばかりで気分最高
バレーの試合勝ち ....
連日の暑さのせいか蝉が地面に落ちていた
蝉なんて死んでしまえば
朽ちた塵や芥の類いと何も変わらないだろう
目障りだから靴で蹴ろうとしたら
瞬間
心が痛んだのは何でだろう
もしかしたら
仏 ....
(この夏ほど、運命を感じた夏はなかった)
(うそ。感じたのは、『運』。)
夏の庭
赤眼白蛇がみえる運
奇跡と呼べば呼べるしあわせ
夏場はね
リーチイッパツドラ3 ....
烈々と熟した夢の桃に似た 滴る目線を振り払う夜
うす昏い部屋には蜘蛛が住んでいて あるはずのない夢等を喰う
クーラーで冷えた身体に染みわたる
あったかうどんに湯気もごちそう
様々な色のチューリップ咲く勢いのある色の競演
海の色場所が変われば変化する南の方はコバルトブルー
梅雨入りを表す雨が強くなる窓の外にはぼやけた街が
映画観て現実が徐々に遠ざかる神秘の ....
てっぺんの
北極星の流す血を
掬ってあげてたひしゃくが泣いてた
くちびるが
はにわのような顔をして
眠れよあなたにかるめに甘噛み
サイダーの
王冠のギザてのひらに
押 ....
川の舞い
いともあっさりひとつぶの
たそがれ色の蜜柑を呑み込む
爪をみる
ふるえる瞳はなに思い
私の夜に怯えているのか
夢をみる
悲しいキウイはすっぱくて
ハンバーガーには必須 ....
音楽の心籠もったメッセージ聴けば聴くほど伝わってくる
ジメジメが強くなり始め梅雨になる梅雨にしかない景色楽しむ
五月でも夏のように暑い日々夏はどうなる猛暑になりそう
海底の静かな世界 ....
もういいよ善とか悪とか正義とか公園のベンチでビスケットを食べよう
味気ない今だとしても生きてれば星の綺麗な夜にも会えるさ
入力の速い彼女はいつだってタンタカタンと短歌を ....
さかづきの
淵に浮かびし
面影に
なに問ふもなく
途絶えし夜更け
山間を車で走り気分いい自然の声は癒やしのメロディー
逢う度にイメージチェンジしてる友流行のものに直ぐに飛びつく
高くても品質良ければすぐ売れる今頼んでも二年待ちらしい
雨音が癒やしと ....
父の日に孝行するはずの父はなし仏間で独り呟けば闇
言葉なく言葉失い向き合えば 遺影の父は親より親に
アイフォンとアイスノンに挟まれた頭で語る父のことなど
横たわる娘を支えるこの家 ....
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