幾重にも重なった電線を通る穢れに、涙を流すかのように星は落ちた。 ぼくは すぎてって

きみは たってた

ぼくの ひとみ

きみの ひとみ

くらく にごる

しばたき まばたき



かぜが つよく

おとは なくて

とおく ....
冬になる前に
庭のバラを剪定した

咲き遅れた蕾の枝を
花瓶に挿しておいた
膨らみかけていた他の蕾は
次々に開くのに
その白薔薇の蕾は
しばらくはじっと蒼いまま

ある時
限界を ....
何か自分に
とても
くだらなく、
そして
やさしいことを
してあげたくて
3歳児が寝静まってから
缶ビールとスナック菓子を用意した
酒は苦手で飲めない
けれど
時給ベースの仕事で
 ....
感じてることにまかせよう

つかれたなら

つかれそうなら

感じてることにまかせよう


何度も確かめたくなるなんて

きたない心が消えないなら

うなぎを食べたら解散しよ ....
美しい上級生の正面に座って脚を組み替えてみる また愛に裏切られ泣くレノンの忌 人助けして空気が悪くなった 哀しみに悲しみをブレンドして正解とする 許しがたい癖


安酒の孤独とマクドのミルクを注ぐ珈琲 ここだけの華


禍と無力に囲まれ 飲んだ珈琲 信じてたものを確かめる作業

 ....
日常の片隅に
読書する時間
を取って置く

新しい刺激は
時に知的欲求
を静に味わう

知的欲求から
美的欲求へと
行ったり来り

日常の片隅に
いつも何かの
欲求の時間帯 ....
ケーキ屋のサンタクロースは眠れずに 家族と過ごす26日

酒を飲み不平不満をぶちまけて それでも明日はやってくるのだ

「仕事と家庭のどちらが大事なの?」 やや食い気味に「君だ」と答え

 ....
最後の店が閉じ
町は死んだ
残された者達は
買い物をする術もない
やがて人も死んでいく

国会議事堂前で今日も汗を流す人々
天下の悪法を廃案にすべく集う人々
大勢の人々
悪法が国会を ....
あざやかな鮮血に染まったこの手でも
掴みとれるものがある

君の心臓を手の平に乗せ
その重みの振れる速さで
鼓動を聴く

とくんとくんと脈打つそれは
揺るぎない強さで君の感覚を支配 ....
大雪やアスファルトから生えたる草 冬の虫脛に傷ある党ばかり 赦した自分が赦せない 俺には闇がない 仕事場のドアを開けると
早く来て掃除をしている筈の君がいない
代わりに卵がひとつ床に転がっていた


とうとう君は卵になってしまったのか
私には何も言ってくれなかった
淡いピンク色を ....
特別なことはなんにもできないし特別じゃないこともできない 本当の君は君じゃない 咳をしてもひとりじゃない コートのポケットに
どんぐりが三つ
入っている

きのうの夕ぐれ
近所の公園でひろった
小さなどんぐりたち

てのひらの上で
ころころ転がしてみたり
両手で温めてみたりする

 ....
気を遣わせたくなくて
消えてしまいたくなる
でも出会ってしまったことを
消せるはずもないから

結局今日も
笑顔を貼りつけて
そこにいることしかできず

そんなだからまた
あなたの ....
理解できないものはノイズ

それは タダの鳴き声
それは 皆無だと

そう弾き出す答えは
言葉として認めない

偏った定義が
創造を飼い殺しにする
冬の園注射の跡がありました 冬の園日付入れない領収書 猫耳つけて豚にしか見えない オシャレな店から落武者が出てきた ふらふらと

仕事もうわのそら

こころの痛みごまかせば

犯罪者がただ警察を待つように

ふらふらと

仕事もうわのそら

からだの痛みこんにちは


ボクノキタナイコ ....
わたくしは鋭利な球体
鬱血した魂のむらさき
情熱と酷似した粗暴に焼かれ 
焼失した楽園の輪郭をなぞる
背骨を抜かれて自慰に耽り
名札のない隠喩の銛が刺さったままの
つめたい消し炭の太陽
 ....
ichirouさんのおすすめリスト(2068)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「線の下」- 宇野康平短歌313-12-9
おしまい- 散布すべ ...自由詩113-12-9
白い蕾- Lucy自由詩18*13-12-9
くだらなく、やさしいこと- うめバア自由詩2513-12-9
まかせよう- 吉岡ペペ ...自由詩613-12-8
脚を組み替えて- 佐野まこ短歌313-12-8
また愛に裏切られ泣くレノンの忌- 北大路京 ...俳句2*13-12-8
人助けして空気が悪くなった- 北大路京 ...自由詩913-12-8
クリスマスブレンド- 深水遊脚短歌9*13-12-8
日常の片隅に・・・- tamami自由詩11+13-12-8
働く人のうた- 中村 く ...短歌1113-12-8
町の死- 紀ノ川つ ...自由詩3*13-12-7
邂逅- 由木名緒 ...自由詩6*13-12-7
大雪やアスファルトから生えたる草- 北大路京 ...俳句4*13-12-7
冬の虫脛に傷ある党ばかり- 北大路京 ...俳句313-12-7
赦した自分が赦せない- 北大路京 ...自由詩313-12-7
俺には闇がない- 北大路京 ...自由詩313-12-7
普通の空- 壮佑自由詩36*13-12-6
特別なことはなんにもできないし特別じゃないこともできない- 北大路京 ...短歌213-12-6
本当の君は君じゃない- 北大路京 ...自由詩413-12-6
咳をしてもひとりじゃない- 北大路京 ...自由詩413-12-6
【_どんぐり_】- 泡沫恋歌自由詩22*13-12-6
テーブル越しの- 森川美咲自由詩3*13-12-6
言葉は人間だけのもではない- subaru★自由詩7*13-12-6
冬の園注射の跡がありました- 北大路京 ...俳句413-12-5
冬の園日付入れない領収書- 北大路京 ...俳句213-12-5
猫耳つけて豚にしか見えない- 北大路京 ...自由詩513-12-5
オシャレな店から落武者が出てきた- 北大路京 ...自由詩913-12-5
うわのそら- 吉岡ペペ ...自由詩413-12-4
球体ジガゾー- ただのみ ...自由詩21*13-12-4

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