今朝もお寒いですね

いつものあいさつに笑みが見えかくれ

春に、また一歩



 


近寄りすぎると
津波がくる
熊が出る
ベルリンの
壁をどれだけ高くしても
津波がきた
熊がきた
甘い人間社会に憧れて
津波も熊も
街を混乱させたので
人間は壁をより高く ....
足元に広がるのは私の亡骸だ
あれもこれもそれもどれも私であったものだ
ひどく醜悪でそれでいてなんと切ないものか

打ち寄せる波が見えるかい
あれは血潮だ涙だ脳髄だ
小さくか細い声が聞こえる ....
昨日までの自分が仰向けに倒れている
わたしを見つめて
ワタシが言う

「踏み拉き進んで行け
 過ぎ去ったものは階段だ
 額ずくな 口づけするな……」

そっと足をおろす 
枯葉を踏む ....
ツッコミが「なに村河内守だよ!」そうなるようにボケてください 朝顔が凍えている君のいない夏 あなたの顏は時計のよう
ただ『今』を確かめたくて
     見つめてしまう

過ぎ去った時間 ……もう……
残された時間 ……もう……

いたたまれなくて目を逸らし
気がつけばまた
 ....
シッポを切って逃げる
簡単…でも必死

自発的な変化
エントロピーは常に増大する
生き延びるのだから場合の数は増える…
当たり前のこと

こわい夢/現実から
すんでのところで逃げ出せ ....
どうしたら高く上がるかですか

風を読むことです
どんな風が 
どのようにふいているか
知ることです

人の顔色をうかがう風には
誠意がありません
風に乗って
高く上持ち上げら ....
南柏駅前のビデオ屋で
「にいちゃん、裏ビデオ見ないか」
と誘われたあの日が懐かしい
もう20年になる
今ではどこの家庭でも
裏ビデオのひとつやふたつ
珍しいことではなくなったが
当時柏市 ....
言葉が実らないまま葉を落とした樹を
じっと立ち尽くして眺めていた
夕日が心を刺すかのように沈んでゆく

会いたい
、出かかったため息すら失い気味に
ひたすらに泣いている自分に気がついていた ....
長すぎるツッコミの間に話が次へ行った 草木萌動
そうもくめばえいずる


厳しい季節を越えて
蓄えられてきた力が
和らぎ始めた光と風の中へ
堪え切れずにはみ出す

樹皮を突き破って
凍土を持ち上げて
命のベクトル ....
鳥の姿の失せた空には
鳥のかたちの欠落がある

影が消え
言葉は失われても
羽ばたいてゆく記憶が
風車をまわす

失われた鳥の形の
風が舞う


私は
声を出せるだろうか
 ....
ちょうど自分の脳を握りつぶせないような
小ささと か弱さ

まるで自分の心臓には届かないような
もどかしさと 無情さ

おそらく
そう簡単に自分ひとりでは
終われないように
造られて ....
中二階の六畳間で
タンスの上の黒猫が奇妙なことをする。
長い舌を出しながら
タンスの上を転げ回るのだ。
そして突然畳の上に下りてきて
俺の目の前で長い舌を出し入れする
じっと俺の目を見つめ ....
春色のセーターをほどく
うねに添って並ぶ
小さな毛糸の環が
現れては消え
現れては消え
優しく解体されながら
終点に向かう

逆回転を奏でる音楽のように
くぐっては消え
くぐっては ....
箱みかん葉っぱつきなら当たりかな あいさつも そこそこに
そうぞうぶつ ふえつづけ にげるように
ここに たどりついた

あまいろに つやめくとびらのむこうは あめいろ
つくえに みな ほおづえを つき
 ....
「サクラサクカモ」と怪しい言葉あり 実家では死んだことになっている フォークで肉を、刺す。
スプーンで米を、掬う。

皿に盛られた
ガーリックステーキライスを
凡そ10分で、たいらげる。

皿の上に残された、尖ったフォークを
包むように重なる、楕円のス ....
人生が変わってゆく進んでゆく うまい具合に巧みに
護衛兵も連れ添って

一人で生きない 同じ空気の繋がる空の入り口
一人で生きない 両手を捧げる胸張る花満ちる

瞬く間に置いてゆかれない生 ....
昨日三月五日をもちまして 雛祭り企画を 終了しました。

該当の詩は 約50作品。
ご投句をしてくださった方 お祭りへの協力ありがとうございます。おかげさまで
そこに寄せられた返歌 ....
頭が拒否する
この世界で「幸せ」などについて
考えることを

身体が拒否する
この世界に「希望」などを探しに
出掛けていくことを

拒否とは何だ
何に対する拒否だ

頭はそうか
 ....
  たましいだけに
  なったものたちが
  幾千もの
  透明な指になって
  舟に乗り
  たどりついた
  砂丘の上に
  さざなみのような
  じゅもんを描いてゆく

祈り ....
夜の間に降った雪で
季節は逆戻り

誰かに投げた言葉の礫
今朝の気分は吹きすさぶ

更新された背景
鳥籠の中で
冷たくなっていたインコ

突然
マグカップの持ち手が&#25445 ....
何だか急にハッピーになっちゃって
はらはらドキドキそわそわバクバク
今朝までの鬱鬱が
まるっきり嘘になっちゃったみたいな
ホントわけわかんなくなっちゃったから
とりあえずリセットしなくちゃね ....
YES/NO枕のNOや紙風船 青のりまみれの手が握手を求めてきた
ichirouさんのおすすめリスト(2068)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
また一歩- 殿上 童自由詩12*14-3-9
自然の戦争- 小川 葉自由詩214-3-9
波打ち際にて- 三上あず自由詩514-3-9
踏絵- ただのみ ...自由詩20*14-3-9
ツッコミが「なに村河内守だよ!」そうなるようにボケてください- 北大路京 ...短歌314-3-9
朝顔が凍えている君のいない夏- 北大路京 ...自由詩714-3-9
あなたの顔は- ただのみ ...自由詩12*14-3-8
トカゲ- 藤原絵理 ...自由詩6*14-3-8
凧2- イナエ自由詩10*14-3-8
ちょっと街歩き____南柏- 花形新次自由詩214-3-8
夕日は- もっぷ自由詩10*14-3-8
長すぎるツッコミの間に話が次へ行った- 北大路京 ...自由詩914-3-8
草木萌動- nonya自由詩20*14-3-7
鳥の影- Lucy自由詩26*14-3-7
手のひらの設計- クナリ自由詩9*14-3-7
中二階の黒猫- ……とあ ...自由詩18*14-3-7
再び生きる- そらの珊 ...自由詩17*14-3-7
シーズンオフ- もっぷ俳句214-3-7
はる- るるりら自由詩12+*14-3-7
サクラ- もっぷ川柳314-3-7
実家では死んだことになっている- 北大路京 ...自由詩514-3-7
フォークとスプーン- 服部 剛自由詩5+14-3-6
一人÷二人駆ける三人=一人の人間- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-3-6
★三月三日雛祭り企画_終了のおしらせ★- るるりら散文(批評 ...4+14-3-6
闘い- 森川美咲自由詩2*14-3-6
ゴーストライト- そらの珊 ...自由詩9*14-3-6
自覚- Lucy自由詩14*14-3-6
強制終了- 森川美咲自由詩1*14-3-6
YES/NO枕のNOや紙風船- 北大路京 ...俳句214-3-5
青のりまみれの手が握手を求めてきた- 北大路京 ...自由詩514-3-5

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