白線の外側には
出られなかった気持ちを
服のポケットで押し砕く
(一糸乱れないように)


フェンスの向こうにある
夜明けという抱擁の残酷さよ
迷い子の蛍たちが
溶けたチョコレートを ....
風は声なき声を聞き分け
遠い国から涙を運ぶ
この歌が安らぎとなって
すべての命に届きますように

空は等しく光を注ぎ
そっと届かぬ願いを照らす
この歌が希望となって
すべての心に届きま ....
時の忘却と時の回帰
間に間に
光耀く
奥行き観える
この瞬間の
延び拡がりいけば
いく程に 、
私の脳髄に影落とし
自らの影を自ら踏むもの
唸り力動し自らを回収し

外から内から ....
あなたを抱いただけで
ほら
こんなに冷たいからだが
こんなに遠くを求めるなら
永遠の傷なんて
架空の無傷と同じくらいの意味

止められないのはきっと
くちづけをかわさなかったか ....
没落にはすべて神話がある、 冷たい風に吹かれて枝から剥がれ落ちてゆく、いくつもの枯れ葉、オヤジのハゲ頭にも夕陽が宿って、みずからもまた夕陽となる、髪髪(神神)のたそがれ、没落にはすべて神話がある。 月が満ちるようにあなたをおもい

月が欠けるようにあなたをさがす



なんてね
誰かと比べて
落ち込んだら
ただ知らないフリを
するしかなくて

横顔しか見せない
マネキンみたいに
目をそらしていた

照り付ける太陽の下
眩しさに後ろめたさを感じながら
光に ....
紙の上の言葉たちが

スイングしてる

紙の上を飛び跳ねて

リズムを刻んでる

低い音は文字が左右に大きく振動し

高音は上下に揺れ動く

それでも僕は黙々と

紙の ....
暴走族卒業した

ベンツ買った

走り回ろう

あいつら就職しだしたな

走り回ろう

みんな家庭持ち始めたな

走り回ろう

実は独身がいいのかもな

走り回ろう
 ....
2001年
みかんがありました
皮剥いて食べました
ちょー美味かったです

2006年
みかんがありました
皮剥いて食べました
まあまあ美味しかったです

2012年
みかんがあ ....
 葉ずれがざわめき
          あれは風の悪戯だろうか

枯れ松が雑木林に姿をかえて
翠波はうつろう闇に身を隠している
湿気を帯びた月のない夜には
点字を探るように
朧気に支 ....
ケモノ時代は見せていた
裸を隠してニンゲンを構築した
心まで隠し始めて
ニンゲンは複雑になってきた

ところがケモノ時代に隠していたはずの
ワキやVIOはツルンと露出して
恥ずかしくない ....
今日を始めたからには
今日を終えていく
どこかで

家へと向かう道を
帰り道って言うけど

今朝 扉を開けて
見た道は
夢路だったのか

幸せは瞬きぐらいにあるけど
幸せ ....
 
ウロボロス研究所のとある1日

うらボスの吐き出すけむり輪っか中
メビウスの夢 は る か むかし 


ウロボロス研究所の一室で引っ越しの整理整頓も終わった午後
外をみてたそがれ ....
○「老化」
年を取ると
「今日は何日」というのを
忘れる

○「うん勢」
今日のうん勢は
吉か凶か
このところ凶ばかり
出るのは屁ばかり
もう少しのところで出ない
あんまり頑張る ....
花ってさ
何でこんなに綺麗なんだろうね
だって
鳥とか虫とか引き寄せるだけなら
こんなに綺麗に咲く必要なんか
無いわけじゃん?
それなのに
まるで鑑賞されることが解ってるみたいに
創ら ....
{引用=「空」

空は
じぶんがはれていることをしらない



「波」

舟をもちあげる海の肩は
やさしい



「朝」


朝は
記憶の無い夜だろうか


 ....
季節の時の今だに刻み込まれ移り変わり
奇跡と澄み渡り何もかも透明な視界
何一つなくなり(在るだけ只くっきり)

彼岸と此岸に橋架かるこの一時 、

晴れ渡る透空の下に子らの声木霊し
森林 ....
夢の中で夢を見る、これから彼女に会いに行こうとする夢の中の夢を見るけれども会いに行こうとしても準備に追われてなかなかすぐには会いには行けないそんな夢の中の夢を見るそんな必死に会いに行こうとする夢の中の .... そんなに急いで歩かなくても

ちょっと歩みをゆっくりして

空を見上げてごらん

空の青さに心が



そんなに急いで食べなくても

ちょっとゆっくりと噛んでごらん

 ....
僕という神は
メモ帳に
変態マンと書きました

5秒後
Xを開いたら
そこには変態マンがいました

はたちでした
5秒でした

6秒でした

1分でした

1分5秒でした

イライラしました

2分でした
3分でした
5分でした

10分でした

15分でした

10年後

 ....
緊張のあまり食欲がない
かろうじて飲み物は喉を通るが
それだって
冷たいアールグレイだけだ
いま、アイスコーヒーを飲んだら
吐いてしまうだろう

出兵を待つ兵士は
こんな胃が麻痺したよ ....
一つ目のセキュリティは解除された
唇と呼吸を合わせて
少しずつ下がっていく
この手が二つ目を狙う

文字文字している
迷いのあるセキュリティ
手が届きそう
露わにしちゃおう
すべて見 ....
100もした僕は
200もしたんだ

だから300もしたわけで
400もする

またそうなると
500もするわけで600もする

そんなところで
700になった僕は800あたりで思 ....
時々思い出す
あのひとのいのち
あのひとのいのちは
私のいのちを
救ってくれるのです。
私のいのちは
ふたつと無いいのちだと
教えてくれる
あのひとのいのちは
時々あのひとが見せる
 ....
新しい人生をはじめるにあたって
できるだけ人を憎まないように
との不可能かもしれない夢を
みつづけられる気持ちを持とうと想う

大事なときの反応速度が遅くても
ぶざまな悪運に見舞わ ....
「消しゴムのかす」

身を{ルビ捩り=よじ}切り小さく{ルビ蹲=うずくま}るように
春の日差し射す
昼ひなかの教室で

目立たぬよう
自分の中の
誤りの渦巻きが
何処かへ滲み出さぬよ ....
(…)当時、彼は父の農場で働いていたポーランド人の女中を愛していましたが、夢想のなかで自分がこの美しいひざの上に、女中となった聖処女のひざの上に坐っているのだと想像し、女中を聖処女に混同しているのでし ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
九月の決壊唐草フウ15*25/9/26 6:23
君と僕と平和の歌を[group]板谷みきょう3*25/9/26 0:38
Soonひだかたけし825/9/25 22:08
ながれゆくもの秋葉竹325/9/25 21:58
没落本田憲嵩625/9/25 21:52
髪神425/9/25 21:51
めもうし225/9/25 21:40
45度の世界ミナト 螢125/9/25 21:39
詩がJAZZってる多賀良ヒカル125/9/25 18:39
昔は暴走族だった男の行方カッラー125/9/25 18:39
繰り返し125/9/25 18:26
『exist's』~霧子の朝に洗貝新8*25/9/25 16:10
バランス825/9/25 12:52
不幸せですか自画自計525/9/25 8:28
ウロボロス研究所のとある1日足立らどみ525/9/25 8:12
独り言9.25zenyam...2*25/9/25 8:06
神さま。りつ5*25/9/25 4:20
メモⅷ(短詩など)道草次郎525/9/25 3:16
森陰の光ひだかたけし425/9/24 23:02
夢の中で夢を見る本田憲嵩925/9/24 22:29
そんなに急がなくても多賀良ヒカル325/9/24 18:38
僕の子供は5秒ではたちになりましたカッラー025/9/24 17:06
本能もつかのま225/9/24 14:34
空が笑ってるりつ3*25/9/24 12:36
H425/9/24 12:26
俺は俺だったカッラー025/9/24 10:26
光る風に戦ぐ影こしごえ7*25/9/24 10:14
新生秋葉竹425/9/24 7:59
メモⅶ道草次郎625/9/24 7:30
全行引用による自伝詩。 02田中宏輔21125/9/24 4:31

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