扇風機の前で地球人のふりをする「ワレワレハカセイジンダー。」 by PULL.
スレッドオペレーター:ピクルス
短歌専用スレッドです。原則として一記事に一首。連作は禁止。
本気!浮気? …どちらでも。 ケータイ/パソコン →どちらからでも。
「自由詩」に対する「未詩」のような意味合いで、ちょっと31文字でつぶやきたいなあ、という時に使ってやってください。あと自分の目指す作風とは違うのだが、こんなものを思いついてしまった、なんて時にも。
二首以上の連作、タイトル付きの投稿はご遠慮ください(連続して一首ずつ投稿していただいても構いません)。 みなさんのつぶやきをお待ちしております。
-----(以上前スレより)-----
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網戸越し薄曇りの中星ひとつ君はシリウスか久しぶりだね
#薄明もものともせずに他のどの冬星たちさえ見えなくっても
百日紅ゆらゆらしてる風かなぁ植木ばさみのおじさんだった
#百日紅植木ばさみのおじさんだサルじゃなかった良かった良かった
前髪の白髪を放置していると貧乏そうに見えるのだそうだ
がまんがまんページの端を三角に折りたくなるけど図書館の本
秋なのにダニに刺された例えれば谷原章介に似たダニたちに
スリーピングビューティー書庫の本たちは静かに目覚めの時を待ってる
朝焼けは薔薇色夕陽は蜜柑色初めての空でもきっと分かるよ
むずかしい問題だからみんなもう考えるのを諦めました。
だんだんに夜の底から滑らかな雲浮かんで来て薔薇色広げた
一度起きて軽く食事と家事をして風の清しさもう一度寝る
眠れない夜ごとの夏の楽しみは昇るオリオン開くアサガオ
頭垂れる稲田よきかな金色の夕日もさして国見の気分だ
正論を語彙に詰め込んだ機関銃 今日も夫を怒鳴ってしまった
終わったことに興味ないけど、夕日がさみしいのは、君のせいだよね。
そうしてついに、人並みに年を取って、僕はこのままで良いんだよね?
風の花つかのま僕を波立たせうつくしく生きるってなんだろう
つつがなく暮らす部屋にしみつかないひとつの言葉(おかえりなさい)
見えるとこでアサガオ十個咲きました見えないとこでは幾つ咲いてた?
いやっほぅアシナガバチのオス・メスの見分けがつくようになったぞムフフフ・・・
行って来ます そう言ったきりよと鈴虫は 悲しい音色でないた
世界中 平和になってもこの年は あなたが消えた、それだけの年
敷地内に無断でまいた朝顔が咲いてたようだひょろひょろなのに
#暑すぎて土もからからペットボトルで水をやって来た今日は外来
遅く起きてコンクリートに水あげて2時間仕事をこなしてまた寝た
あの子らの言葉が理解できなくて、なんだかそれがすごく幸せ。
炎天の向日葵迷路で人々は間引かれ憐れ来年の肥料
摘み取るか残すか迷っていた薔薇のつぼみが可憐に咲いていた今朝
咲きたまえ朝顔夏はまだ続く陽を浴びるや即萎れようとも
(おかあさん)と呟き果てていく彼を抱き締めわたしのとうさんさがす
ボストンが爛れた地面にこすれてる (思い出したの、家族がいたこと)
赤信号、平気で渡るわたしでも 蝉の脱け殻、ふめないのです。
友だちの子供たちが来てドタドタしてバイバイまたねと見送って寝た
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