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俺は 雨の中 ぼっーと歩いていた

雨で折れちまった 花を拾った
名前は知らない

酒の瓶に
そっとさした

この花は もっと綺麗だったにちがいない
ひっそりと
それでも かがやく ....
よぉく 見つめてごらん
ほら
枯枝のさきっちょ
じーんって 赤くなってるよ

耳をすませてごらん
ほら
凍った土の下
みしって 春の音

何気ない日常に
春が来つつあるよ
また打ち萎れて

寄せては引きゆく

涙の日々が尽きません

失う度に

一枚の半紙の表に

愛しい名前を書くのです

それをそのまま

月夜の窓辺にさらし

裏に返し ....
僕は花屋に行ったよ

すこし

照れくさかったけど

君に花を贈りたかった

かすみ草だけの

花束だよ

ピンクのリボンをかけてもらったよ

僕は

これ以上は望まな ....
今日は雨だね

雨が

何千、何万の輝く槍となって

僕の体に突き刺さる

あの時の痛みに比べれば

この方がいいよ

僕と君は出逢った頃

とても話が合った

よくし ....
電熱器を横に食す
ことし最後のみかん
そのたくさんの房
ひとつひとつがいのちで
手につくつめたい湿りがちの
粉のようなものもいのちで
すじもいのち
黒くて
安塗りの
ディスカウントセ ....
一番支えてほしい人が
勇気づけてほしい人が
悪気もなく「空気でできたとんがり石」を
僕の胸に投げつけた

「グサッ!」と刺さる鈍い音で
傷ついたのに君を妙に気遣って
ひきつった 笑顔の ....
さちさんの自由詩おすすめリスト(907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
☆43_ナモナキハナ- 貴水 水 ...自由詩304-2-5
春の音- 春日野佐 ...自由詩304-2-5
しつれん- 純太自由詩704-2-4
★22_カスミソウノハナタバ- 貴水 水 ...自由詩304-2-4
★21_アメノイタミ- 貴水 水 ...自由詩204-2-4
いのち- 折釘自由詩203-12-28
とんがり石とクッション- 服部 剛自由詩5*03-11-9

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