すべてのおすすめ
肉体を支えるものが骨であるならば
空を支えている骨は人の想念である
人が空を想うかぎり空は空であり続け
けして空は空から落ちてくることはない
つまりそれは
人が人であり続けることと同 ....
楽しいな楽しいな 浮かれきって
すっかりアタマいかれて
めちゃめちゃに気分がいいぞ
身にも心にも花が咲き乱れて
へーい 公衆トイレへ私服に着替えに行く少女たち
へーい 車道にウンコすわりして ....
この高さから
とびおりたら うすい
皮膚はやぶれ もろい
肉はとびちるだろう
目をつぶって ほんのにさんぽ
前にすすめば それでおわり
わたしのくるしみは はたから見れば
ささいなことだ ....
何もない手に
白が降りて
名前を呼んだ
もくれんよ
もくれんよ


微笑む間もなく
雨は来て
空を伝い
午後を撒いた


灰の鱗
一人歩きの傘
午後の陽の行 ....
また新しい命が芽吹く頃
{ルビ灰塵=はいじん}と化した私の心が
ひらりと空で宙返り
螺旋を描き散っていく

重力に逆らうことも出来ず
天に召されることもなく
こうして誰にも忘れられ
 ....
気が遠くなるほど
恋をしてしまったとき
いや
言い換えよう
特定の
誰かに
欲情してしまったとき

わざと
自分を
隠す
何処にも
いないかのように

いないところから
 ....
君との待ち合わせに

30分遅れたね

メールは入れたけど

僕はなんて謝ろうか

考えながら走った

でも

君はいなかった

メールも入ってこなかった

待っていた ....
良いものは
良いものだろう
良いからな

ズッタずたダズン

コーヒーの夜

カモン

ぺけぺけは
ぺけまる
ぺけ印

ズッタずたダズン

それが無料なら
どうなって ....
ねぇ 君 帰る所はあるの

僕は突然聞かれたよ

旅人の僕は
あちこち彷徨う僕は
帰る所はないよ

帰れる場所がみつからない

君を失ってから

誰かに愛されいるのに

帰 ....
あのとき

砂利を枕に漂う水流と
俺が足下で鳴らす砂利の音で
陶然していた君の瞳の
行方は桜が風と奏でる
デッサンだった

そしてそんな君が
俺の肩にも
頭をのせてくれれば
・・ ....
限りある人生だからいとおしい
限りある命だからいとおしい
ひらひらと舞い落ちる桜に
くちづけして
我が人生を祝ってあげよう

精一杯生きたと
褒めてあげよう

桜の季節に生まれたから ....
眠りについたきみのそばを
顔も名前もないものが通り過ぎる
祝福のように

ほしかったのは
花でも香料でも焔でも雷鳴でもなく
星をちりばめた苦悩のようなもの

「悲しみを盛る器」
いの ....
入院病棟の生暖かい清潔な
空気を吸いこみ眠る
窓の外に見える
看護師寮では
真夜中にドアが何度も開閉する
夢を見るほど深くは
眠れない午前三時
静かに誰かが走り
病室の前を駈け抜ける
 ....
俺があなたに惹かれたのに

訳なんて無いさ

あなたは

そっと

俺の背中を押してくれた

その時

俺が羽ばたくことが出来れば

こんなに辛くなかった

あなたも俺 ....
もしも

出来るなら

お前に

説明したいことは山のようにある

聞いて欲しいことも

聞かせて欲しいこともあるぜ

それは

俺にとっては説明でも

お前にとっては ....
夜になろうとしている
駅と小田急線
歩いて歩いて
一体ここはどこ

線路が遠くに見える
でも見える程度には近い
もっと離れたいけど
離れたらもとの場所に
戻れそうもない

知らな ....
わたしの
みじかい
じだいのなかに
その
じだい、じだいの
なかまがいたよ

わたしが
えらんで
すすんで
きたみちに
あなたも
ちがうみちから
ここへ
きたんだね
 ....
ウェディングケーキを

ウェディングおにぎりにする総家族に

まだ巡り会ったことがない

こんなキテレツな日本なのに

いっぱい披露宴も出席したのに

本当はおにぎりにしたい人
 ....
顔が埋めこまれるような パック
洗い流して・・・ 
化粧水 ぱちゃぱちゃ。

「充分、きれいな肌じゃないか。」
そう なげかけた言葉も
乳液ぷちゃぷちゃに つぶされ

「おい、 ....
小さな傘だけど

お前ひとりくらい入れるぜ

俺は

何も話さないかもしれない

俺は

前しか見ていないかもしれない

でも

お前を濡らさないようにする

持ってな ....
あいつが男か女かなんて

今の俺には

関係ない

互いに本音をどこまで言えるか

互いに

嫌なところを

どこまで許せるか

今の俺には

それが

大切なんだ ....
今日はとても疲れてしまったので、
あなたに会うことはできません。
あなたのことが好きなので、
あなたに会うと
わたしはとてもカロリーを使います。

とりあえず、25メートルプールを
5往 ....
僕は

名前を呼ばれたような気がして

君に呼ばれたような気がして

振り向いた

薄紅色の花びらが1枚

ひらひら

ひらひら

落ちてきた

僕は

あわてて
 ....
地球がまるいのは
みんなが平等にお日様を見れるようにするため
地球がまるいのは
いろんな人とお話をするため
みんなが自由に生活するため

争うためにまるくしたんじゃなくて
喧嘩するために ....
疲れた体を横たえる

君の上に

疲れた体を横たえる

君の肌と僕の肌が合うように

隙間の無いように

君を抱いて眠る

やっと

幸せだと思える

やっと

気 ....
誰も分かってくれないと
出来るだけ軽く呟いて
アスファルトに転がった
ビールの空き缶蹴り上げる
それは闇に吸い込まれ
遠くの方でカランと鳴いた

目を{ルビ瞑=つむ}っても歩けてしまう
 ....
抱き締めると
温かい
生臭い
小さい
にこにこ
作るのは
とてもかんたん

目をとじて
受け入れる
いろんなこと

目をあけていては
だめ

明るい朝に
プリン食べてね ....
さくら さくら さくら
さくら 咲く
サ 暗さ 苦。

年年歳歳花相似たり というけれど
さくら の 花の色 の
なんという まばゆさ。

還暦を過ぎて二年
さくらを見なかった。 ....
地球に一番多い花は 桜
そう思えるほど あちらこちら桜
菜の花畑に行ってしまえば
世界に一番多い花は そう それ


そう思わせる力に浸る
事実とは違う世界に居るということについて

 ....
昨日のコーヒーカップと
今日のコーヒーカップと

うわ のそら

明るい 色に染めた髪
みせられない から
束ねた

地図 を書いて ゆく
春 の 息吹

 ....
さちさんの自由詩おすすめリスト(907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
空の骨- たもつ自由詩19*04-4-10
ソウなんです- みつべえ自由詩404-4-10
ウツなのか- みつべえ自由詩404-4-10
ノート(木蓮)- 木立 悟自由詩904-4-9
亡命者の季節- 快晴自由詩6*04-4-8
透明人間- チアーヌ自由詩24*04-4-8
★61_30プンノオモイデ- 貴水 水 ...自由詩204-4-8
ロールロールロール- たけ い ...自由詩804-4-8
★60_ケンソウノナカデ…- 貴水 水 ...自由詩4*04-4-8
あのとき- 純太自由詩704-4-8
「_散り逝く前に_」- 椎名自由詩304-4-7
眠りについたきみのそばを- みつべえ自由詩404-4-6
産婦人科病棟- チアーヌ自由詩1204-4-6
☆102_ハバタク- 貴水 水 ...自由詩7*04-4-6
☆101_イイワケ- 貴水 水 ...自由詩3*04-4-6
住宅街- チアーヌ自由詩504-4-5
みちばたのエール- 玉兎自由詩204-4-5
ウェディングおにぎり- 純太自由詩504-4-4
きれいなひと- 湾鶴自由詩404-4-4
☆100_カサ- 貴水 水 ...自由詩6*04-4-3
☆99_アイツ- 貴水 水 ...自由詩404-4-3
待ち合わせ- チアーヌ自由詩3*04-4-3
★56_ハナビラダヨリ- 貴水 水 ...自由詩204-4-2
地球がまるいのは- Rubb ...自由詩1*04-4-2
★55_スナオナボクデ…- 貴水 水 ...自由詩404-3-31
月はいつでも- 快晴自由詩7*04-3-31
明るい朝- チアーヌ自由詩604-3-31
さくら- 狸亭自由詩404-3-31
うつつ- 小太郎自由詩304-3-30
テーブル- 砂木自由詩5*04-3-30

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