すべてのおすすめ
あなたの隣にいると
体中の
毛穴が開くのを感じるの
ぶわあっと
体中から
何かが噴出して
息が出来ないくらい
それがなんなのか
わからないまま
いつもキスしてる
長く伸びた草野原が
風に揺れているので 波

転げ落ちた赤い実
踊るよ 上へ上へ

昨日 満開の花びらが
今日 空へ旅立つ色彩の吹雪
舞い上がる柔らかい湿度
甘い香りを連れて 一斉に ....
ちずと ちり
すきに ゆく

わたゆき こゆき

とおに まわりに
さからって

かすり とけ しみる

ながい
そら
障子を そりで 滑る
目で 滑る

黒い瞳は 夜で
誰かが つぶやいた

名前が 揺れて

ずっと そばにいるんだ
閉めた囲いの


すべっていくんだ
きらした 夕陽
しけこんだ 空

ひざっから ころころ
てかり けろけろ の

さとされたりは しない


 

 
てくてくと
歩く足にすりすりしながら
猫になる
おひさまの匂いがする
ぽっこりしたお腹にのって
重いって言われるまで
だだっこしたい
大きな羽の中で
何も考えず
ただ眠りたい

愛しい匂いに包まれて
時を過ごしたい

そばに

ただそばに

それだけでうれし涙を流すほどに
肩に 近づいた 
未解決 の おでこ

つんと おしもどすと
書くっと 

ねる
花が咲く

電子に埋もれたこの世界に

自分色の花が咲く
さましている
頬 の 上

いくつも の
星が 
裏側 へ

地殻に 馴染んだ
息の まつ毛

強く つられて

苦い ゆきゆく 渡りを
にごらない 粒に 
かえていく
かりから ゆすりせ こまほす めいさい
つづきの まつほに けむりて ゆれゆう

はからい きれづに ちろちろ なみふみ
こすくも ねにつむ くにえの ひほのお
ロックなポスターを剥がして花の絵を飾ったら
深窓の令嬢になれるかしら と考えているタバコ屋の看板娘
小さなガラス窓の奥に座る姿は ある意味「深窓の令嬢」?




ホッとひと息 サンタク ....
ひこなに よいごと
つつぬく かきもや

ちよやに くれとく
わきふす みやむめ

ひにすく ゆきやけ
うつるて はうつめ
茶碗の中につがれた
乾燥した お茶の葉
の だし水

海から
山から
やってきて

とことこ 二階に
あげられて

私のものだ
淡く降る水玉の
淡く降る金平糖の
淡く降る結晶の
冷たさに身を震わせ
口をあけ
思い切り今を泣くんだ

舌に舞い落ちる初雪

生きてる
わたし、まだ生きている
わっこ ほっこ ゆぎっこ ちみで

なして おらえのほうさ ふるなだべ
まんじ あさはやぐがら おぎでしゃ

みぢ こしゃねば あるがれねべた
ゆぎっこ つもって あるがれねべた 
 ....
光差す窓から
寂しい夜に
部屋にいてくれた闇を見送る
眠りに感謝して
星のちり積もった小さな惑星で
光を浴びよう
「なかったことにしよう」
と言われて
黙って頷いた
そうかぁなかったことかぁと
帰り道電車の中
何度も何度も考えた
とても疲れていたので
座りたかったけど
井の頭線は混んでいて
つり ....
えんぴつの上についてる
消しゴム は

何を書いてるのか
知らないけど

間違いは 消す

正解も 消す
袖 の 小鶴 が 遠のく
こすれた城への 道 薄れ

つづられて ひろげられて
すすけた手 にじみよる矢

玉揺り篭の奥 くり抜かれ
流れに咲いた 冷たい刺青 

すすり ....
男の子を好きになると
いつも考える

この子はあのとき
どんな顔
するのかなって

試してみたくて
たまらなくなる
車窓の向こうが止まる
けれど流れている家や小道
その車窓のガラスに溜まっている
眩しい海は
俺と君が辿り着きたい瞳
そしてその光りに
その海に
今日は君の悲しみも揺れる

器用に生き ....
ういた いずみ の におい
さけた きせき の あしわ

なけよ むけた つ こどく
つよく ふれる ね あつい
どんよりとした激しいスピードで
こみ上げてくる感情
今夜もう少しで落っことすところだった
男の子の部屋ではいつも同じような音楽が流れてる
だから昨日の男の子と
今日の男の子が違っていたって
 ....
破りとって 
消えないという事に

みつけない
さらわれて

くず にした さっき
ぬるくなった キィ

叩き付けたいのに
整った 配列 に

とりもどして しまう
ひとみ  ....
ロボになりたい
目が光り
火を吹き
時を越えて
空を飛び
感情もない
どんなに辛くとも
人を傷つけず
自らの命を捨てられない
機械油を垂れ流す
ロボになりたい
かたやま なごる くれた つき
ふさがる やみの さする かみ

とほうに さとす ひかる あさ
つづれぬ えふで かこう むね
昨日は

君も僕も休みだった

二人で買い物にいって

お茶碗と箸を買ったね


僕が藍

君が紅


藍いお茶碗と箸

紅のお茶碗と箸


おそろいで兎の模様に ....
会ってご飯食べてチューしてそれから
恋人になりたいって
言われても
さらさら流れる感情をどこかでせき止めて
今日から恋人だなんてどこかおかしい
ちゃんちゃらおかしい
自然に恋人になれないの ....
スプーンに 乗っている
人待ち指 

のぞきこんでは
大きな眼ばかり

いたずらに
一周させて

どうしても
のみほしてしまいたい
ポーズは

さっき
はじめた
さちさんの自由詩おすすめリスト(907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
毛穴- チアーヌ自由詩805-1-10
回遊図書/表紙- 千月 話 ...自由詩8*05-1-10
しろ_もじ- 砂木自由詩4*05-1-10
滑走- 砂木自由詩8*05-1-9
- 砂木自由詩3*05-1-9
ねこにんげん(2)- 暗闇れも ...自由詩5*05-1-8
ゆめ- 暗闇れも ...自由詩4*05-1-7
夢中- 砂木自由詩6*05-1-5
- 暗闇れも ...自由詩3*05-1-4
かわる_- 砂木自由詩5*05-1-4
あさひ- 砂木自由詩3*05-1-3
どうでもいいようで極めて重要な考察- 千月 話 ...自由詩7*05-1-1
そえ_ひわ- 砂木自由詩6*04-12-29
太陽のもの- 砂木自由詩5*04-12-29
初雪- 暗闇れも ...自由詩1*04-12-29
ちみで_雪- 砂木自由詩13*04-12-26
惑星- 暗闇れも ...自由詩1*04-12-26
なかったこと- チアーヌ自由詩1304-12-21
さかさま- 砂木自由詩9*04-12-21
になう_無- 砂木自由詩8*04-12-17
実験- チアーヌ自由詩8*04-12-16
- 純太自由詩504-12-15
- 砂木自由詩4*04-12-15
男の子の部屋ではいつも同じような音楽が流れてる- チアーヌ自由詩804-12-14
- 砂木自由詩4*04-12-14
Mタイプ- 暗闇れも ...自由詩5*04-12-11
あびる_ほし_に- 砂木自由詩6*04-12-10
★118_ハシト、チャワン- 貴水 水 ...自由詩5*04-12-8
恋人になりたい?- チアーヌ自由詩10*04-12-7
さら_さら_さら- 砂木自由詩10*04-12-1

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