すべてのおすすめ
良いものは
良いものだろう
良いからな
ズッタずたダズン
コーヒーの夜
カモン
ぺけぺけは
ぺけまる
ぺけ印
ズッタずたダズン
それが無料なら
どうなって ....
ねぇ 君 帰る所はあるの
僕は突然聞かれたよ
旅人の僕は
あちこち彷徨う僕は
帰る所はないよ
帰れる場所がみつからない
君を失ってから
誰かに愛されいるのに
帰 ....
あのとき
砂利を枕に漂う水流と
俺が足下で鳴らす砂利の音で
陶然していた君の瞳の
行方は桜が風と奏でる
デッサンだった
そしてそんな君が
俺の肩にも
頭をのせてくれれば
・・ ....
限りある人生だからいとおしい
限りある命だからいとおしい
ひらひらと舞い落ちる桜に
くちづけして
我が人生を祝ってあげよう
精一杯生きたと
褒めてあげよう
桜の季節に生まれたから ....
眠りについたきみのそばを
顔も名前もないものが通り過ぎる
祝福のように
ほしかったのは
花でも香料でも焔でも雷鳴でもなく
星をちりばめた苦悩のようなもの
「悲しみを盛る器」
いの ....
入院病棟の生暖かい清潔な
空気を吸いこみ眠る
窓の外に見える
看護師寮では
真夜中にドアが何度も開閉する
夢を見るほど深くは
眠れない午前三時
静かに誰かが走り
病室の前を駈け抜ける
....
俺があなたに惹かれたのに
訳なんて無いさ
あなたは
そっと
俺の背中を押してくれた
その時
俺が羽ばたくことが出来れば
こんなに辛くなかった
あなたも俺 ....
もしも
出来るなら
お前に
説明したいことは山のようにある
聞いて欲しいことも
聞かせて欲しいこともあるぜ
それは
俺にとっては説明でも
お前にとっては ....
夜になろうとしている
駅と小田急線
歩いて歩いて
一体ここはどこ
線路が遠くに見える
でも見える程度には近い
もっと離れたいけど
離れたらもとの場所に
戻れそうもない
知らな ....
わたしの
みじかい
じだいのなかに
その
じだい、じだいの
なかまがいたよ
わたしが
えらんで
すすんで
きたみちに
あなたも
ちがうみちから
ここへ
きたんだね
....
ウェディングケーキを
ウェディングおにぎりにする総家族に
まだ巡り会ったことがない
こんなキテレツな日本なのに
いっぱい披露宴も出席したのに
本当はおにぎりにしたい人
....
顔が埋めこまれるような パック
洗い流して・・・
化粧水 ぱちゃぱちゃ。
「充分、きれいな肌じゃないか。」
そう なげかけた言葉も
乳液ぷちゃぷちゃに つぶされ
「おい、 ....
小さな傘だけど
お前ひとりくらい入れるぜ
俺は
何も話さないかもしれない
俺は
前しか見ていないかもしれない
でも
お前を濡らさないようにする
持ってな ....
あいつが男か女かなんて
今の俺には
関係ない
互いに本音をどこまで言えるか
互いに
嫌なところを
どこまで許せるか
今の俺には
それが
大切なんだ ....
今日はとても疲れてしまったので、
あなたに会うことはできません。
あなたのことが好きなので、
あなたに会うと
わたしはとてもカロリーを使います。
とりあえず、25メートルプールを
5往 ....
僕は
名前を呼ばれたような気がして
君に呼ばれたような気がして
振り向いた
薄紅色の花びらが1枚
ひらひら
ひらひら
落ちてきた
僕は
あわてて
....
地球がまるいのは
みんなが平等にお日様を見れるようにするため
地球がまるいのは
いろんな人とお話をするため
みんなが自由に生活するため
争うためにまるくしたんじゃなくて
喧嘩するために ....
疲れた体を横たえる
君の上に
疲れた体を横たえる
君の肌と僕の肌が合うように
隙間の無いように
君を抱いて眠る
やっと
幸せだと思える
やっと
気 ....
誰も分かってくれないと
出来るだけ軽く呟いて
アスファルトに転がった
ビールの空き缶蹴り上げる
それは闇に吸い込まれ
遠くの方でカランと鳴いた
目を{ルビ瞑=つむ}っても歩けてしまう
....
抱き締めると
温かい
生臭い
小さい
にこにこ
作るのは
とてもかんたん
目をとじて
受け入れる
いろんなこと
目をあけていては
だめ
明るい朝に
プリン食べてね ....
さくら さくら さくら
さくら 咲く
サ 暗さ 苦。
年年歳歳花相似たり というけれど
さくら の 花の色 の
なんという まばゆさ。
還暦を過ぎて二年
さくらを見なかった。 ....
地球に一番多い花は 桜
そう思えるほど あちらこちら桜
菜の花畑に行ってしまえば
世界に一番多い花は そう それ
そう思わせる力に浸る
事実とは違う世界に居るということについて
....
昨日のコーヒーカップと
今日のコーヒーカップと
うわ のそら
明るい 色に染めた髪
みせられない から
束ねた
地図 を書いて ゆく
春 の 息吹
....
病院の待合室で
楽しげに話してる人達
顔なじみなんだろうが
病院だぜ
俺は覚悟はできれるけど
何度も救急車の世話になって
覚悟はできてるけど
胸がどきどきする ....
踊り子ですか
赤い靴を履いて踊り続ける踊り子なのですか
罪ですか
わたしは罪を犯しているのですか
だから死ぬまで
この足を切り落とすまで
踊り続ける踊り子
この恋はわたしの独り芝居
舞 ....
自由が欲しいと、どこかの王様が嘆いていました。
監視もなくて、好きなところへいつでも行けて、
国民の為に、要望を叶えたり、苦情や文句を聞いたり。
子供たちの為に、遊具や環境や学校のことを考えたり ....
きみの涙は
ぽろぽろこぼれて
真珠になった
ダイヤモンドみたいに輝かないし
エメラルドみたいに色鮮やかじゃないけど
とても
きれいだ
きみにとっては
良 ....
友人の部屋の隅っこに
ネジが一本転がっているので。
「このネジ何?」
「どうやら俺のものらしい」
拾い上げて見ると確かに友人の名前が書いてある
「そりゃそうだろう、お前の部屋に落ちて ....
唐突に
襲い来る淋しさ。
全身
悪寒に震え
奈落の底へ
足元から崩れ
途徹もない空虚。
この感覚
何もかも
空しい。
欲望が消え
世界が消え
立ちすくむ。
....
地下鉄の駅のホームで
私はずっと待っている
ただ立ち尽くす私の前を
もう何本もの電車が通り過ぎた
しかし自分の本当の行き先を
私は未だに見付けられないでいる
電車はホームに止まる度
....
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