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今夜、夜の監視人は居眠りしている
こっそり君を連れ出して
街中で口づけを重ねよう
愛でこの街中を満たす位に

下手な誓いを交わすより
君のその薄い唇に口づけを
二人を今見つめているのは
 ....
時に感情の起伏は
生活をうまくこなす一番の邪魔者になる
現実と想いは結構いつも一致しなくて
だからできる限り叫ぼうとするけれど

感情の起伏が収まると

叫びは気の迷いだと収束させてしま ....
砂の城の扉を閉ざし
周りの気配をうかがって
もう安全だと確認してから
私はやっと仮面を剥がす

鏡に映った自分の姿を
見慣れぬように私は見つめる
しかし、そこにいるのは
誰にも見せない ....
二人の体は冷え切って
凍えた窓を滴が伝う
君が書いた僕の名前
そっと流されていく

「初めてなの」と
つぶやいた君
愛しくて抱き寄せた
君の肩 震えてた

ささやかな愛を
壊さな ....
俺のラフィーネ

小さい頃は

俺の後を付いてきてばかりいた

遊んでやらないとすねた

大人になってから

お前が

愚痴を言ったり

弱音を吐いたのは

聞いたこと ....
今日は雨だな

職場に

自転車で通っているあなたは

不便だろう

俺は暇なのか阿呆なのか

あなたのことを心配している

こっぴどく

ふられて

電話も

留 ....
正気なうちに 帰ろう

まっかな顔で 父さんが
にこにこ と ひそっと 言う

あはは と 笑いながら
母さん に よっぽど 言われたな
私は 濃いめの お茶を入れる

 ....
難しい言葉
印象に残った言葉
単に明るい言葉
全てを包含してしまうような言葉
誰からも批判を受けにくい言葉

もう誰も使わないで
どんどん目をつぶりたくなる
おだやかなのに
おだやかでない
雲の陽の今日
この翳りの日
聞こえくる歌
不思議な歌



矢をつがえることなく
矢を放ち
届くことなく
消えゆく軌跡
向かう先なく
散 ....
お前は

あんなに話したことを忘れたか

楽しかった日々も忘れたか

用心深い俺は

なかなか人とうまく関われなかった

お前とは

すぐ

打ち解けたのに

お前は自 ....
俺は

弱虫なんかじゃないけれど

涙が出そうなことはあるぜ

こらえることしか出来ない

あなたのことを想い出し

なぜ結ばれなかったのか

悲しく思う

帰りたいけれど ....
風が歩いていきます
夏の薫りを身にまとい
森の上を歩いていきます

風が歩いていきます
雨の匂いをひきつれて
海の上を歩いていきます

時に涙をかわかし
時に私の敵として
時に私の ....
ひとりの子が
ひとつの楽器の生まれる様を見ている
作るものも
奏でるものも去ったあとで
子は楽器に愛しげに触れる
おずおずと うずくように
楽器は
花になる



新しい言 ....
生きているのがつらい

お前はそう言って

涙を一粒流した

俺だって

生きているのはつらいぜ

だけど

花をみて綺麗だと思う

月をみて心安らぐ

星をみて願いを ....
今までにどれ位の人達が
私の前を通り過ぎて行っただろう
何かを与えてくれる者もいれば
何かを奪い去って行くだけの者もいた

でも今となってしまっては
そんなことはどうでもいいこと
さっさ ....
あちこちに月がひそむ夜
銀を一粒ずつ踏みしめて
雲をあおぎ歩みゆくひと


月の手は風
月の火は雨
ただなごむ
死のように



いのるひと いるりひと
いるり ....
クローバーの海に沈みながら
流れてゆく雲を見た
雲がちぎれ また別の雲に繋がり 空の色に染まり 風に操られる
疲れ果て
クローバーの海に身を任せ
四葉を探すついでに
忘れていた涙を地球にあ ....
鳥のように空を飛び
羽を広げ雲に身を捧げて
月の光に染まり
夜を夜と感じ
一日を一日と感じ
全てが自己責任である自由を手に
広い世界へと解き放つの
黒い羽は闇に染まり
逆さまの世界が私 ....
音の無い空
音の無い花
近づきながら 離れながら
混じることなく
川の上に重なる川
川を映す川をゆく


花に触れ
鎮む流れ
陽は分かれ
影は過ぎる
花は音 ....
非現実世界と現実世界
狭間に捕われの身
いたい
頭から脳を吐き出して
腸をしっぽみたいに引きずって
サルになる
人間にない苦しみに目を瞑って
不恰好なサルもどきになる
人間にはなれない ....
スミレの花の砂糖漬けを一つ口に

舌先で触れる
とろりと甘い
真っ暗な静寂の世界で孤独な二人が音を作る
朝になれば羽が体に滑り込み軽くなる
見えない羽が元気をくれる
誰でも持ってるふわふわの羽
眠ると白い獏が届けてくれるよ
朝、色とりどりの見えない羽が舞う駅のホーム
夜、千切れた羽が星空に吸い ....
都会の夕方は

人の波だよ

みんな無表情だ

悲しいことも

つらいこともあるはずなのに

あなたも

この人の波にいるのか

俺に

あなたの心の傷を見せて欲しい
 ....
きんいろだねすべてがうつくしいね
もちろんきみもだよ
ほんとだよ
たまにしかこんなこといわないからね
ちゃんときいといてね
うそはなるべくつかないからね
たまにささいなくだらないことをかく ....
立ち尽くす
波のしずくは
指からこぼれて
あの人の命
永い別れを
私に告げる

見えなかった
思い出
聞こえなかった

けれど消えない
指先の感覚

窓の外
首をかしげ ....
張り裂けそうなこの心を
必死に抱えて歩き続けた
誰もが安息の地を求めているのに
どこにも止まることを許されはしない

地下鉄の風に吹き上げられて
薄っぺらい仮面など剥がされた
ただ立ち尽 ....
僕は君を諦めてしまった

諦めなかったら

同じことだろうね

君が離れて行っただろう

思い通りに行かなくて
願ったように進まなくて

君はイライラしてきた

僕は自分の中 ....
田舎の小さな駅に

僕と君の靴音だけが響く

君は今にも泣きそうに言ったね

もう少しいられないの

東京に帰るのは明日でいいでしょ

そういうわけにはいかなかった

まとまっ ....
キミが嘘をついた

キミが嘘をついた

キミがまた嘘をついた

ボクはキミが嫌いだ

ボクはもうキミを嫌いになったから
何度もキミを捨て去ろうとした

なのに どうしてキミは
 ....
君に借りた

えんじ色のマフラー

返さないまま

春になってしまったね

君に借りた

えんじ色の傘も

返さないままだね

今日は雨降りだよ

君はこの

えん ....
さちさんの自由詩おすすめリスト(907)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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村祭り- 砂木自由詩15*04-5-10
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ノート(不思議)- 木立 悟自由詩704-5-9
☆124_コウカイ- 貴水 水 ...自由詩6*04-5-9
☆123_ヨワムシ- 貴水 水 ...自由詩3*04-5-9
風の散歩道- 春日野佐 ...自由詩504-5-8
器の子- 木立 悟自由詩1204-5-7
☆121_ヨゾラニネガイヲ- 貴水 水 ...自由詩6*04-5-6
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ノート(夜野原)- 木立 悟自由詩404-5-5
緑の海- 暗闇れも ...自由詩10*04-5-5
こうもり- 暗闇れも ...自由詩6*04-5-4
降り来る言葉_XIII- 木立 悟自由詩904-5-4
サルもどき- 暗闇れも ...自由詩2*04-5-3
砂糖漬け- 暗闇れも ...自由詩2*04-5-3
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☆120_アナタノ…キズ- 貴水 水 ...自由詩3*04-4-30
きんいろだね- 千翔自由詩304-4-30
宵闇幻燈- 春日野佐 ...自由詩504-4-29
始まりは何度でも- 快晴自由詩10*04-4-29
★73_ボクノ…ジシャク- 貴水 水 ...自由詩3*04-4-28
★72_エキ- 貴水 水 ...自由詩8*04-4-27
壊れた時計- 千月 話 ...自由詩2*04-4-27
★71_エンジイロ- 貴水 水 ...自由詩3*04-4-27

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