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あの日
しかられて家を飛び出した少女の私は
夜に足をとられて川べりに一人
飲み込まれるのが恐くて泣いた
もう誰も私を見つけない気がした
一人分の砂利の音は
風に揺れる荒れ草の音に
さ ....
色は午後から塗りましょうと告げられ
私は途方に暮れてしまった
先生、
この鉛筆でなぞるべきものなど何処にも見あたりません
という小声の訴えは
38分の1の軽さでもって
上着のポケットに ....
さちさんの石畑由紀子さんおすすめリスト
(2)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ほたる
-
石畑由紀 ...
自由詩
7
04-2-7
線の風景
-
石畑由紀 ...
自由詩
8
04-2-7
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