すべてのおすすめ
あの日
しかられて家を飛び出した少女の私は
夜に足をとられて川べりに一人
飲み込まれるのが恐くて泣いた

もう誰も私を見つけない気がした
一人分の砂利の音は
風に揺れる荒れ草の音に
さ ....
色は午後から塗りましょうと告げられ
私は途方に暮れてしまった

先生、
この鉛筆でなぞるべきものなど何処にも見あたりません
という小声の訴えは
38分の1の軽さでもって
上着のポケットに ....
さちさんの石畑由紀子さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ほたる- 石畑由紀 ...自由詩704-2-7
線の風景- 石畑由紀 ...自由詩804-2-7

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する