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***


ぼくに優しい時間と言葉が

さよならのむこうで
足踏みをしている


***
産まれたのは透明な冬
冥王星のなまえをもらった



彼女は海に飛び込む
後姿は蝶の背骨
白い指で息を止めても
朝はきっと来ない
細い髪がやわらかくゆれる
スローモー ....
置き去りにされた僕は
改札から出れずに未だ夏を探している

葉っぱが紅くなるのは夏の名残で
太陽を映しているらしい

君の時計は三秒だけ僕より早く進んでいるの?

冷たい風は快速電車が ....
君を失って今
僕が未だ僕であることに驚く

ロータス 月の音 夜の鼓動
 十字架 海の香 君の鼓動 
  真っ赤な林檎を頬張って
   ロックンロールと銀の波
    
明るみが つぶやく
影が出来ていて

潅木に 優しい陽光が
密かに 染み渡って

今日 静かな作業を編む

コスモスを風は包み
清涼な空気は
明るさを溶かし込む
ソーダ水の輝きで ....
旅先の古い駅舎の木椅子に座り 
彼はなにかを待っている 

別段何があるでもなく 
時折若い学生達の賑わいに 
花壇の菊の幾輪はゆれ 

特別おどろくこともなく 
杖の老婆はゆっくり横 ....
もし僕になにがあっても
君が助けてくれるんだと
そう甘えていた そう信じていたんだけど

いざとなりゃ君は消えていて
どこにも倒れ込めずに
受けた傷が広がっていくばかりだよ

恋の ....
彼女があらわれた

可愛い

彼女は身構えるよりも早く 別れの呪文を唱えた


彼女の口撃

 あたし ほかに 好きな人ができたの






コマンド>?
 ....
川の終わる場所で
雨が止むときの風が吹く
旅が終わろうとしている
ちょっと長めの草を引き抜いて
ひらひらと振り回しながら
流れの方向に土手を歩いて
遠い雷鳴にも耳を澄ませる
波は流れ出よ ....
悲しいくらいに青い青に泣きそうになった
忘れられた様な鉄道の線路
遠くまで見えるその先に浮かぶ海
空とと混ざり合った青は
果てし無い奥行き
永遠に届かない青
 詩なんて書けないと泣いた T

 恥ずかしがりながらも書いた H

 出逢う前から詩的な言葉をこぼしてた M

 言葉の代わりに花を生けて返した N

 綺麗な声で唄った Y

 ....
キミが寂しいとメールをくれた。

ボクは泣きたくなるほど嬉しくて

ふさげてキミをからかう。

12個目の記念日が僕たちを包む。
もみじが降ったらもみじ雨

木枯らし吹いたらもみじ雨

散りゆくもみじは慈悲深い

秋を大事に抱いてる

大事に抱えて舞っている

冬にその身が凍えぬよう

春に花粉にまみれぬ ....
ただ君の胸にはいつだって真実がありますように 罪を犯した私が
どこへ逃げようとも
誰の許しも乞うことはできない

たとえ誰かが許してくれたとしても
何も変わらない
置いてきた事実は
過去の中

あなたでさえ
私を許してくれるは ....
似合わないことやってやろう

心にもないこと言ってやろう


本当のじぶん、なんか存在しない

生きてゆくこの宇宙の法則に

どおんと我が身を任せてしまおう


似合わないこと ....
 
 
 
花の命の儚さを見て
人が泣くように
人の命の儚さを見て
地球は泣いてくれるかな
 
 
 
ほんの10年くらい前。

ケータイなんて持ってなかった。

ケータイすら流行ってなかった。

あの頃、どうしてたっけ。

ひとりぼっちの時。

誰かにメール。

誰かに電話。
 ....
現在という塊の中から
わたしの輪郭だけを残して、わたしが
蒸発していく
夕暮れの空は赤く発光し、届かない高さで
じっとして居る
いったい、わたしは何に忘れられたのだろう



浮遊す ....
延ばした手の隙間が
ぽろぽろと泣いている
おどおどしたのは昨日のこと
今はなにも感じない
 
隙間に有る目は
人と目を合わせるのがこわいのよって
思春期の少女みたいな事を云う
携帯依存 ....
教室の斜め後ろの席から
窓の外を眺めるふりして
本当は君だけを見ていた

机の隅に書いた相合傘
先生が通るたびに隠して
ずっと君の事を考えていた

それだけで良かった
 ....
最後に口にした紅茶は
裏切りとアーモンドの味
苦しくて床に倒れこんだ
貴方の顔が歪んでいく


それは許されない関係だった
貴方には婚約者も子どももいた
いつかは別れてくれると信じて
 ....
アルコールの勢いで

口にした本音は

居眠りしたあなたの前

泡になって弾けた

頬が熱いよ
散るよ 散る

私がここで散る

そして 夜の闇に消える

私がいたこと 誰か覚えてる?

涙を流しても 誰も悲しまない

いつの間に こうなったの?

夜の街がよく見える 高 ....
雨の名残は道の脇だけ
夏の名残は枯れた茎だけ
出した手紙の返信気にして
閉じたまぶたに弱気が群れる


携帯電話をいじくっていると
未整理のアドレスで肩が凝る
慣れた名前を ....
まさか

あいつに「愛してる」なんて 言ってないよね

もし そんなこと言ってたりしたら
きっと 笑っちゃうよ  笑いすぎて涙がでてきちゃったりね

想像しただけでも ....
キミと一緒に居る事で
あの日々が煌きを失うのなら
キミの首に手を掛けてでも
僕は守りたい
まだ今なら間に合うはず
だから、

その眼に映るのは
いつだって僕だけでいたのに
他の誰も立 ....
すきなひとの
はじめての恋人は
十も歳上の人だった
彼女には恋人がいた
それでも愛があったのだと、彼は言った


その
立ち入り難い
聖域のような空間から
彼を離そうとして
煙草 ....
最近ろくなもん食ってないから
なんかちゃんとしたもん作ろうと思って
麻婆豆腐作ったら滅茶苦茶うまくて
そのうまさときたら無駄にうまいというか
激スパイシーっていうか鬼スパイシーで
でもどこか ....
あんなにも苦しくて
忘れられずにいた
君を置いて

いともたやすく
僕は笑えている

振り返るその先に
君の姿はもう
失くなっていた


夕暮れ

青い雲 ....
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