すべてのおすすめ
悲しいなら泣いてよ

水音で泣き声をごまかすから

逆様にした時計の砂は

またさらさらとこぼれる


残された時間にたくさんの

「おかえり」を伝えてゆくから
アルコールの勢いで

口にした本音は

居眠りしたあなたの前

泡になって弾けた

頬が熱いよ
穴を掘り続けたのは
きっと寂しかったから

ひとりぼっちの夕方を
埋めてしまいたかったから

今はわかってる
あの頃も 今も

円形の砂場から
立ち上がれないの
風音さんの衿野果歩さんおすすめリスト(3)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
神様のおかえり- 衿野果歩自由詩4*08-5-17
センチメンタル・ソーダ- 衿野果歩自由詩107-10-20
5歳3ヶ月- 衿野果歩自由詩407-8-26

Home
すべてのおすすめを表示する
推薦者と被推薦者を反転する